MASの搭乗員日誌

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雷電 主脚更新

2021-12-18 12:04:00 | 軍需工廠

11月28日、1FLT目と2FLT目といずれも着陸で強めに接地し主脚が破損してしまった自作の雷電。

左主脚

1FLT目はまだ可動できましたが2FLT目でトドメを刺しました。

右主脚

なかなか主脚が展開できず対処に追われていましたが、いざ展開し着陸操作ができるようになるとこの有様です。

主脚ユニット取り外し

主脚柱の根元が曲がったように思っていましたが実際は元から考え直さないといけないようです。

ユニット損壊

主脚柱の軸は何ともなく主脚ユニット自体が割れていました。
装備していた主脚ユニットは元は零戦五二型1,100mmのもので主脚軸は3φでした。
零戦で運用の際にこの軸が曲がりやすかったので根元部分を4φに改修して利用していました。

主脚ユニット変更

300g重量が増える雷電なら尚更のこと軸が曲がるだろうと思い同じく4φに改修してあったのですが軸を強化した分そのままユニット自体に負荷がかかり破損したようです。
このまま交換修理してもまたユニットに負荷をかけ破損の繰り返しになると思うのでこの際に元から4φのユニットに交換します。

3φユニット専用 取り付け箇所

4φユニットを置いて考えてみる・・・。
制作時にスケールが零戦と同じなのだからとあまり深く考えずに組付けていた軸径3φの主脚ユニット・・・今となれば小型軽量だったのだと思う。
設計図作成の段階から疑うことなくピッタリ組み込んでいたので新たなユニットがスペースに収るだろうか・・・?

開口部拡大

眺めていてもラチがあかないので取りかかります。
もし変更ができない場合は仕方ないので元のユニットを新調し収め治すしかありません。
とりあえず4φユニットに合わせて開口部を拡大しました。

かさ上げ補強

4φユニットは高さが増すため元の深さには収りません。
3mm航空ベニヤをカットし接着、かさ上げします。

仮止めし状態確認。

かさ上げしてある分、車輪が飛び出してしまい内側カバーが閉まりません。
主脚柱上部のカバーは深い位置で接着すればいけそうです。

主脚柱改修

タイヤがもう少し奥まらないと主翼内に収められません。
改修して何とかできそうなのがこのアールの箇所で外部のプラパーツを切り取りました。

軸湾曲作業

ペンチなどを駆使してアールを調整・・・主脚柱のほぼ垂直線上にタイヤが来るようにしました。

ディティール修復

切り取ったプラパーツ部分をパテで再生し塗装しました。

収納確認

主脚ユニットを組付けて無事にタイヤが収る事を確認できました。

上部主脚カバー

以前より主脚柱に深く接着、カバー上部はユニットに干渉するのでカットしたのでやや短くなっております。

作業完了

何とか4φユニットに更新できました。
これで多少なり着陸に対して懐が深くなってくれたらよいのですが・・・
ユニットを改めた事により次の箇所が破損・・・となる前にソフトランディングの腕を磨きたいと思います。



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