山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

自民党 あまりにせこい。100万円寄付問題で偽証罪に問うという

2017年03月31日 23時55分33秒 | Weblog
森友学園問題について、自民党は真相糾明を妨害しながら、国政調査権を真相糾明ではなく自分の思惑のために使おうとしている。政権政党としての風格も何もない。しかもその中身が実にせこい。
そもそも自民党は籠池氏の参考人招致さえずっと拒否してきた。その理由が民間人であり違法性もないと。籠池氏が補助金獲得のために虚偽の建築費を計上していたことがわかっていたのにだ。ところが、首相から100万円寄付の発言が出たとたんに、首相を侮辱したといって、一転して証人喚問に出た。喚問では100万円授受の様子があまりに生々しく、そこに虚偽はないと思わされた。しかし自民党は、嘘だといい、この点に絞って国政調査権をつかうといい出した。真相解明のためではなく、籠池証言の信用性を落とすために国政調査権を使う。本来両議院がもつ権限を党利党略に使おうという。憲法の精神を理解していない。  
 郵便振込をしたのが職員だと証言したのは偽証だという。確かに、山本一太予算委員長は、「用紙に記入し振り込んだのは事務職員だというのは事実ですか」というような聞き方をしたのに対し、籠池氏は「事実でございます」と答えた。振込用紙は学園の手持ちの用紙だから、事前に妻が書いたのは筆跡からわかる。それを修正テープで消して森友学園と書いたのは事務職員だ。達筆の妻とへたくそな事務職員の字との違いは一目瞭然だ。自民党は国政調査権を使って、日本郵便から振込用紙の原本を請求して筆跡鑑定するという。そんなことに国政調査権を使うなら、真相糾明のために財務省、国交省の廃棄逃れの関係資料をあらいざらい提出することと抱き合わせでやったらいい。
 原本請求しなくてもコピーでもわかるのに、あえてやるのは、偽証罪に問うにはコピーではだめだということだろう。書いたのも振り込んだのも職員というのは嘘とはいえない。修正して下手な字で森友と書いたのは妻ではなく職員なのだから。
 自民党そして首相官邸のやっていることは、実にせこい。100万円をもらい、振込をした当時は安倍氏とは蜜月時代だったから、この振込用紙こそが100万円の証拠だ。8億円ダンピングの真相糾明は徹底妨害しながら、揚げ足取り的なことにきゅうきゅうとしている姿はおかしくもある。
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種子法廃止法案 衆院通過 。遺伝子組み換え種子をのさばらすな

2017年03月29日 09時39分56秒 | Weblog
主要農作物種子法の廃止法案が3月28日の衆院本会議で自民・公明などの賛成で通過した。この小さい記事を『赤旗』で見つけた。『朝日』を見たが載っていない。なぜかと思ったが、衆院通過だからまだ載せていないとわかった。しかし通ってからでは遅い。『赤旗』が警鐘の意味で乗せたことは立派だ。同時に解説の特集記事も載せた。
種子法は、優良な種子の生産・供給に都道府県が責任をもつように義務付けている。共産党は、同法の廃止によって、安定的に機能してきた種子の生産・供給体制が崩壊し、外資系多国籍企業のもうけに利用される恐れがあると批判したと報じた。
まさにその通り。各地方の伝統品種がとだえる危険とともに、モンサントなどのアグリビジネスによる世界の農業支配の恐れがある。いまでもアグリビジネスの種を使うと、その実を種にしても次が実らないものに種子が操作されている。かならず、毎年種を買わないと農業できないように遺伝子操作がされている。現実が、農耕を始めて以来の農業の仕方が崩されている。それを各県の農業試験場が、最後の防波堤となって、種子を育成しているのを、その防波堤を壊せというのが、政府・自民・公明のねらうところだ。アグリビジネスへの利益供与とTPP推進のためにこんなことまでやる。やがて、遺伝子組み換え作物に、世界も日本も席巻されるようになる。
安全な伝統農産物の種子を国の責任で守る制度を破壊してはならない。
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8億円値引きの根拠は虚偽、ごみ混入率47・1%は嘘だった

2017年03月27日 15時12分34秒 | Weblog
 財務省は森友学園に国有地を9割引き、8億1900万円を値引きして売った。3月15日に籠池理事長が国有財産審理室長・田村嘉啓氏に会ってから1か月後の4月14日に大阪航空局はごみ撤去費用を8億1900万円と算定した。6月20日には、これが値引きされ1億3400万円で売買契約が成立した。神風が吹いた。
 財務省による8億円値引きは、国民の財産を不法に払下げし、主権者たる国民に損害を与えた背任罪だ。
➀中道組が2015年7月から12月まで地下3mまでの土壌改良工事と地中障害物撤去工事をおこなった。代金は1億3176万円。3mまでの撤去工事をしたのに、再度ごみ撤去費としてくい打ち部分で9・9m、その他の部分で3・8mの撤去費として、8億1900万円を計上した。しかし、3mまでは完了していたはずだ。ところが、財務省のいい分がふるっている。中道組の工事では3mまでのアスファルト、コンクリートガラ、排水管などの撤去は行ったが、建材やプラスチックなどの廃材はやっておらず、3・8mまで撤去を行う費用の計上は二重計上には当たらないと。でも、アスファルトやコンクリートは撤去したが建材やプラスチックは残した?そんな撤去工事があるのか。財務省によれば、とにかく、くい部分は9・9m、その他は3・8mまですべてごみ撤去をする、その費用が8億だという。3mまでは完了、あと80cmで8億円というのはいくらなんでも成り立たない。だから3・8mまですべてやり直すということで計算が成り立つというのだろう。
②でも、8億円にするための計算では、土とごみのふるい分け、ダンプでの搬出、処分場の費用などの合計で8億円にするためのごみの量が、1万9500トンだ。そのために、土の中でのごみの比率を47・1%にせざるを得なかった。ごみの比率が47・1%とは驚異の数字だ。ごみと土が半々だ。見た目ではごみばかり、ごみの山だ。これが3mまでは完了していたとなると、あと80cmはごみ100%、いや百数十%がごみでないとつじつまが合わない。いかがわしいことこの上ない数字だ。多くの人が、埋め戻しがばれて土とごみのふるい分けをしている映像、手でビニールや木片を取っている映像を見た。あれをみてゴミの比率が47・1%だとだれが思うだろうか。嘘がまるわかりだ。
③3月24日の参院予算委で共産党辰巳孝太郎議員が、ごみの問題に切り込んだ。2015年5月の定期借地契約の時の不動産鑑定書ではごみの処理費用は7000万だったのが、じっさいの処理は1億3176万円かかった。ところが16年6月の売買契約ではさらに上積みの撤去費が8億円。辰巳氏がこれを高いとは思わなかったのかと問うたのに対し、当時の近畿財務局長の竹内良樹氏は「航空局は経験と知見を持っているので、適正に算定されている」と平然と繰り返した。証人喚問でないのをいいことに平気で嘘をつく。適正に算定とは掛け算に間違いがないというだけだ。
 辰巳氏が9・9mまでまでごみが存在する根拠は何かと尋ねると、国交省の佐藤善信航空局長は、「くいの掘削工事の過程で廃材が発見されたと報告を受け、業者のヒアリングで廃材などを含む土が広範に積みあがっていることを確認した」という。9・9mから出たわけではない。積みあがっている土は見たのだろうが、その47・1%がごみだったとはいっていない。いうことはできない。47・1%の混入率だったら、積みあがった土はゴミだらけで周辺住民から苦情が殺到しただろう。
④辰巳氏は、森友の地盤調査報告書を国立の「産業技術総合研究所」に地質分析を依頼した。その結果、3mまでは人工的に埋め立てられた土で、それより深い部分が天然の堆積物だそうだ。9・9mあたりでごみが出ないのは常識的な話で、9・9mまでごみが存在するという国の計算は客観的根拠がないという。科学的に見てくい打ち部分9・9mまでごみでいっぱいというのは全くのでっちあげということだ。3mまでは地層的にごみはあり、3・8ではない、まして9・9ではありえないというのが結論だ。
⑤結局、くい打ち部分9・9m、それ以外3・8mまで47・1%の比率でゴミだらけというのは、絶対ありえない架空の話だということだ。これを出発点にして、ごみの総量を計算し、ダンプの台数を出し、処理費用を計算し、ということで8億1900万円が算出された。信憑性ゼロのでっち上げの数字だ。
 これが「適正に算定されてございます」と繰り返してきた佐川理財局長も虚偽答弁、参考人の2氏も虚偽答弁だ。
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ゼロ回答ではない、8億円につながる超満額回答だ

2017年03月26日 22時45分38秒 | Weblog
証人喚問で籠池氏が示した首相夫人付き政府職員・谷査恵子氏の2015年11月17日のファクスが昭恵氏と谷氏の関与を指す証拠となった。
これに対し安倍首相や菅官房長官は、谷氏が個人的にやったものだとか、ゼロ回答の内容だから何も問題はないといって、火消しに躍起だ。
だが、政府の言い訳は通用しない。
①籠池氏が昭恵氏の留守電に入れた後に、谷氏に封書を送った。谷氏はそれを受けて昭恵氏の意向を受けて財務省に問い合わせをした。その際、秘書の谷氏が昭恵氏の意向を確かめることなく勝手に動くことなど、官僚の世界ではありえない。菅官房長官は谷氏が勝手にやったことだというがとんでもない。夫人にもすでに報告していることをファクスに明記している。
②谷氏の回答が「ゼロ回答」か。政府の手元にある手紙の中身は公表されていない。だが谷氏の回答ファクスから要望は4点だとわかる。ゼロ回答なら4点すべてがゼロなのか。
1)10年定期借地の是非。回答「これ以上の長期定借は難しい状況」
2)50年定借への変更の可能性。回答「社会福祉法人への優遇措置は特例で、対象を学校に拡大することは現在検討されていない」
3)土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する賃料の扱い。回答「土壌汚染の存在期間中も賃料が発生することは了承済み。撤去に要した費用は買受の際に考慮される」
4)工事費の立て替え払いの予算化について。回答「平成27年度予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行なう方向で調整中」
 確かに定借の延長については、安倍首相のいうようにゼロ回答だ。だが3)4)についてはゼロ回答ではない。
 まず4)について、28年度予算で調整中ということは、その方向でことをすすめているという100%の回答だ。しかも4月6日という年度開始早々に1億3176万円が支払われた。最優先という扱いだ。問題は、ごみが埋まっていたからといって、国はそんなに甘く支払いをしてくれるわけではない。私のブログの3月4日付けに、大阪市中央区の保育園が開園に際し、700㎡2億4500万円の国有地買取を紹介した。建物撤去・がれき処分で1670万円を買主が負担したが、後でさらにがれきが出てきて300万円追加負担が出た。これを近畿財務局に賠償請求したが、いまだに未解決。国は支払ってくれない。森友学園への扱いとあまりの違いにおどろく。
 つぎに3)。「撤去に要した費用は買受の際に考慮される」とある。これは重要だ。買受は当初8年後と想定されたが、突如4か月後に浮上した。3月24日買取希望が出され、6月20日8億円値引きで契約が成立した。神風が吹いた。中央区保育園への冷たい態度と森友学園への異常な温かい態度との違いはどこから来ているか。安倍昭恵さんの意向を受けた官僚の働きかけから新しいレールが敷かれた。
 谷氏が問い合わせた財務省国有財産審理室長・田村嘉啓氏が、4か月後の3月15日、安倍昭恵案件の当事者・籠池氏と面会することになる。結果として8億円が値引きされたことは、ゼロ回答どころか、満額回答、いや籠池氏が「想定外の大幅な値下げにびっくりした」といったように超満額の回答だった。
 安倍首相、菅官房長官のいい分ははずれている。
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安倍昭恵さんはじめ関係者は、土俵で証言すべきだ。でなければ反論は信用できない

2017年03月24日 10時27分17秒 | Weblog
● 菅官房長官や24日の安倍首相の国会答弁は、安倍昭恵夫人が100万円の寄付を渡した件について、「二人だけの密室で渡したというのは証明しようがないじゃないですか」などといっている。昭恵氏も昨日夜、初めてコメントを出した。いままで知らんぷりをしていたこと自体無責任だ。コメントでは、「私は、籠池さんに100万円の寄付金をお渡ししたことも、講演料を頂いたこともありません。籠池さんは、平成27年9月5日に塚本幼稚園を訪問した際、私が、秘書に『席を外すように言った』とおっしゃいました。そのようなことを行なっていない旨、秘書2名にも確認しました」と全面否定している。
 だが、これらはすべて、嘘をついてもとがめられない場所からのいわば「放言」にすぎない。ほんとにそう主張するなら、昭恵氏は国会に証人として出てきて、偽証罪のリスクを背に負って、言うべきだ。菅・安倍両氏も昭恵氏を証人喚問すべきだ。土俵に上がった籠池氏と、テレビを見ていてヤジを飛ばしている観客とでは発言の信用性に雲泥の差がある。判定は公正でなければならない。
 昭恵氏が、人払いをしたうえで、「ひとりに(小学校建設を)させてすみません」といいながら手渡した、その様子は作り話では思いつかない真実味がある。籠池氏は感激したがゆえに鮮明に記憶しているといえる。裁判では証言の信用性はこういう微妙なところを見て評価する。菅・安倍氏のように切って捨てることのできない中身がある。また昭恵氏がタクシーに乗った後、内緒にしておいてくださいとの電話をしてきたことも真実味がある。
● 昭恵氏のコメントで、彼女は「秘書二人に確認」と谷査恵子氏らを秘書として扱っていることに注目した。入省十数年の官僚を秘書として従えている人物は、どう考えても公人だ。大臣並みの扱いではないか。谷査恵子氏は、経産省から内閣府に出向し、首相夫人付を3年勤め、現在は中小企業庁在職。
● 昨日の尋問で最もどよめいたのは、籠池氏が昭恵氏を通じ谷氏が財務省に働きかけをしたことだった。2015年10月、老人施設だと借地契約が50年の扱いもあると知った籠池氏が、もっと長くならないかと昭恵氏に電話をしたが海外出張中で留守電に入れた。これが秘書の谷氏にふられ、谷氏は国有財産審議室長へ働きかけ、11月15日付けで返答をファクスした。昭恵氏にも伝えた。
 昭恵氏はコメントで、「土地の契約に関する(留守電は)、まったくお聞きしていません」「その内容について、私は関与しておりません」と述べている。これも全面否定だが、安全な場所からの発言であり、信用することはできない。みずから証人喚問を希望し、出てくるべきだ。籠池氏から谷氏へ手紙も出されているが、昭恵氏への電話と手紙の両方で推進力と内容伝達の要件が満たされたと考えるのが適切だ。
 返答ファクス2枚目には「撤去に要した費用は、第6条に基づいて買受の際に考慮される」というくだりがある。これは10年借地で8年を目処に買受をする契約のことを指している。その際考慮すると約束しているのだ。4か月後に、借地契約から買取契約に変更する際に、新たなごみが出ているのだから、考慮するという文言の実行が求められることになる。8億円値引きの伏線が4か月前にひかれていた。
 同じファクスの最後に、立て替え払いの汚染除去費用について、「平成28年度での予算措置を行なう方向で調整中」との回答がある。実際、2016年4月6日という年度開始後の最も早い時期に1億3176万円支払いがある。これは成果だ。 
● 近畿財務局が、籠池氏から強い要望で当該国有地の売買価格を非公表にしたことについて。籠池氏は、近畿財務局から公開非公開どうしましょうかと問い合わせがあり、どちらでもよかったが、とりあえず非公開でと返答したと述べた。公開原則の国有地売買価格をなぜ親切にお伺い立てるのか。なぜ特別扱いしたのか。安倍昭恵様の特別案件だからだろう。
● 籠池氏は、2016年3月から、急に状況が変わった、見えない神風が吹いたと思ったと証言した。この神風の実態はこれから暴かなければならない。しかしヒントは示されている。2015年11月に、内閣府出向の安倍昭恵付き官僚が財務省の国有財産審議室長に安倍昭恵案件の働きかけをしたその4か月後に、新たなごみ発覚を理由にした買取話しがでた。ここで安倍昭恵旋風が吹くことは容易に理解できる。ああ、あの安倍昭恵さんの案件だ、貸し付けから買い取りへとあらたな枠組みをつくるとなると、これは気合を入れてやらないといけない(自分の出世にもかかわる?)となる。谷査恵子さんのファクスには、「現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思います」と書いてある。谷さんのがんばる宣言であり、当方には国有財産審議室長も含まれるかもしれない。森友学園への国有地売却は、安倍昭恵様の特別な案件であることが本丸である国有財産審議室長には十二分にわかっており、神風の条件はそろっている。
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籠池証人喚問  おどろきの昭恵夫人関係

2017年03月23日 14時23分44秒 | Weblog
 2月23日午前の籠池証人喚問で、安倍昭恵氏関係でなまなましい証言があった。
・2015年9月5日の安倍昭恵氏の講演の前に、園長室で、昭恵比人が人払いをして二人になったところで100万円入りの封筒をくれた。それを金庫に入れて、週明けに職員が新北野郵便局にもっていった。
 ➡ 首相官邸や自民党は安倍首相も夫人渡していないといい、二人だけの場で渡したというのは証明する人がおらず、信用できないといっている。しかし証言の現場の様子は生々しく真実味がある。寄付を知ったその日の職員の様子を聞き取れば事実は確定する。昭恵氏が匿名にしてほしいとも言っていたのだから。
・2015年10月、定期借地の期間10年をもっと長くできないかを昭恵夫人に留守電にいれたら、谷さえ子さん(昭恵付きの公務員)から、財務省に聞いた結果、無理だという返事をファックスでもらった。
 ➡ 昭恵夫人からの口ききで財務省への働きかけがあったのはおどろきだ。
・講演料として10万円を封筒に入れ、感謝と書いて昭恵夫人に渡した。
 ➡ 安倍首相は講演料はいっさいもらっていないといってのに、もらっていた。ただし領収書なしで。
・昭恵氏が名誉校長をすぐに受け入れたかについて、1秒くらいで即断してくれた。
 ➡ 安倍首相は、名誉校長就任は、多くの人の拍手の前で雰囲気に押され、やむなくひきうけたといっていたのと反する。
・昭恵氏と妻とのメールは、2017年2月に22回、3月に15、6回だ。
 ➡ 問題が発覚したのちも、こんなに頻繁にやり取りしていたこと、昭恵夫人との関係が密であることに驚きを覚える。
・近畿財務局など各役所には昭恵氏が名誉校長だということは伝えている
 ➡ 安倍首相夫人昭恵氏が名誉校長だということを伝えておれば、これは希望がかなうように解決しなければならないと官僚が動くのは自然だ。
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安倍ジルドレン、田崎史郎

2017年03月23日 09時20分29秒 | Weblog
 安倍首相としょっちゅうお食事をし、首相官邸のあとおしでテレビ各局にコメンテーターとして渡り歩いているのが田崎史郎氏だ。時事通信特別解説委員という肩書だが、時事通信の名を使うことがいかに時事通信の信用を落としていることか。時事通信の歴史を台無しにしている。しゃべることすべてが安倍を持ち上げ、野党をけなすことばかり。安倍チルドレンならぬ、安倍ジルドレンだ。
 最近ABCテレビの「羽鳥モーニングショー」によくでている。そぐわない。「羽鳥モーニングショー」は、森友学園問題で時間をとって深く掘り下げた報道していて、多くの人に好感が持たれていた。ところがここ2週間くらい、田崎史郎氏が出演するようになり、安倍首相や自民党をあからさまに擁護し、野党に嫌悪感を抱くような解説をくりかえした。番組のこれまでの流れとは相容れない変な感じが充満した。
 籠池証人喚問がおこなわれる今日も田崎氏の言葉は同じ。田崎氏がこの番組に常連のごとく出るようになったのは、この番組が反安倍的な内容になっているとして、権力側からの圧力で押し込んできたのが真相のようだ。朝日放送の幹部が、それこそ首相官邸を忖度した結果だ。
 田崎氏は、毎回安倍持ち上げをこととしているので、次に日には新しい事実が出て、前日の発言がくつがえることもしょうちゅう。でも田崎氏は反省しない。
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安倍首相100万円疑惑、 虚偽答弁で辞任もの

2017年03月21日 23時39分45秒 | Weblog
 2015年9月5日(土)、安倍昭恵氏が森友学園の塚本幼稚園で講演した後、籠池理事長に「どうぞこれお使いください」「主人からです」と100万円手渡した。これに対して、安倍首相と菅官房長官は事実無根と否定している。事実はどうか。
 ひとつは寄付者名簿に、平成27年9月7日付けで100万円が「(法)森友学園」名義で記入されている。他は万の単位のなかでこれだけが突出している。
 もうひとつは、郵便振込票の存在がある。安倍側は、安倍を陥れるためのものだと攻撃する。この振り込票が最近つくられたものならば、現在の両者の対立関係からすれば、陥れるためのものということができる。しかし以下のことから、安倍のいい分は否定される。
 振込票には塚本幼稚園のすぐ近くの新北野郵便局長の9月7日の印があり真正のものである。最初、安倍晋三と書かれ、それはまずいと修正テープで消され、その上に森友学園と書かれ、局長員が押されている。2017年にこれをつくることは不可能だ。
 いちばん不自然なのは、100万円が発覚した時の、菅官房長官の動きだ。菅氏は、直後、安倍首相も安倍事務所も100万円は寄付していないと否定し、昭恵氏については確認中と発表した。携帯で確認すればすぐに決着するのに、何時間たっても昭恵氏の確認が発表されなかった。これが異常だ。推測するに、昭恵氏が勝手に100万円持っていって、「主人からです」と勝手に言ったと、私人と主張している昭恵氏に責任を押し付けることで押し通すことができるか作戦を練っていたのだろう。だからなかなか発表できなかった。
 ところが、野党議員が籠池理事長宅で聞き取りをしたあと、すこしづつ内容が漏れ、籠池氏は領収書は出していないことが明らかになった後、また昭恵氏の側でも100万渡したとき、領収証はいらないと伝えたことも確認できた段階で、全面否定作戦に出たのだろう。
 菅官房長官は明けて17日、「結果として領収書などの記録もなく、夫人個人としても寄付は行っていないということだった」と述べた。寄付していないのだったら、前日夕方には発表できたはずだ。1日遅れに疑惑が詰まっている。昭恵氏が「寄付金を渡したなら覚えているはずだが、まったく覚えていない」といったと、政府関係者が語った。籠池氏の喚問のあと昭恵氏も喚問すべきだ。
 100万円が事実ならば、安倍首相が「寄付集めにも協力したこともない」と国会答弁していたのに反し、虚偽を首相が述べたことで辞職に相当する。
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カモシカが民宿の裏庭に

2017年03月20日 23時48分28秒 | Weblog
 連休に野沢温泉に行った。椎間板ヘルニアほかの病気を克服して復帰したシーズンで3回目のスキーだ。今シーズ運最後。北大阪スキークラブのツアーで野沢温泉スキー場に行った。
 その宿で腰を抜かすような出来事にあった。早朝について朝食を食堂で採っていたところ、誰かが庭で何かが動くというのでいわれる方を見ると、えっ、もしかしてカモシカか?と一同がいった。じっくり見るとやはりカモシカだ。みんながいっせいに見ると、向こうもこっちをじっと見つめて動かない。動かないのは徹底していて、10分も20分も動かない。でもその間も口は動かしていて、カモシカの背丈に合う木の芽を咀嚼している。
 次の日も、3日目の今日の朝の食事の時にも同じ場所に陣取って、食べている。外湯にも行こうと11時に旅館に帰って庭を見ると、まだ同じ場所でもぐもぐしていた。朝昼兼用だったのかとおもった。
 カモシカは1000m以上の高山地帯の動物のはずだが、海抜600mの民宿街に日参するとは驚きだ。宿の人によれはしょっちゅう来るという。常連客だ。カモシカは割とふっくらしている。粗食なのに。雪上にはカモシカの足跡がくっきり残っている。スキー場の山から降りてきたのだろうか。スキー場にねぐらがあるとも思えないし、いったいどこからきたのか。大きい木では、食べるのがむつかしいが、高さ1mそこそこの庭木だと食べやすい。だから温泉街までおりてきたのだろう。イノシシやサルの害がいわれて久しいが、カモシカは農作物を荒らさないと見えて、宿の人も親しみを込めて話していた。
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安倍昭恵氏が、安倍首相の100万円を籠池に渡した

2017年03月16日 16時51分21秒 | Weblog
  森友学園の現地調査に参加していた民主党の舟山康江参院議員が、安倍首相の森友学園への献金が2015年9月に安倍昭恵氏が大阪にやってきたときに手渡したことを明らかにした。他の議員からも明らかにされている。「昭恵さんが講演した時に、主人からですといって100万円もらいました」と籠池氏が話した。2015年9月5日、昭恵氏は、塚本幼稚園で講演し、名誉校長に就任した。9月3日、安倍首相が当時の理財局長と面談していた。9月4日には、安倍首相が大阪に入っており、近畿財務局・大阪航空局と学園側の建設業者と土壌改良工事をめぐり交渉していた。ポイントになる時期だ。
 菅官房長官は、安倍首相も安倍事務所も100万円は出していない、昭恵夫人については本人に確認中だと述べた。だが昭恵氏が主人からですといって渡したというのにごまかすのか。
 安倍首相は、名誉校長就任は雰囲気に押されていやいや就任したと国会で答弁していたが、いやいやどころか、百万円も差し出す熱愛ぶりだった。首相の虚偽答弁という責任が生じる。
 安倍首相から100万円も寄付がある小学校について、財務省あげて支援し、8億円値引きによる売却スキームがつくられた。そうしなければ財務省官僚として安倍内閣の下で生きていけないと思うのはたやすい。鴻池ではなく、安倍首相が100万円も入れ込む学校に掉さすようなことが官僚にできるか。一刻をあらそってお膳立てをしたと推測できる。
 2016年3月14日、籠池氏が鴻池氏に頼んで取次ぎをことわられたあと、だれに財務省との取次ぎを頼んだのかという点はまだ不明だ。私の推測を言えば、松井維新代表に頼んで、盟友の菅官房長官を通じて財務省官僚につないだのではないか。官僚と面談して、安倍首相の100万円の入れ込み方を相手に伝えれば、皆ひれ伏すことは自明だ。3月15日の面談から一気に8億円値引きが完了した。
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安倍内閣総理大臣の寄付金と籠池氏が証言

2017年03月16日 14時44分57秒 | Weblog
16日14時ごろから森友学園の小学校で参院予算委員会のメンバーの現地調査が行なわれた。入り口近くで議員団を前に籠池氏は、重大な発言をした。その一部がテレビ取材の録音に入っていた。
 昨日、菅野完氏が、現職大臣から籠池氏に数百万円の献金がなされたことを明らかにしたが、これに関し、籠池氏が「ご意思の中には、安倍晋三総理大臣の寄付が入っている」ということを証言した。安倍首相と籠池理事長のあまりに近い関係、極右軍国主義教育を推奨していることが数百万の金額であらわされている。安倍首相夫妻の存在がこの事件の核であることが証明された。
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森友学園疑惑、松井知事の名前がついに前面に出た、迫田理財局長も

2017年03月15日 18時00分59秒 | Weblog
籠池理事長夫妻が東京の外国特派員協会で会見をするはずだったが、協会は10時半延期を発表した。理由は不明だが、籠池氏に圧力があったとみるのが自然だ。籠池氏はジャーナリストの菅野完氏のマンションに向かいインタヴューを受けたようだ。菅野氏は記者たちを前に、黒幕として安倍首相と松井一郎大阪府知事と迫田前理財局長の名前をあげた。
ついに松井知事の名が前面に出てきた。府私学審議会の会長の梶田叡一氏はテレビインタヴューに対して、「審議会のテーブルに乗ったら基本的に不認可はない」とのべ、事務局である私学課が十分調査したうえで問題ないということが前提で出てくるものだと指摘した。私学課の責任、その背後の松井知事の責任をにおわせた。松井知事については、かねてより、上西小百合議員が本丸だといっていたが、だんだん追い詰められてきた。
安倍首相の名前が出るということは、官僚の忖度を迫る無言の圧力としての存在だ。安倍氏は直接、声をかけたことはないのかも知れないが、理財局長がこの案件を籠池理事長の言うとおりにやらないと安倍首相ににらまれると考えるのはおおいにあることだ。迫田・前理財局長の証人喚問が必要だ。
佐川理財局長も追い詰められてきたが、あいかわらず能面のように答弁する。籠池理事長は「佐川理財局長から顧問弁護士を通じて、10日間でいいから身を隠して」と言われたことも暴露した。国会でこのことを民主党に追及されたら、佐川氏は「そういうことはいってございません」「財務省として隠れてくれといった事実はありません」といった。だが財務省としての責任でいったことはないとうけとめれば、個人的にはありうるということになる。
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森友学園疑惑、追及は止まらない

2017年03月14日 09時34分17秒 | Weblog
自民党二階幹事長は、籠池氏の認可申請取り消し、理事長辞任で、もう森友問題は幕引きだといっていたが、そうは問屋がおろさない。問題が未遂で終わったのではなく、既遂の事件ばかりだからだ。
①森友・籠池理事長との関係が問題となっている稲田防衛相の虚偽答弁がはっきりした。これまで国会で、籠池氏とは「10年来会っていない」「何らかの法律相談を受けたことはない」「弁護士法人の代表になったことはない」「実際に裁判に行ったこともない」などと述べていた。ところが、3月13日、「森友学園訴訟代理人弁護士稲田朋美」の裁判資料を突きつけられても単に名前を並べただけだと言い逃れをしていたが、14日、夫の代わりに法廷に行ったと認めた。また05年の選挙公報に「平成16年12月、弁護士法人代表に就任」と記載(『朝日』14日付け)していた。虚偽答弁が確定した。大臣としての資格問題になる。10年来会っていないというが、籠池氏は2年か1年前に会った、訴訟を通じて昵懇になったとインタヴューで語っている。
②森友疑惑の震源地は大阪だ。維新疑惑の糾明はこれからだ。塚本幼稚園がすぐ隣の新北野公園を地域住民を排除して連日独占的に使用していたことを漫才師のトミーズ雅さんの証言でこのブログでも取り上げた。地域住民が公園の掃除に行っても独占使用しており、やむなく周辺を掃除して帰ってあとを見に行ったら、案の定掃除はしていなかったという話がつぎつぎでてくる。住民は公園を取り戻そうと花壇、植栽を大阪市に求め、その方向に進んでいたのを、市にねじ込み恫喝さえしてひっくり返したのが、塚本幼稚園とつるんだ維新の二人の市会議員だった。
もともと私立小学校の認可基準を籠池の要請を受けてゆるめたのが橋下・松井知事だった。認可申請を受けた私学審議会が、土地もない、借金だらけの森友学園を急ぎに急いで「認可適当」とした疑惑はまだ緒に就いたばかりだ。大阪府私学課と近畿財務局とが共謀して脱法行為をした。そこには政治家の関与があるに違いない。役人が勝手にそんなことをする必要も理由もない。大阪には維新というもう一匹のトカゲがいる。
共産党石川たえ府会議員が、13日の府議会で、特別に支援が必要な児童を受け入れた私立幼稚園に交付される補助金を不正に受け取った疑惑を追及した。府内幼稚園の特別支援児童数は平均1・3%なのに、塚本幼稚園は10・7%と突出。10年間で1億7248万円の補助金を受け取っていた。お漏らしをした児童を虐待していた幼稚園が要支援児童に適切な教育をしていたとはとても思えない。実際、退園を迫られたり、「園の方針で配慮できません」と断られた保護者の実態を示して石川議員は追及した。私学課はろくに調べもしていないことが明らかになった。
優秀な教員表彰で、これまで私立幼稚園教員11人中3人が森友幼稚園教員だったと森友は自慢している。民主党政権時代にも表彰されている。民主党文科大臣がつるんでいたのではなく、大阪府の推薦による表彰だ。大阪からはなぜ森友学園・塚本幼稚園の極右教育をしている教員が表彰されるのか。ここにも維新府政の圧力がある。深くつながっている。稲田防衛相が、塚本幼稚園の軍事教育に対して感謝状を出したことも、黒いつながりとして見逃せない。
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森友学園問題緊急国会報告会に参加

2017年03月11日 23時19分50秒 | Weblog
 今日(2017・3・11)、大阪府社会福祉会館の講堂で開かれた日本共産党の森友学園問題の緊急国会報告会に参加した。港区から谷町まで自転車をこいだ。自転車で行った人はほとんど私一人だったみたいだ。早く着いたが開会の6時にはほぼ満席だった。
 宮本岳志衆院議員、辰巳幸太郎参院議員、宮原威府会議員、山本いっとく豊中市会議員が報告を行なった。豊中で昨年夏から始まった疑惑究明が各議員団の連携プレーで、ついに籠池理事長をして小学校設置申請の取り下げにまで追い込んだ。だが自民党がねらう幕引きにさせてはならない。国有財産の不正なダンピングの事実がなくなったわけではないから、徹底糾明をしなければならない。
 宮本岳志議員は、発端から追及の経緯について40分ほど解説。宮本さんは、籠池をここまで持ち上げたのは国会自民と府庁維新が手に手を取ってやってきたことだとズバリ指摘した。籠池はトカゲのシッポ切りがやられたといっているが、トカゲは一匹ではないと。2012年9月12日に安倍が大阪に来て、極右の日本教育再生機構主催のシンポジウムで安倍・松井・八木秀二で意気投合していたそうだ。籠池が参考人には出ないというなら、証人として喚問すべきだの指摘には、会場から「そうだ!」の声がとんだ。宮本さんは、共産党に内部告発文書が届けられるのは、共産党ならこれを使って徹底追及してくれる、自分の思いを生かしてくれるとの信頼があるからだといった。内部告発はもしものときは生活を失う危険性がある、だから共産党は絶対情報源は明らかにしない、内部告発者を守ると断言した。
 宮原たけし府議は、週明けの府議会で石川たえ議員が森友学園・籠池を特別待遇してきたことについて追及すると予告。その内容については事前に漏らしてはおもしろくないので、ごく一部を披露してくれた。
 山本いっとく議員は、去年8月からの豊中での追及を語った。豊中市が14億で買った土地からもガレキが出たので盛り土をした工事に対し、国は2000万円払っただけだった。日本会議・森友学園との余りの違いに驚きの声が。塚本幼稚園では、ノロウイルスで食べたものを戻した子どもが、ごめんなさい、ごめんなさいをくりかえして戻した。人権侵害的なしつけへの怯えだ。塚本幼稚園は、園の連絡文書の裏に極右政治運動の署名用紙を印刷し、捨てられないようにしていたこと、朝日新聞の不買運動文書なども持ち帰らせていたことが明らかにされた。
 辰巳幸太郎参院議員は、共産党の調査チームの責任者としてこの間かかりっきりになってやってきたら、妻の誕生日を忘れるほどになっていたそうだ。この問題では、破棄した文書ではない、政府は本来すぐに出すべき文書(森友学園が借地料・月200万円余を滞納していた)を2週間も出さなかったことなど隠ぺい体質を告発した。辰巳議員が関係する役人をのききとり調査をしたとき、この役人は帰り際、普通にあいさつをして帰るのではなく、なんでこんなことをせなあかんのやなどとぶつぶつ恨み言を言いながら帰った。この人は籠池の対応に当たっていた人だった。公共随意契約は一般の人はできず、入札で1円でも高い人が落札する。ところが教育施設だからと随意契約してもらったが、それでも見積もり合わせをすべきところをやっていないことを辰巳さんは追及した。豊中市は見積もり合わせの時、事前の土地評価にもとづいて14億を提示したらその通りとなった。ところが森友学園はこれをやっていない。近畿財務局が1億3400万円を先に提示している。とんでもない不法行為だ。
 会場からの発言では10人ほどが立った。わたしも発言した。発言でびっくりしたのが、籠池理事長の家族と深い付き合いをしてきた青年が立って、いろんな経過を披露したことだ。おばあさんから、取り下げ会見で仕切り役をしていた長男、次男、三男、長女などと親しく付き合い、自分の家にかれらがたびたび避難?してきたことなどを語った。報告会が終わって参加者が皆帰っても、記者たちにとりかこまれていた。
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3月10日(金)に自衛隊撤退を決定した真の理由

2017年03月11日 10時13分51秒 | Weblog
 籠池・塚本学園理事長に申請取り下げを言わせた同じ日、安倍政権は南スーダン自衛隊撤収を発表した。3月10日、安倍首相は、午前午後通してひんぱんに外務省幹部と会合を繰り返し、午後1時59分には谷内正太郎国家安全保障局長とも会合した。午後5時51分、国家安全保障会議を開いて、撤収を買決定した。6時5分、記者発表をした。
 安倍内閣は、安保法制=戦争法をなんとしても実施に移すべく、昨年11月に第11次派遣部隊に駆けつけ警護の新任務を付与した。だが南スーダンは事実上内戦状態になっており、PKO参加5原則は完全に崩れて、すみやかに撤退すべき状態だった。現場部隊からの日報には「戦闘」と明記されていたにもかかわらず、稲田防衛相は「法律的には戦闘ではない」といいつづけ、法的には平穏、5原則は崩れていないと言い張った。だが事実は事実だ。稲田は事実に目をつぶり、呪文を唱えるだけだった。もうその答弁は持ちこたえる限界に達していた。
 だがなぜ3月10日の金曜日だったのか。それは、共謀罪・金田法相問題、南スーダン・稲田防衛相問題にくわえ、務台政務官の被災地を笑いの材料にした問題がふりかかり、何よりも政権中枢が絡んでいるとみられる森友学園・籠池問題で国民的批判がまきおこっているにもかかわらず、参考人招致さえ拒否する政権に批判の矛先が突き刺さってきていることがあった。安倍政権は、憲法改悪に向けて絶えず政権浮揚策を打ちつづけ、内閣支持率を上げるために政治をおこなっている、まれにみる存在だ。3月の内閣支持率を含む世論調査がおこなわれる3月10日、11日を前に、何としても事態の収拾を図りたかったのだ。一連の問題を収拾したい、調査前日に、国民に良い印象をあたえる策をうちたい、そのことによって支持率が大幅に下がるのをくい止めたいという欲望、これがすべてだ。
 自衛隊の撤退は5月だ。ならば3月10日でなくてもよい。撤退の理由が、ジュバでの道路建設が一区切りつくということだ。理由をつけるのに困ったのが見え見えだ。
 もともと内戦状態の南スーダンからは昨年7月の大規模戦闘の直後に撤退すべきだ。だが自衛隊員の安全など見向きもしなかったくせに、内閣支持率調査の直前にあたふたと撤退を決める。その行動原理にはあぜんとする。
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