ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

『マレーシアとイスラム教』 その2

2011-09-29 22:43:30 | ご講話・ヘラトリ・リバティ 

『マレーシアとイスラム教』
(その2)

(本稿は、2011年9月27日北海道正心館七の日講話のエッセンスをまとめたものです。)

涙ぐましい努力?

 二点目に、イスラム教は、少なくともその発祥時においては、
「キリスト教、ユダヤ教と両立・融和できるように、涙ぐましいまでの努力をしていたことが、『コーラン』を読むとよくわかる」ことを挙げたいと思います。

「モーセやイエスに降りた神と同じ神(アラー)が、ムハンマドに臨んだ。そして、ムハンマドが最後の(但し最大の)預言者であった」というのが、イスラム教の立場であることは、ご存じの方も多いと思います。

実際、それを実証するために、『コーラン』を読むと、おびただしい量の新約・旧約の聖書からの引用(特に旧約からの)が出てくることに驚かされます。
前述の井筒俊彦教授によると、「日本人で、『コーラン』を一番良く理解できるのは、キリスト教徒だろう」という話があるくらいで、実際、聖書に関する基礎知識がないと、ちょっと分かりづらいだろうと思われる気もします。

『コーラン』は全部で114章あるのですが、その中に、「ヨセフ」(ユダヤ教3代目の族長)だとか、「アブラハム」(初代開祖)だとか、「聖母マリア」だとか、「天使」という名前を付された「章」が、続々と登場してくると、「これは一体、聖書の解説書なのか?」と思ってしまうくらいです。

「同じ神の啓示なのだ」ということを、繰り返し、繰り返し、その中で述べているのですね。
第19章が、「マルヤム」(聖母マリア)という章なのですが、そこでは、「まだ子供だったイエスが、"私はアラー〔主〕の僕(しもべ)です"と言ったのだ」とか、「モーセは、実に誠実な預言者であった(私(アラー)の言葉をよく伝えた)」という話が出てきます。

さらには、イドリースという人物のことを褒めたたえ、「彼は実に正直な預言者であったので、我々(アラー)が、彼を高い世界に昇らせて(還らせて)あげた」という話が出てきます。イスラム教の神秘主義(スーフィズム)の方では、「この"イドリース"というのは、ヘルメスのことだ」と説明されているのですね。

以前も渋谷精舎でお話したことがありますが、世界の三大宗教は、表の顕教(けんきょう)は、それぞれ別の顔をしていますが、密教の部分(キリスト教→グノーシス派・一部ヘルメス思想/イスラム教→スーフィズム/仏教→真言密教)は、相互につながっています。
「南インドで密教を興したときに指導したのは、実はヘルメスである」というお話は、中国正心館の御法話の中に出てきます。

「スーフィズムを興したときに指導したのは、ヘルメスとオフェアリスである」というお話は、沖縄正心館の御法話の中にありますね。
そして、スーフィズム自身の中で、「ユダヤ教の中に登場してくるヘルメスの名前を挙げて、「これが実はイドリースのことなのだ」とした上で、これらの霊存在の霊界での名前が"ヘルメス"である」ということを言っているのです。

同じく沖縄正心館の御法話の中で、「ムハンマドに"塹壕戦"と"弓の一斉射撃"というインスピレーションを与えて、絶対勝てないと思われた戦い(624年の"バドルの戦い"と思われる)に勝利をもたらしたのは、ヘルメスである」とありましたから、このスーフィズムの主張には、説得力があります。

それから、中東に関心の薄い日本の国では、あまり知られていませんが、622年のムハンマドによる、メッカからメジナへの「ヒジュラ」(聖遷:転戦のこと、実際はメジナへの脱出)というのがありますが、このイスラム教を立て直したメジナという場所は、実は、ユダヤ教徒の町だったのです。
そこでユダヤ教と共存しながら、ある時は彼らを味方につけ(最終的には離反)、ある時は協力を得ながら、多神教(クライシュ族)の聖地だったメッカへの反転攻勢を期していたのですね。

その過程で、随分、ユダヤ教徒(キリスト教徒)への説得・融和が試みられ、その努力の跡が『コーラン』の内容にもにじみ出ているわけです。
(しかし、ユダヤ・キリスト教徒からの迫害は止まず、最終的には彼らを責めることになってしまったのは、「ムハンマドの霊言」で説明があったとおりです。)


意外と自由にやっている

 ここまで理知的な話が続きましたので、多少"閑話休題"的な話をしますと、皆さんも、イスラム教というのは、「ガチガチの戒律で大変だ」という印象があるでしょう。
確かに、原理主義的な宗派の一部には、そういうところもありますが、最近会内でも、中東に出かけて行って、彼らに啓蒙(伝道?)する人が増えてきましたので、その方々のお話を聞くと、「意外とそうでもない」というのですね。

特に、石油王等の大富豪であるとか、最近は、欧米や日本とも取引をする経営者なども多いですから、そういうセレブ系の人達の場合は、こっそり教えてもらったところによると、
「メッカの方角に向って、日に5回(ムハンマドの時代は3回だった)やる礼拝は、実際には1回しかやっていない人が多い」のだそうです。
これは分かる気がします。私も長い間密かに、「5回もやったら、仕事にならないだろう」、
「その間に、ライバル・メーカーにお客さんを取られてしまうではないか」と思っていましたので、こういうバランス感覚(常識)が働くというのは、よく分かります。

一回目の「ムハンマドの霊言」にもありましたけれども、特に欧米・日本と仕事上の関係を持っている人達は、「自分達の教え(戒律)の限界をよく理解しており、幸福の科学の主張する「宗教の時代適合性」という考え方が、よく分かる人達だ」とありました。
そういえば、昨日(9/26)も、「サウジアラビアの国王が、とうとう女性の選挙権と立候補権を認めた」という報道が、世界を駆け巡っていましたが、これなどもまさに、「自由の神」(エル・カンターレ)の力が、背後で働いているのを実感させる出来事です。

エジプトやリビアの動きを見れば、「先手を打って、自由化・民主化の動きを取り込んでいかないと、自分達自身が追い出されてしまう」と考えていることが、よくわかります。「ムハンマドの霊言」でも、「政治・軍事と宗教を切り離す(一体となった体制は解体する)ところまでは持っていく」と言っていましたから、その流れの中で、思想信条(信教)と言論の自由が生まれてくる未来を見据えて、我々も、啓蒙(伝道)活動に取り組まなければならないでしょう。
(「その3」に続く)


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「異常に巨大な天災地変による原子力損害」については原子力事業者を免責とする

2011-09-29 06:15:50 | Weblog
   
原子力賠償法では、「異常に巨大な天災地変による原子力損害」については原子力事業者を免責とする・・。

私達 保険にはいろいろ 入っている。

入る時に 気がつくのは 免責事項があること。

例えば 戦争や 天災地変 台風やら 何やらによる災害には 免責・・とある。



今回3月11日の東日本大地震で 枝野さんが 東電が補償します と即座に答弁した。

あれ ?  って思いました。

これって 可笑しいでしょ。

何か 分からないけど・・ 違うでしょ。


長い目で見たら・・ 経済が落ち込んでいくのが 予測される。

確かに 被災者は 皆で支えていこうと 思う。

でも 増税 による  景気の冷え込みは・・


例えば 急に寒くなって 風邪をひいた。

病院に行ったら・・ みんな なぜだか 肺炎に なっていてね。

肝心のお医者様も 寝たきりなの。

外には 北風が ヒューーーー


なんて 感じかな。

訳が分からない???   



・・・ 昨夜は 寝てしまった  


今朝 パソコン画面を 眺めて・・・

とりあえず


up しておこうかな  と  !









リバティにね。

こんなことが書いてありました。

東電は 巨額の 賠償額に耐えられなくなり 東電は破産する  と  東電は 国営になる。

すると 全国の 原発は