鹿児島出張

　火曜日から金曜日まで鹿児島へ出張していた。（期間中の木曜日、熊本で萩往還の打ち上げがあった。参加できずに残念・・・！）

　鹿児島は、いつも「通りすがりの者ですが・・・」と言った感じで私の中では常に通過点であった。

　だが、今回、鹿児島ステイしてみて（「鹿児島中央駅」が昔の「西鹿児島駅」であることを初めて知った。）実はとっても都会であることを発見した！（鹿児島市民の皆さん、ゴメンナサイ。）そう、熊本市よりずっと都会なのである。（今度は熊本市民の皆さん、ゴメンナサイ。）いや、私の中では熊本は「九州のへそ」地理的には中心なのだが、いまいち押しが弱い。実際、福岡に全て持って行かれている。（ますます熊本市民の皆さん、ゴメンナサイ。）けれども、その次に並ぶ九州の都市が熊本であると信じていたのだが・・・

　朝、ホテルを出て港までランニングしてみると・・・そう、私の生まれ故郷小樽の運河を模したようなドルフィン・ポート、周辺はいかにも人が集まりそうな店が並んでいる。一方では昔ながらの石造りの建物を保存（実はこれも小樽に似ている）だからと言っては何だが、私はすっかり「かごんま」のとりこになった！

　ただ、これだけは言っておきたい。（そうしないと明日から熊本市内に住めなくなる。）熊本城をあれだけ立派に復元させた。全国を見渡してもこんなにキレイに保存されているのは珍しいし、やっぱり「熊本城」はカッコイイ！！
　そして何より緑多き都市にわき出る泉の数々・・・実は、数十万都市に湧き出る水の素晴らしさを意外と熊本市民は認識していない。だから、私的には、もっともっと熊本市民に熊本の良さをＰＲしてほしい。

　そうそう、一番大事なものを忘れていた！・・・球磨焼酎である。（やっぱり私は米派である。）ただ、残念ながら、熊本市民の間でも米より芋焼酎派がなぜか多い。

走る仲間達（Ⅲ）

　前の日、家で飲んで二日酔い・・・家で飲むとなぜかつい飲み過ぎる。
（誰も止める人がいないから・・・？）
ってなワケで昨夜はランナーが集まる居酒屋で飲んだ。実は今月いっぱいで
店を閉める、という事で、この日は、わざわざ福岡、北九州から仲間がかけつけた。ついでに最終日（３１日）の打ち合わせ。

　午前７時に福岡を出て、何人かでたすきリレーをしながら熊本市内に夕方ゴール。私も途中、久留米あたりから３号線を走るつもりだ。３１日はオールナイトだそうだから、終わってひとっ風呂浴びて、夜遅くに顔を出そう。

　・・・今朝になって、夕べの飲み代を払っていないことに気づいた。そんなに酔っていないはずだが・・・、ま、土曜日に払っておこう。この日は無礼講ということで・・・ダメか。

今後の大会参加予定

　萩が終わって次の阿蘇まで一段落・・・と思っていたら、秋の大会案内が続々と届いているところである。年末までの予定をまとめてみると・・・

　６月：阿蘇カルデラ（熊本県：１００ｋｍ）
　９月：玄海１００ｋｍ（福岡県：１００ｋｍ）、国東半島（大分県：１００km）
　10月：九州脊梁トレイル（熊本県:３５km）、ざっといかんばい（佐賀県:フル）
　　　　日の出日の入り（佐賀県：１０時間走）
　11月：金峰三山クロカン（熊本県:３８km）、平戸マラニック（長崎県:５０km）
　　　　橘湾岸マラニック（長崎県：１００ｋｍ）
　12月：ＮＡＨＡマラソン（沖縄県：フル）

あとは、これらに関係する試走会やら練習会が多々ある・・・こうして見ると、随分、九州（特に北部九州に集中）だけでも、大会があるんだなあ～。
　　

人間性回復プログラム

　ＧＷが終わってからというもの、土日カンケイ無し、毎日パソコン向かいっぱなしで残業９時過ぎ当たり前の生活で、私自身、すっかり人間性を喪失していた。

　この週末は、いっさい仕事から離れて人間性を回復させないと、そのうち、クルマで人をひき殺すのではなかろうか、というほど自身の精神的健康が損なわれつつあったのだ・・・

　先日、土曜日は、毎日４～５時間の睡眠不足を補う必要があったのだが、それでも自分時間がもったいない、とばかりに７時過ぎには起きて、この日は一日の３分の１は運動した。これだけでも十分、私自身の人間性は、その８０パーセントが回復したのだが、本日の極めつけは、福岡ライフセービングクラブのメンバーと海に入って、近くの岩礁をレスキューボードで巡り、そして海にプカリと浮いているだけで（まるで母親の胎内にいるようだ。周りの海水が羊水に感じられ、これほどイヤされるものは他にない・・・）その１００パーセント、いや、１２０パーセントが回復した。

　これで、明日からまた仕事の荒波に立ち向かえる・・・。やはり私の人生に必要なのは、海と太陽と、そして少しばかりの金である・・・、なんて南極の氷（ペンギンのおしっこが混じっているかもしれない？）を入れてオンザロックにしたジンを飲みながら、自宅のベランダに出て外の風に吹かれつつ（夜、半袖で外に出ても寒くないくらい一年で最もイイ季節になった・・・！）金峰山方向からアプローチする民間機の灯りを見て幸せを感じるひとときであった・・・

「・・・・・・・・・・！？」

　午前７時５０分、職場からのモーニング・コールで起こされた。「・・・・！？」

　初めてだ、目覚ましをかけ忘れて寝たのは・・・！！

　わが社は午前８時始まりだから・・・・（もっと早く起こしてくれよお～！）

　それにしても・・・それまで私がいない、という事に気づいていなかったとすると、私も随分、存在感が薄んだなあ～・・・

　仕事も、ようやくゴールが見えてきた。待っているのは長～い下り坂だ。これを
駆け下りれば・・・ゴール！！でも・・・、また次の大会が控えている。

　まるで私生活とおんなじだ。萩が終われば阿蘇が来る・・・

　帰り際、同僚に言ってやった。「お先に失礼します！明日は、もう少し早めのコールをお願いします。」と。

　自分の失敗を笑いとばせる余裕があるうちは、まだまだ大丈夫だ。