山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

横田早紀江さんが「平壌に直談判にいってほしい」

2017年11月29日 22時01分22秒 | Weblog
 11月18日、新潟市での「忘れるな拉致県民集会」(新潟県などが主催)で、1977年拉致された横田めぐみさんの母親・横田早紀江さん(81)や02年に帰国した曽我ひとみさん(58)が、あらためて拉致被害者の救出を訴えた。そこで注目されたのは、横田早紀江さんの「安倍総理は平壌に直談判に行ってほしい」「家族も高齢になったが、元気にめぐみちゃんを迎えてあげたい」という訴えだった。
 かつては、圧力を強めてという発言をしていた横田さんが、もう待てないとの気持ちから、直談判をしてほしいと訴えたのはよく理解できる。
 安倍首相は、拉致被害者救出には北朝鮮への圧力を強めるのみという路線でずっときた。制裁・圧力を強めてきたきた結果、どう関係が変化してきたのか、変化はないのか、まったくわからない。説明はない。
 安倍首相は、拉致問題と核ミサイル問題を同一レベルの問題としているのかどうかはわからないが、一体の問題として扱っている。しかしこれまでの経緯からして、一体の扱い、同時解決では被害者の気持ちが納まらないだろう。問題を切り離して、一刻も早く解決してほしい、救出してほしいというのが願いだ。
 相手の方としても、問題の重さに大きな違いがあるのは当たり前だ。拉致問題は金正恩の時代の問題ではない。政府としての責任はあるが、金正恩が手を下した問題ではない。したがって、彼がどうしてもこの問題を隔離したいと性質のものではない。
 問題は、安倍首相が拉致問題を切り離して、これ独自の解決をしようという姿勢がまったくないことだ。金正恩が北朝鮮の体制の命運をかけている核ミサイルに従属させて、核ミサイルの解決の延長線上に拉致問題の解決がもたらされるという図式を描き、そこから一歩も足を踏み出そうとしないことが、解決を遠ざけている。解決を放棄しているというのが適切だ。横田早紀江さんがもう我慢ならないと、直談判を求める所以だ。
 安倍首相は、交渉はしない、交渉の道に踏み出すのは弱腰だという立場だ。しかし、長年の圧力一辺倒路線で何の可能性も見えていない。交渉をするのに何をビビっているのか。北朝鮮政府は約束を裏切った、信用できる相手ではないという。その通りだ。だが日本政府も、小泉首相が何人かの被害者を連れ帰ったとき、いったん彼らが北朝鮮に戻り、他の被害者も含めてそろって日本に帰るという約束になっていたのを、いったん戻せば二度と再び帰らなくなるに違いないという横やり・圧力がどこからかかかり、約束を反故にした。その結果、北朝鮮は貝が閉じたようになり、他の被害者を取り戻す道は閉ざされた。
 拉致問題は交渉のテーブルに乗ってきた問題だ。その交渉で後に北朝鮮に裏切りがあった、だからもう交渉しない、政権が倒れるまで圧力をつよめるという方向を選択し、核ミサイルを放棄するまで拉致問題解決を先延ばしにしてもいいという方向まで、変な道をすすんできた。
 拉致問題解決は、核ミサイルから切り離して、人権・人道問題として、交渉のための交渉からはじめて、交渉のルートをつくり、非公式のテーブルを設定し、人道問題として外交交渉するしか解決の道はない。先送り策ではなく、人道問題であるかゆえに切り離して、優先解決にすすむことが求められる。
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テレビは、相撲界の暴力ばかりでなく、安倍昭恵夫人に突撃取材しろ

2017年11月27日 22時15分12秒 | Weblog
 テレビは、相撲界の暴力事件、日馬富士の暴行をこの2週間つづけっぱなしだ。突撃取材もしている。
 このやる気を、もうちょっと、大切な問題に向けてほしい。実に不思議なのが、安倍昭恵夫人の疑惑解明が求められているのに、テレビはまったくやる気がないことだ。疑惑に一言も言及しない昭恵氏を突撃すべきではないか。あちこちで講演とやらをやっているのだから。大した度胸だ。突撃取材の場面を見せてほしい。貴乃花親方ばかりでなく、昭恵親方にもマイクを向け、カメラで表情をとらえてほしい。おっと、もうひとり加計孝太郎氏だ。新聞に大々的広告を出すくらいだから、いいたいことがいっぱいあるのだろう。ここにも突撃しろ。
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2017年冬、尻無川にマガモが80羽も飛来

2017年11月26日 11時46分03秒 | Weblog
 パソコンが疲労して動かなくなった。しょうがないので1週間余り休ませたら、体力が戻ったのか、動いた。
 昨日(11月25日)、上六からの帰りに、浜通りの土手を走っていたら、うれしい光景にでくわした。道頓堀川が海にそそぐ尻無川沿いを浜通りという。川沿いも浜だ。うれしい光景とは、マガモがもうシベリヤからやってきたのだ。車を止めて数えると、なんと80羽もいた。黄色のくちばし、緑色の頭、首から肩あたりが褐色から赤褐色の中間くらいのきれいな方がオス。メスは黒っぽくてさえない。
 私の家から100メートルくらいのところだ。ちょうど高潮の時に閉める防潮扉があるところがでっぱりの構造になっていて、風よけのいい待避所になっている。これから2月の中下旬頃、暖かくなるまで滞在してくれる。うれしい風景だ。
 このブログで紹介するために、11時半ごろ見に行ったら、首を羽のなかに突っ込んで丸まったまま寝ているではないか。お寝坊さんだ。でも数えると、20羽だ。ということは、60羽はエサを探しにどこかにいったのだ。淀川にでも行ったのかな。残って寝ているのはよほどの怠け鳥かな。長旅の疲れが残っているのかな。
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維新・足立は辞職せよ、維新は責任を明らかにせよ

2017年11月18日 14時00分09秒 | Weblog
 加計学園疑惑の追及が期待された衆院文部科学委員会で、疑惑追及とは180度違う、安倍晋三・安倍昭恵・加計孝太郎グループの用心棒として相変わらずのふるまいをしたのが維新・足立康史議員だ。立憲民主の福山哲郎幹事長、希望の玉木雄一郎代表を名指しして犯罪者だといった。くわえて朝日新聞の「総理のご意向」報道を「ねつ造だ」ときめつけた。根拠もなしに。ネットで何日も前から足立は、「朝日新聞、死ね」と書いて、ネット右翼をあおっていた。
 これは失言のたぐいではない。確信犯だ。これまでに5回も懲罰動議をうけてきた。狙ってやっている。国会議員の資格はない、辞職すべきだ。維新は何の処分もしない。党としての責任を明らかにすべきだ。維新は大阪でも、政務活動費詐取堺市議、詐欺犯罪者池田市議に厳正な処分も責任も取っていない。
 
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加計学園認可のでたらめ

2017年11月16日 15時23分09秒 | Weblog
 4か月のブランクを置いて幕を開けた加計劇場・衆院文科委員会。加計疑惑糾明を妨害するために、自民党が若手が質問したいというのを口実に、野党の質問時間をむりやり削った。だが自民党の質問者は、若手議員ではなく、つい先日まで文科省の答弁側だった義家氏だ。政府側と打ち合わせした上での質問で火消しに躍起。
 野党側は時間不足で不満足のまま終わったようだが、それでも問題はうきぼりになった。民進逢坂氏、希望今井氏らが獣医学部新設の4条件にかかわり大学設置審議会で批判が相次いだことで議事録公表を求めた。だが林文科大臣は、設置審は4条件審査の役割はない、議事録は作成していない、長坂政務官は詳細は残っていないが、結論は残っていると答弁。うろたえながらも問答無用答弁だ。共産畑野氏、社民吉川氏らは、政府が京都産業大よりも加計学園の方が「熟度が高い」としてきたにもかかわらず、設置審で教員不備、カリキュラム疑義、感染症の実習がないなどぼろくそにいわれたこととの整合性を問うた。畑野氏が、京産大は06年に鳥インフルエンザ研究センターを立ち上げ実績を積んだのに、政府は加計の方が優れているとしていたが、京都の調査はしたのかといっても、松本副大臣は資料がないというのみ。全くでたらめだ、政府は。参院文科委員会は12月にやるそうだから半月後だ。注目の首相出席の予算委員会もまだだ。
 選挙でみそぎが済んだと思ったら大間違い。時が過ぎれば人は忘れる、野党もやる気を失うと思った大間違い。真相究明できるまでは追及はつづくのだ。首相出席の場面では、首相の虚偽答弁、関係業者からの接待を禁じた大臣規範抵触問題が控えている。
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小池百合子氏の無責任と踊った人々

2017年11月15日 22時57分32秒 | Weblog
 希望の党の小池百合子代表が2017・11・14辞任した。9月25日、若狭氏らが準備をしてきたのを「リセットして」(ひっくり返して)「私自身が立ち上げる」といって、自分勝手につくった希望の党。一気に政局の焦点に。2日後に、結党記者会見で「日本をリセットする」「しがらみのない政治」をうちだす(しかしリセットとしがらみくらいしか中身がない)。29日、前原民進党代表と協議し、有頂天のなかで、記者に「「民進党出身者)全員を受け入れることはさらさらない」「排除いたします」と歯切れのいいことばを吐く。本心が命取りに。一気に過半数を取って、天下取りもと夢想したが、状況は急転回し50議席にとどまる。その後、責任論が噴出するなかでも、「創業者の責任」だから代表は続けると言ってきた。
 しかし、13日(月)開票の東京都葛飾区議選(定数40)で、都民ファーストは5人を立て、4人が落選した。定数40で1人しか当選しなかったのだ。7月都議選のフィーバーとの落差はあまりに大きい。小池ファーストの信頼はほぼゼロだ。これで辞任をせざるを得なくなったのだろう。
 小池氏は、核武装まで主張した右翼政治家で鳴らしたが、去年の都知事選以来、本質を覆い隠し、さわやかな改革派をみごとに演じてきた。だが政策は不明瞭、やっと語ったかと思ったら、再稼働推進しながら原発ゼロ?、9条改憲などと12のゼロ。受動喫煙ゼロ、満員電車ゼロ、花粉症ゼロ、電柱ゼロ。ゼロになればいいが、なんやそれという代物。半日か、一日ででっち上げたような政策。結局、9条改憲推進、安保法制推進の排除路線だけは知れわたった。
 一番近い人をもないがしろにして、勝手にでっち上げ、うまくいかないとなったら、勝手に投げ出す。初めから終わりまで手法は同じ。民主的手続きなし。あっと驚くような振る舞いが、腰の据わらない人には魅力的に映るのか、踊らされた人が多い。その最右翼が前原氏かと思っていたが、この人物実はもっと罪深い。いい加減な合流口約束で民進党を解党に引きずり込んだだけではない。前原劇場にはもっと裏があった。
 前原氏は、先頭切って4月に民進党を脱退した長島昭久氏と新党結成へ話し合いを続けていたことが明らかになった(『赤旗』11月15日付けでの長島講演記事)。裏切者が党員をだましてまんまと代表の座を奪い、小池氏と組むことで民進解党、新党結成へと大芝居を打ったのだ。前原氏は踊らされたのではなく、民進解体の思惑を持って代表になり、思いを遂げたのだ。この問題は、もっと究明しなければならない。
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公明衆院選総括に思う

2017年11月11日 13時18分26秒 | Weblog
 安倍自民大勝利、自公3分の2引きつづき確保の陰で、公明党が5議席減らして敗北、苦戦?という結果になったことに注目してきた。2009年の衆院選では31から21議席へと10議席減らした。だがこの時は自民党は303から119議席へと激減し政権を失った。
 自公勝利にもかかわらず、公明の敗北はなぜ起きたのか。公明党が11月10日、地方組織幹部を集めた会議で一定の総括をした(『朝日』11日付け)。そこでは、衆院選苦戦の要因として、新党結成の動きや、自民党と主要公約が重なったことによる「埋没」、準備・時間の不足、同党国会議員の不祥事などが指摘されたという。だが総括文書の原案には、安倍首相を強く支持する姿勢が不信感を招いたという見解があったが、会議では出されなかったそうだ。
 投票率が大幅に上がり、民主党が自公を大きく上回った2009年の政権交代選挙とは違い、低投票率のうえに、風が吹いたといっても希望の風はしぼみ、立憲民主に突風的な風が吹いた。だが枝野立憲への風は自公与党をも巻き込む風ではない。2009年と状況が違う。
 やはり公表しなかった、安倍首相を強く支持したことが不信感を招いたという点が重要だ。森友・加計疑惑は安倍首相のお友達優遇政治=国家・政治の私物化に本質がある。民主政治の土台を掘り崩すものだ。これに完全に同調し、何の抗議も、真相究明の動きも示さなかった公明党。創価学会のなかにも、何もものをいわないままでいいのかという不満があるだろう。あたりまえの市民感覚だ。支持層のなかのごくごく少数とはいえ離れた人たちがいたことが、今度の後退を招いたのだろう。もうひとつ、安倍首相の憲法9条改悪への公明支持層の忌避感があるだろう。もし公明党が9条改悪に前のめりになるとすれば、支持層の期待は崩壊しかねない。
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議会制民主主義を破壊して質問から逃げる安倍

2017年11月11日 10時33分15秒 | Weblog
 審議拒否だとの世論の批判を前に、特別国会を12月9日まで開くことになった。しかし、自民党は与野党の質問時間を5対5にしろといって引かない。自民党若手の申し入れから質問時間の見直しをしているということだが、安倍首相自身が指示をしているではないか。これは行政府による立法府への介入そのもので絶対認められない。安倍の国会私物化は目に余る。
 議院内閣制は政府与党一体であり、与党に多くの質問時間を与えても、政府方針を批判することは期待できない。すなわち国権の最高機関たる立法府が行政府に対して充分なチェック機能を果たすことができない。そもそも小選挙区制による民意の虚構を利用して多数を握っているからといって、議会制民主主義に手を突っ込んで引っ掻き回すことは許されない。
 野党8与党2という時間配分自体が、自民党が野党時代に民主党に迫って、確立した配分方式ではないか。8対2か7対3かは議論の範囲内だが、5対5にしろとは、言語道断だ。安倍首相の森友・加計疑惑追及の時間を極力短くして、なんとか逃げ切るための方策だ。選挙中に謙虚に、誠実に答えるといっていたのがウソだということだ。この人の言うことは本当に信用できない。
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