あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

精進料理教室でした

2013年02月26日 | 日記
日曜日は午後からフジグランカルチャーサークルにて
「お坊さんと作る精進料理教室」でした

メイン講師は「料理庵ごんどう」の権藤さん
そして、精進料理や禅についての解説を曹洞宗の若手僧侶がしながら
参加者の皆さんと精進料理をつくりました

まずは「精進だし」の味見から

いつもは最初から昆布・しいたけ・大豆を一緒に合わせてだしをとってますが、
今回はそれぞれにだしをとって、それぞれの味をみてもらいました。
大豆からだしを取ることが初めての方もいて驚きの声が・・・
私自身、それぞれの味わいが良く分かり興味深かったです
そして合わせることで、さらに味わいやうま味が深まることに感動しました

今日のお献立
「精進てまりすし」

しいたけ ・ たけのこ ・ きくらげ
菜の花 ・ ゆば ・ かぶらの梅酢漬け
ころっとかわいらしく作ります
写真では分かりにくいのですが、かぶらが春らしくもも色です

「だし巻きたまごもどき」

豆腐とやまと芋でつくります。因みに黄色の素はカレー粉
黄色が鮮やかで、お祝の膳にもってこい!
参加者の方からは「卵アレルギーの人にいいかも・・・」とのご意見も
今回は、少し柔らかめになってしまいました・・・

「二の重」

「たけのこの木の芽あえ」 春の味です、子供のころはチョット苦手でした・・・
「なま麩の田楽」 永平寺精進味噌をつけていただきます 
「プチトマト甘露煮」 デザート感覚でトマトを
「豆腐のみそ漬け」 チーズのように濃厚な味わいで、大人のおつまみにも
「昆布・しいたけ・大豆の佃煮」 だしがらも立派な一品になります
「た く あ ん」 お寺の精進料理には欠かせません。くるっと巻いて花のように・・・私のイメージはバラです


「春の精進弁当」の出来上がりです
おひな祭りやお花見の一品として取り入れていただけたら嬉しいです


精進料理を通して、仏教や禅について多くの人に知ってもらう企画ですが、
一緒に調理をしたり片づけをしたりのなかで、
「法衣を脱いだお坊さん」と触れ合ってもらいたいという願いもあります
今回参加していただいて、少しお坊さんが身近になってくれたんじゃないかなぁと・・・
そして、気軽にお寺を訪ねてくれる人が一人でも増えることを祈っております


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のぶ)
2013-02-26 13:11:27
うまそいやな!
Facebookから「いいね」できんよ(;´д`)

この間は、ありがとう!
返信する
Unknown (あんのん)
2013-02-28 21:37:49
ありがとう!
今度、奥さんに作ってあげて

Facebookは私は何だか使いこなせてません・・・
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