5月21日(火)
夫から7時20分電話、何時に迎えに来るというもの
しつこく何度も確かめるので、あ~~また始まったと思う。
「9時30分ちょっとすぎるかもしれないからね」と言うのが気に入らなかった。
「わかった。9時30分に必ず行く!」と訂正断言して、切る。
【〇〇頃】と言う、あいまいな時間 - 夫は納得しない
はっきりと 〇〇時〇〇分 と 時刻で約束する事を好む
時刻表的生活を好む、前頭側頭型認知症の典型的行動
今日は迎えに行って驚いたことがあった。
①
「今日は朝からなんかイライラしてよ。やっぱり移動したからだべな」と
しっかりとした、客観的な自己分析!
②
「間違って人の朝食喰ってしまった。なしてだべな。糖尿病て書いてからだべな」 と 言った。
看護師さんに確かめたら、男性看護師さんは知りませんでした。後ろから別の女性看護師さんが出てきて、「同じ糖尿病の患者さんのですから大丈夫ですよ」と言っていただいた。
夫もその大丈夫で、血糖値が上がることの心配が薄れたようだった。
けれども、私は心配。理由、同じ糖尿病でも摂取カロリーは違うのではないか?
昼食前血糖値が高くなるのではないか?
その後夫の不安が大きくなって、こだわりの行動が酷くなるのではないか?
・・・・・結果 心配いりませんでした。とても落ち着いていました。
血糖値は400を超えていましたが、機嫌はgood
③
「ここの看護師は手際悪くてよ」
「それで、イライラしたかもしれない」
なんと冷静に周囲を観察出来ているではありませんか。
そして自己分析。 反省もしている?
(なんかとても普通)
確かに、外泊するための、インスリン注射等の道具や消毒綿の細かな準備が、雑で
一まとめにできていませんでした。自宅での生活の指示も、何かの用紙の切れ端に走り書きのメモ程度。夫がそのように見てもおかしくありません。
でも、そのまま夫の言う事を肯定せず、「お父さんもまだ病棟移って日が経っていないから、看護師さんたちもお父さんの事良く解っていないのよ」と言うと、納得してくれました。
これで、看護師さんたちに批判的にならず、できるだけ、仲よくしてくれたらいいと思います。もうすでに、爪を切ってもらったり、子供じみた頼みごとも聞いてもらっていました。ありがたいです。でも、甘やかさないで、自分でできることは自分でするように、と看護師さんたちにお願いしようと思います。夫が退院しても、私も姑も安心して生活できるために。
④
病院の敷地内の八重桜が満開なのを見て、
夫: 「八重桜満開なんだな」
私: 「うん、そうだね」
夫: 「菜の花ロード行って見る」(大潟村)
先週も夫を誘って出かけたのですが、菜の花だけで期待した八重桜は咲いていなかったのです。それを覚えていて、見たくなったようです。10時のお茶は、前回同様ローソンでペットボトルのお茶を買って飲むことにしました。
お茶も時刻表通り10時のこだわりを持っています。けれでも、「今日は、ちょっと10時過ぎるかもしれないけど、まだ時間あるから大丈夫よね」と行ってみました。素直に聞いてくれました。
大潟村の菜の花ロードは、菜の花も満開、八重桜も満開で、色のコントラストがとってもきれいでした。私はまた、写真をとらせてもらいました。
その後、「早くしろ」と言うところは、前頭側頭型かな?
国花苑の八重桜も車でぐるっと見ました。
⑤
昼はいつもの通り(常同行動) 寿司とお茶
血糖値の測定もインスリン注射も食事も薬もお茶も問題なし。
わがままは言わなかった。
⑥
駅前に行くと言う
・・・ 血糖値が下がると怖いので行かないように言いました。
・自転車で行くと言う
- 自転車に鍵がないので駐輪できない
・ バスで行くと言う
- バスの乗り方を知らない
⑦
私、仕事に行く
その間夫と姑が二人きりになって心配だった。
不安 1 夫が自転車に乗って駅に行ってしまい低血糖で倒れてしまわないか
不安 2 自転車に乗って駅に行くつもりが道をわからなくなり低血糖を起こし救急車 も呼べず死んでしまうのではないか
不安 3 姑の事が気に入らず暴力を振るってしまわないか
全く問題ありませんでした。
何も問題なく・・・・
良かったですね。
糖尿病の管理は大変そうですが
ご主人、大丈夫みたいですね。
八重桜と菜の花、いいですね。
コメントありがとうございます。
ご実家のお父さんの事、介護保険更新の事、すばらしいお医者様のたくさんの有り難い情報など、いろんなことがあったのですね。
歳をとって、老後は悠々自適、楽しく旅行して、自分の好きなことをして過ごそうと夢みていましたが、予想外の夫の認知症、ららさんと状況は格段の差があるみたいですが、ららさんの穏やかな落ち着いた頑張りを見習って、私なりにがんばっていきます。