コトコト3日間煮てキャラブキが完成しました。
コトコト…っていってもシャトルシェフ使用なので沸騰したら弱火にして5分。
それを1日数回、3日間繰り返して完成です。
フキは山小屋で摘んできたこれね。
細くて短くって摘んでも摘んでも葉っぱを取り除くとたいした量にならなかったけどね。
春が来てフキノウトウが咲くまで楽しめる山菜料理のキャラブキは
マダムてる子さん直伝のレシピなの。
もっとも分量とかじゃなく、材料や手順のみですが。
今回使ったのは株式会社アサムラサキの減塩かき醤油。
減塩じゃない方のかき醤油は旅行先で買って使ったことがありますが減塩は初めて。
そのかき醤油に比べて塩分40%もカットってどんなものかとても興味があったの。
舐めてみても塩気が薄いって感じません。
きっと牡蠣エキスや鰹や昆布、椎茸の一番だしなどの旨味成分によるものなんでしょうね。
美味しさだけが前に出てまろやか。
キャラブキは珍味だけど塩分が気になる最たる料理。
まさにぴったりなお醤油です。
【灰汁抜き】
- フキは葉を取り除きよく洗って食べよい長さに切ります。
- たっぷりの水から茹で、沸騰したら湯を捨てます。(茹でこぼし)
- またたっぷりの水から茹で、そのまま茹で汁の中で半日置きます。(灰汁抜き)
【作り方】(シャトルシェフ使用のレシピ)
- 鍋に灰汁を抜いたフキ、水を入れます。
- 1に減塩かき醤油を入れます。
フキや水の量にもよるので分量は味見して塩辛くない程度。
チョッと薄いくらいが丁度良いです。 - 火にかけ沸騰したら中火弱で5分。
保温鍋に入れて4~5時間。 - 3を1日数回、2~3日続ける。
- 仕上げにハチミツまたは砂糖を加えテリを出します。
本来はこの様に灰汁抜きするのですが、
今回私は4度茹でこぼしした後、直ぐに調味した煮汁で煮始めました。
エグミが出るかと思ったのですが、今回のフキは全く平気!
とてもクセなく仕上がりました。
作り方も日に何度も火にかけて大変そうですが、
朝と夜の2回火にかけるだけでも保温鍋に入れているので平気かと思います。
マダムてる子さんは七輪で炭が落ちるまでコトコト炊いては
また翌日七輪にかける…を3日間繰り返して作っているそうです。
即売所や道の駅に置かれている農家さん手作りのキャラブキは
そうやって手間暇かけて作られているそうです^^
アサムラサキの減塩かき醤油を使ったキャラブキ、とても美味しく出来ました。
いつもは醤油とミリンを入れて煮込むのですが、今回はミリンを使用しませんでした。
旨味が詰まった優しいお味に仕上がり、塩分も抑えられ一石二鳥♪
減塩かき醤油、他にも色々試してみたいと思います。
素通りするわけにはいきません(笑)
広島では人気のしょう油ですが、わが家では川中醤油さんの「天然かけ醤油」を使ってます。
こっちのほうが,ちょっと上品かなぁって感じです。
ただ,減塩のものはなさそうです。
ここのかき醤油はこっちでも有名です。
大きなスーパーで買うことできますが減塩は初めて。
そっか~色んなブランドあるんですね。
是非試してみたいわ~♪