インナーパワー

‥というコトバは、著者の造語であるが、誰しもが持っている根源的な力、潜在能力みたいなものである。著者は医師としての資格を持つプロアスリートであり、読んでいて納得させられる部分が多い．．仕事がうまくいかない時こそ、スポーツに挑戦するべきである。そこで新たな自信を得、それが仕事における自信の根幹になる．．同じカラダの動きばかりしていると、同じアタマの働かせ方しかできなくなるなどなど．．画期的だったのは、すべては正しい姿勢から始まる．．姿勢を正すことで、物理的にも目線が上がり、胸かくが広がり、新しい空気を吸い込み、脳が活性化し、仕事の効率も上がる．．以下、私の個人的な意見．．15分おきに溜め息をつくような人は自ら不幸のどん底に飛び込んでいくようなものです。毎日激しい運動をしなくても、正しい姿勢を意識することによって基礎代謝は上がり、痩せやすいカラダになる。スポーツは正しい姿勢で行うことによって故障を防げる。よく、姿勢は悪いのに速い市民ランナーを見かけますが、いずれ故障したくなければフォームを矯正すべきです。ウルトラランナーも、月間走行距離を追求すると普段の練習がランニン
グにしか費やせなくなります。たまには全く違うスポーツをしましょう。そうすることによって、新たな筋肉が鍛えられ、眠っていた部分が目覚め、きっとそれは超長距離という長丁場のレースであなたをサポートしてくれるでしょう。もう、２５０キロをカラダを傾かせながらゴールすることもなくなります。いよいよアウターではなく、インナーに注目が行く世の中になってきました．．！

高速道路無料化社会実験

案の定、渋滞になった。昨日の沖縄自動車道は交通量が普段の５割増しとか．．たまに高速道路を利用するが先が思いやられる。それでなくとも、雨の日は渋滞するのだ．．社会実験とはよく言ったもので、モルモットにされた国民が何だか哀れだ。1年前を思い出してほしい．．ETC買いに奔走し、売り切れ入荷待ち。そのETCも、完全無料化になるかは別として無料化ならぬ無用化と化しつつあるのだから、国民は単に政府に踊らされているだけなのです．．もっとも、踊らされたくなければ、自分の尺度をしっかり持つべきですが。話し変わって私の隣には毎日、15分間隔で溜め息をつく同世代の部下がいる。彼に言わせれば、仕事量が多いのだそうだ。しかし、仮に他の部署に回したとしても、恐らく溜め息をつくであろう。いくら環境が変わろうが、自身が変わらぬことには何も変わらない、ということに彼は気づいていない．．最近、心身ともにブレない軸を持つことの重要性を説いた本や記事をやたらと目にするようになった。明日以降、それらを紹介していこうと思う。

ドラゴンフルーツ

先日、やや高級な食材を扱う店で、ドラゴンフルーツを発見した。カットされた紫の果肉に黒ゴマのような種．．好奇心が疼き、買ってしまった。窓際で恐る恐る蓋を開けてみる。以前、ベランダで食べていたら火災報知器がなり、消防車が出動した、という話しを思い出したからだ。ところが、蓋を開けても何も起こらない。それどころか、グロテスクな外見とは裏腹に食べても味がない。ドラゴンフルーツは無味無臭であった．．そこで気づいた、私が思い描いていたのはドリアンである、ということを．．とんだド違いでした。失礼しました．．

海外の思い出

注:写真は今日の沖縄の空．．

先日の話しの続き．．二十代の時、初めて海外旅行に行った。チケットとホテルだけ手配して、あとは行き当たりばったりの一人旅で返還前の香港・マカオに行った。香港は超高級マンションから一歩路地裏に入るとバラックのような家があったのが印象的であった。そうそう、日本で買ったアジア危険地帯マップに載っていたリージェントホテル近くの公園に行ってみた。マレーシア系の女性二人に囲まれ、英語と中国語で書かれたパンフレットを渡された。慈善団体を装った詐欺のようだった。マカオでは、帰りのフェリーに乗るためタクシーに乗ると必要以上に料金メーターを上げられた。

勿論、悪い思い出ばかりではない。香港の離島は日本人観光客もおらず、一人旅の欧米人バックパッカーのみ、しかし、映画・慕情のような景色が広がっていた．．

アメリカは仕事がらみで行ったが、ロサンゼルスは一歩脇道へ入ると危険な香りがした。ラスベガスの方がよっぽど安全だった。メキシコへはアメリカから国境を歩いて渡った。帰り、再びアメリカに入国する時、対応した女性職員の鋭い眼差し．．私の顔とパスポートを交互に見比べ、年齢・性別を明らかに疑っていた。すでに私の後ろにはメキシコ人の行列
この時は焦った。パスポートと一緒に仕事先の紹介状を持ち歩いていたので見せたら不服そうにパスポートを返してくれた。

もう10年以上も昔の話しだが、あれから９１１以降、さらに様相は変わったのでしょうね。

どこに住むか？

今朝のNHKニュースで、シンガポールに出店し、永住先をシンガポールに選択した人々の様子が放映されていた。私自身、北海道、関東、九州、沖縄．．と暮らしてきて、さて、永住先をどこにしようか？と考えてみるが、海外、しかもアジアという発想はなかった。唯一行ったことのあるアジアは、返還前の香港とマカオだが、人口密度の高さに圧倒された。特にマカオは、ロマンチックにして最悪な街だった．．

　話しがそれるので、この続きは別の機会にすることとして．．シンガポールねえー。東南アジアの中では治安も格段に良さそうだし、日本より将来性のある国かもしれない。機会があったら行ってみたい．．確かシンガポールマラソンなんてあったような．．？