さようなら原発集会が9月19日、東京・明治公園でひらかれた。夕方のテレビニュース一斉に映し出された。ぎっしりの人、公園の外にもあふれた。脱原発の集会やデモは全国各地で小さいものは毎週のようにやられている。その集約点、結節点となったのがこの19日の集会だ。脱原発の新しい社会、人間を大切にする社会への大きい流れができたことを示した集会だ。
一方で、日本経団連は原発推進、TPP推進、法人税減税・大衆課税、非正規雇用の拡大など命を粗末にし、社会のきずなを破壊する方向を求める。震災復興に資金を提供しない日本財界の度量の小ささはあきれるばかりだ。
しかしとにかく、あたらしい人間社会への本流を大きくしなければならない。
今日(2011・9・21)の『朝日』社説に「脱原発集会 民主主義が動き出す」というのがのった。集会の意義を認めた社説だ。「人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。」「60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。」「しかし、東日本大震災から半年あまり、この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ『脱原発』のうねりは、かつてない勢いで広がる。」「『私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう』呼びかけ人の一人、作家・大江健三郎さんの言葉が印象的だ『脱原発』は、私たちの民主主義に新たな1ページを刻む動きに見える。」うん、そのとおりだ。最後に、「新聞や放送などのメディアが変化に注目し、政党や政治家も問題意識を共有することが欠かせない。」で結ぶ。
でも新聞や放送がというくだりは、本気で言っているのか。脱原発の運動を報じないで何が原発報道だ、イカサマ報道だと私は思っている。そのイカサマ報道も、こんどの集会では重い腰をあげた。『朝日』も記事を載せた。だがカラー写真がほしかった。橋下知事のくだらない発言やパフォーマンスには嫌というほど紙面を提供するのに、社会運動は完全にしりぞける。それがどんどんひどくなってきた。だから日本ではこの主張がいうように、運動が停滞した。正当に報道すれば、それ相当のひろがりはでてくるものだ。逆に小泉ワンフレーズ政治以後の特定の政治運動・政治家とメディアの結合は、与論と政治をあやつるようになってきた。日本のメディアは、中国やヨーロッパやリビアの社会運動については詳細に報道する。でも特派員も不要の、すぐ近くの日本の社会運動については徹底して、それほど嫌悪しなくてもいいのにと思うほど、報道しない。逆に政局報道というくだらないことには執着する。
でも、脱原発運動にしろ、労働運動にしろ、社会保障運動にしろ、そういう抑圧を突破するエネルギーをもたなければならないのだが、脱原発を核にするあたらしい社会を構築しようという運動は、妨害をこえて進んでいくことはまちがいない。
一方で、日本経団連は原発推進、TPP推進、法人税減税・大衆課税、非正規雇用の拡大など命を粗末にし、社会のきずなを破壊する方向を求める。震災復興に資金を提供しない日本財界の度量の小ささはあきれるばかりだ。
しかしとにかく、あたらしい人間社会への本流を大きくしなければならない。
今日(2011・9・21)の『朝日』社説に「脱原発集会 民主主義が動き出す」というのがのった。集会の意義を認めた社説だ。「人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。」「60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。」「しかし、東日本大震災から半年あまり、この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ『脱原発』のうねりは、かつてない勢いで広がる。」「『私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう』呼びかけ人の一人、作家・大江健三郎さんの言葉が印象的だ『脱原発』は、私たちの民主主義に新たな1ページを刻む動きに見える。」うん、そのとおりだ。最後に、「新聞や放送などのメディアが変化に注目し、政党や政治家も問題意識を共有することが欠かせない。」で結ぶ。
でも新聞や放送がというくだりは、本気で言っているのか。脱原発の運動を報じないで何が原発報道だ、イカサマ報道だと私は思っている。そのイカサマ報道も、こんどの集会では重い腰をあげた。『朝日』も記事を載せた。だがカラー写真がほしかった。橋下知事のくだらない発言やパフォーマンスには嫌というほど紙面を提供するのに、社会運動は完全にしりぞける。それがどんどんひどくなってきた。だから日本ではこの主張がいうように、運動が停滞した。正当に報道すれば、それ相当のひろがりはでてくるものだ。逆に小泉ワンフレーズ政治以後の特定の政治運動・政治家とメディアの結合は、与論と政治をあやつるようになってきた。日本のメディアは、中国やヨーロッパやリビアの社会運動については詳細に報道する。でも特派員も不要の、すぐ近くの日本の社会運動については徹底して、それほど嫌悪しなくてもいいのにと思うほど、報道しない。逆に政局報道というくだらないことには執着する。
でも、脱原発運動にしろ、労働運動にしろ、社会保障運動にしろ、そういう抑圧を突破するエネルギーをもたなければならないのだが、脱原発を核にするあたらしい社会を構築しようという運動は、妨害をこえて進んでいくことはまちがいない。
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1316519075/l50
9.19
こういう方々の動員でした。
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1316425178546.jpg 革共同革マル派
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1316425678489.jpg 三里塚
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1316425692867.jpg アジア共同行動日本連絡会議 金光教 生活者ネット
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1316425703242.jpg 革マル派
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1316425719281.jpg 緑の党
三里塚闘争 中核派VS機動隊 19851020
http://www.youtube.com/watch?v=64CGPxi-eAQ
別件です。西尾理さんという都立高校の教師が「平和教育」の本を出版し、全民研の実践も紹介・検討しています。山上さんのことを取り上げられています。
昔に書いたもの、やったことをとりあげてもらって変な気持ちですね。