(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県 城山(湯河原)を歩く(1)

2013-10-22 18:30:57 | ウォーキング
2013年10月22日(火)

五所神社・・・JR湯河原駅・・・城願寺・・・城山563m・・・JR湯河原駅(往復)

  お天気は下り坂でしたが雨の心配は無さそうだったので、少しばかり無理をして出かけました。台風の影響で暫く好天は望めそうもなかったからです。城山に向かう主なハイキングコースは三本あるのですが、最後に残っていたのが今回歩いたコースです。一番多くのハイカーに利用されているコースだと思うのですが、私は初めてだったので新鮮な気分で歩く事ができました。それにしてもコースが変わると随分印象が異なるものですね。


五所神社  南側の正面入口を見ました。手前の道路は県道75号線で右(東)方向およそ1キロの所にJR湯河原駅があります。


右側に大きなクスノキがあります。


五所神社


手水舎


「湯河原町指定天然記念物 五所神社の楠」
「かながわの名木100選 五所神社のクスノキ」
樹高36m 胸高周囲8.2m 推定樹齢600年
説明板によると、クスノキは寿命も長く、樹齢が1500年ぐらいに達するものがあると言われるのですからこの巨木でもまだまだ中年ということでしょうか。


「御神木の楠(くすのき)  五所神社」


説明板によると、「・・・治承四年(1180年)8月源頼朝伊豆より挙兵の時、この地の豪族土肥次郎実平は一族と共にこれを助けて・・・石橋山合戦進発の前夜は社前において盛大な戦勝祈願の護摩を焚いたと言われている・・・」


社殿  祭神は天照大神、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)、素盞鳴尊他


狛犬 吽像


狛犬 阿像


境内社 山神社 祭神はオオヤマツミノミコト


東側口から見た五所神社


JR湯河原駅


駅前の指導標 左、幕山・南郷山5k 城願寺0.5k 城山公園3.5k  他略


「土肥實平公並夫人像」


「土肥氏館趾」の石碑


湯河原駅から見て左手に二本の道路が見えます。手前左側の道路を東に進みます。右側は県道75号線で湯河原海岸方面に向かいます。


四辻 道路正面に指導標が見えてきました。左折してJRのガード下へ
指導標 「 ← 山神の樹叢 城願寺 城山ハイキングコース」  
指導標 「 ← 城山(土肥城跡)3600m」 


車の対面通行が出来ないほどの狭いガード


ガードを出た所にも四辻
指導標 直進、城願寺・城山ハイキングコース 右、鍛冶屋方面・幕山公園方面・山神の樹叢


住宅街の中の坂道を進みます


城願寺入口を示す石柱(「城願寺参道」)と案内板 左へ


すぐに城願寺の門柱が右手に現れます。近くには公衆便所と書かれたトイレが設置されていました。訪れる人も多いのでしょう。


参道


山門


参道  ビャクシンの全体が見える位置です。


この枝ぶりに驚かされて思わずまた写真を撮ってしまいました。


境内に入って  ビャクシン下部
「国指定天然記念物 城願寺のビャクシン」
「神奈川の名木100選 城願寺のビャクシン」
説明板によると、樹高20m 胸高周囲6m 根回り約8m 推定樹齢800年  土肥実平の手植えと伝えられる。ビャクシンも樹齢1500年ぐらいに達するものがあるそうです。


七騎堂


鐘楼


萬年山 城願寺本堂(曹洞宗)


説明板によると、城願寺は土肥次郎実平が菩提寺として建て・・・実平は頼朝の安房への脱出の際に功績があり、また木曽義仲や奥州藤原氏の征討に従軍したがそれ以降の事は定かではい。・・・本堂左後方に土肥氏一族の墓所があるが、全部で66基の墓石があり、一墓所で各種の墓型が揃っているのは関東地方では珍しく貴重なものであるという。


神奈川県指定史跡 土肥一族の墓所


土肥一族の墓所


湯河原の海まで見渡すことが出来ました。左手は真鶴半島


神奈川県 城山(湯河原)を歩く(2)へ


No.334