前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

93.外泊をキャンセル

2013-07-03 00:59:34 | 前頭側頭型認知症

夫を今週の金曜日(5日)・土曜日(6日)に一泊二日で外泊の予約を入れていましたが。2日朝9時キャンセルの電話を病院に入れました。

こんな夫を怖いと思う気持ちで外泊させても、私が普通に接することができないと判断しました。

ただ、金曜日の主治医との面談の予約は、そのままです。


夫を怖いと思う気持ちが、何故起こるのか考えて、気が付きました。
去年、夫が大学病院に救急車で運ばれることになった時、夫が私を追いかけた時のことがあったからだと思い至りました。

追いかけられることがこわいのです。
後ろから跡をつけて来られるのが、こわいのです。
つかまえられそうになるのが、こわいのです。

これを書いても泣けてきます。
情けないです。



もう一つ怖いのが、夫と車に乗っている事です。
狭い車の中で、時々、何をされるかわからないと言う恐怖の襲われます。

これは、今に始まった事ではなく、一昨年あたりからあり、去年は頻繁に感じていました。運転中にハンドルを握られ、中央線をはみ出し対向車にぶつけられると、想像してしまいます。夫にそういう事を言われたことがあるような、それとも、夫婦喧嘩して私がそう言ったのか・・・。


どちらにしても、わたしの頭の中の異常な反応です。情けないです。


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5 コメント

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今ブログ拝見しました。 (らら)
2013-07-04 20:33:34
今ブログ拝見しました。
びっくりです。
ご主人を怖いと思うgotoyanさんのお気持ち。
普通だと思います。
異常ではありませんよ。
ご自分を責めることはありません。
ご主人は病気です。以前のご主人ではないと思います。
怖いと思う気持ち、それでいいと思います。
gotoyanさんは悪くありません。
残念で、悲しいけれど、ご主人も自分でセーブできなくなっているのですね。
どうぞ、ご自分を大切になさってください。
たくさん泣いても、後は一歩前進!ですよ。
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予測できない行動を取られると、誰でも恐怖を感じ... (Y)
2013-07-04 22:20:01
予測できない行動を取られると、誰でも恐怖を感じますよね。
そういえば、同じ前頭側頭型のご主人で、奥さんを追いかけてくるので、奥さんはトイレに立てこもって、警察を呼んだ・・という方がありました。

これからもいろんなことがあるのだと思いますが、ららさんの仰るように、ご自分を大切になさってくださいね。
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ららさん Yさん (gotoyan)
2013-07-05 12:16:53
ららさん Yさん

ありがとうございます!!!!!
ボロボロないています。
鼻水ジュルジュルです。
救われます。
ありがとう!!!

今日、主治医と面談して来ました。
相談員さんとも話してきました。
夫とも面会して来ました。
夫とても穏やかでした。

外泊できない事を言っても、諦めたように淋しそうにするだけで、おとなしかったです。
側に、看護師さんについてもらっての面会で、玄関を出るまで付いていてもらいました。

夫を怖いと思う気持ち、ららさんやYさんやfranzeさんは無いだろうと思います。ブログを読んでそう思っています。でもYさんのコメントに出て来た方もおられるとわかり、、また、ららさんに怖いと思い気持ちが異常なことじゃないと言っていただき、ありがたいです。
ほんとうにありがたいです。

一歩前進します。
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gotoyanさん (Y)
2013-07-05 23:22:47
gotoyanさん
病院のスタッフの方たちやご主人ともコミュニケーションが取れてよかったですね。

先に例を挙げた他のご主人のことですが、デイだったか自宅だったかの、トイレの窓から外へ出てしまい、2階から落下して複雑骨折して、入院されたのでした。

入院後は、他の患者さんにクレームをつけて回る(テレビの音のことだったり)ので、個室へ移されたけれども他の病室へ出入りして困っている・・・という所まで、奥さんから聞きました。
奥さんはいずれ仕事を辞めて自宅で介護したいとのご意向でした。
今どうされているのか、お聞きしていませんが。
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Yさん (gotoyan)
2013-07-06 08:50:38
Yさん
その方は本当に大変な状況なんですね。2階から飛び降りることに恐怖心も感じずに実行して複雑骨折してしまう怖さ。骨折で済んでよかった(?)
前頭側頭葉変性症の手におえない症状に付き合うのは、覚悟が必要ですね。
Yさん、ららさん、よくご主人に付き合って危険を回避してみておられるなあと思います。
わたしも、今回の面談と相談で、いよいよ夫を退院の方向に持って行かないといけなくなりました。
だらだらとこのまま入院していて、外泊を繰り返してた方が夫にも、家族にも負担や不安が無くていいのではないかと思い始めていたところなので、主治医に恫喝されたような思いです。
詳しくは今夜ブログにアップします。
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