へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

松本清張記念館へ...🎵

2020-02-27 05:40:15 | 本・映画・音楽

【こんなところにあったとは...】
 一枚のパンフレットに魅せられて...
昨日は、八幡教室へ行く前に、ちょいと脚を伸ばして西小倉で降りて、小倉城の敷地に隣接した松本清張記念館へ行ってミタ🎵


 駅正面の通りを真っ直ぐ進むと、小倉城のお堀に出る🎵
そのまま、お堀を真っ直ぐ進むと左手にあるのだが...

 なぜか私の脚は左手のお城の方に吸い寄せられる(^_^)

 お城だと思ったら、そこは神社だった...


 一度に10人が参拝できる🎵
なんて、欲の深い?神様?(笑)
じゃなく懐の深い神様ナンダ(^ー^)💖


 
 ふと見上げると2階から茶トラの猫が覗いていた💖
スマホを向けたら逃げられた...(^_^)



 お城の横を回り込んで記念館へ🎵



 なんと、地下に降りていく?



 確かに、正面玄関は元来た駅前通りにあった。


【松本清張=ミステリー、ではない】

 生まれも育ちも小倉の彼は、朝日新聞の記者を経て42歳で作家としてデビューした。
82歳でなくなるまで、精力的に創作活動を続け、多くの作品をこの世に残した🎵

 その代表作が「砂の器」

 あの激しくも哀しいメロディー...
彼の作品はテレビで何度も見たけれど、子供心に彼の作品は恐ろしくて、それでいてなんだか哀しかった。

 母は松本清張の大ファンだが、気付いてみれば私はまだ彼の作品を一作も読んでいない...(^_^)



 朝日新聞社を辞めて本格的に作家活動を始めた彼は、東京杉並区に居を構えた。
その家が、記念館の1階&2階に再現されている。

 書庫の蔵書に圧倒される...

 それもそのハズ🎵
彼の探究心はミステリーに収まらず、歴史モノや二・二六事件⬅そういえば、昨日は奇しくも2・26だった...、3億円事件等、社会を騒がせた大事件を題材に書いている。

 インターネットが無い時代、調べモノは各地をくまなく歩く取材や関連書物や資料を集めるコトで、気が付けば地方の図書館に匹敵するくらいの蔵書になっていたに違いない。


 逆に、今の時代は何でもスマホ一つで検索できてしまうから...
何だか時代そのものが...

 薄っぺらだナ(^_^)


 紙ではなく電子書籍の流通で、ますます本離れが危惧される中、私といたしましては、やはり、手に取れる紙媒体の蔵書の重み、それを感じていたい(^ー^)💖

 こんなに多くの本に囲まれてヽ(´▽`)/シアワセだなあ~💖
なんて気持ちは、電子書籍ではわからんめぇ~(笑)



 外の景色を見やりながら、階段を降りて地下の特設展へ🎵


 地下には売店と⬅当然ながら、松本清張の文庫本を売っている🎵
休憩室に併せてカフェ☕が、そして特設展会場が...⬅コチラは常設展からすると、スペース的にかなり狭い。


 総じて常設展が素晴らしかった🎵
ちょうど時間的に清張作品の上映時間だったけど、90分の作品を観ていたら八幡教室に遅れそうだったので...次回のお楽しみに(^_^)

 常設展だから、いつでも観られるよね?
他にも、松本清張の本が読める読書室もあり、映画と読書と合わせれば、半日は居られそう?
映画と読書と半日居て600円という入館料はナンテお得なんでしょ?(^ー^)💖

 と嬉しくなって来館者アンケートに書いてしまった(^_^)
600円の入館料は安すぎる?
にほだされて(^_^)、次回、入館料が値上がりしていないコトを祈りたい(^_^)

 次は、夏場に訪れて、ゆっくり映画を堪能して...
帰りに「しろテラス」で抹茶ソフトを舐めてみたい(^ー^)💖



【多くの人々に今なお愛される理由は?】
 と、どーでもいいコトを書いてしまったが...(^_^)

 彼の生涯の前半は、戦地へ衛生兵として赴いたコトも含めて、なかなか意のままにならない42年間だった...

 その分、残りの40年間を彼は創作活動に没頭し続けた。
その著作の多さに改めて驚かされる...⬅実に千冊?

 彼の創作の原点は何だったのだろう?

 常に底辺の人々に、社会の闇に光を当て続けてきた...
そんな彼が今も生きていたら、どんな物語が誕生するのであろうか?

 実際になくなる間際の彼は二本の連載を抱えていて...二本とも遺稿になっている。


 今回、初めて松本清張記念館を訪れ、清張の人となり、創作活動の原動力となった旺盛な探究心やその他、何点か私自身、学んだコトがある🎵

① 「本当に好きなコト」を探究する喜び
② 今あるポジションに満足するコトなく、自身を磨き続ける...
③ 世の中の流れに沿って自らも変えていく...

 特に、あれだけ多くの著作と幅広いジャンルへの挑戦は、現状に満足するのではなく⬅自分のスタイルはこうだ❗と決めてかかる作家が多い中、彼は異例かもしれない?
世の中の流れに沿って自らも変えていく...

 そんな"柔軟性"が、あくなき探究心と相まってあれだけ多くの著作を生み出し、今なお多くの人々を魅了しているのでしょうね🎵


 そんなウンチクはともかく...
私もコレを機に、松本清張の作品を読んでみよう🎵
と思いました(^ー^)💖
コメント
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