MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

Erich Hartmann

2017-03-07 20:39:00 | 軍需工廠

Bf109G再生作業 仕上げです。

ラインマスキング

転写シールを迷彩上に貼る場合、透過率や色調再現を考えた場合に白ベース・透明ベースともに難があるので今回の歩行可能ラインは塗装で再現します。
今回はじめてタミヤの曲面マスキングテープを使用しました。
画像の白いテープです。通常のマスキングテープよりしっかり表面に食いつきます。

赤ライン

白を塗装した後、赤を塗装。若干はみ出た白や赤をレタッチで消しました。

国籍マスキング

主翼上面の国籍表記もデザイン上、転写シールでは難しいので塗装します。

基本塗装完了

だいぶ雰囲気が出てきました。

A-ONE転写シール

毎度の作業です。ロゴマークや注意書き等、プリンターで出力し貼り付けるだけで再現できるなんて便利な時代になったとつくづく感じます。
25年程前にF-1のラジコンをやっていた頃にコレがあったらMarlboroやCAMELのステッカーを大量生産しただろうな~。

マーキング

主翼下面、胴体後方に国籍マーク。
尾翼には燦然と輝くハーケンクロイツ!
大戦機に行うこれらの作業は魂を入れる儀式、ビシっと身が引き締まります。

グルグルスピナー装着

フライングスタイロのこのスピナーは瞬間接着剤で固定するのですが中心軸をしっかり決めるのがいつも難しいんですよね~。子供が起きていたらとてもできません。

操縦席

コックピットパーツおよびパイロットを組み付けしました。

スミ入れ

機体のモールドに沿ってエナメル塗料のフラットブラックとフラットブラウンを溶剤で薄め筆塗りし、溶剤を含んだティッシュで拭きとりです。

エアブラシ

排気煙の再現のみにしました。このサイズだと下面に施した場合少し大げさかなと・・・ホントは腕前がついてこないからです。

Erich Hartmann

ブービ、ブロンドの騎士、そしてソ連軍からは黒い悪魔と呼ばれた352機を撃墜したエースパイロット!
私はいつもFLTさせる際は搭乗員(パイロット)に自分を投影しています。
まぁ、自分なりに搭乗員になった気分まで気持ちを高めて没入しようと思っています。
零戦ではとくにその傾向があり所属番号はとくに搭乗員が特定できない無名戦士仕様にしています。
ただ始めた頃から色々な資料や動画で当時の世界観や人物などを知る度に無名戦士は存在しないんだなっと思いました。それからはいくつかの有名パイロット仕様も手をだしたわけですがやはりプレッシャーは増しますね。
趣味の世界だから何も難しく考えず気楽に好きな仕様でいいじゃないかとも思うのですが、このこだわりは自分なりにあの時代に生きた人々への敬意だと思っております。
まぁ・・・かなりおこがましい気もするのですが・・・。
エーリヒ・ハルトマンになれるかな?
「スピナーが額、翼端が指先」そこまで投影できるよう、そうなりたいもんです。

作業完了!







今回の塗装はプラモデルを強く意識してみたのですがなかなか難しく疲れました。
いつもの日本機と比べてドイツ機の迷彩はかなり気を使いますね。
色味の知識からして足りてなかったのでかなり資料を読み漁りました。