不安・危険を感じているのは階段ばかりではありません。
①玄関でのスリッパと靴の履き替え
②横断歩道の横断
③細い小路での歩き方と横断
①スリッパを脱いで、靴に履きかえる時
敷居ギリギリに後ろ向きに立ち、スリッパを履きやすいように立ったまま脱ごうとします。後ろに倒れたら、そのまま玄関のタイルに仰向けに倒れ、後頭部を打ちつけててしまう恐れがあります。
ギリギリは本当にギリギリです。S病院では目覚まし時計をギリギリに置き過ぎるのでもう一個壊しています。ラーメン屋で食べる時も、どんぶりを落ちそうなくらいギリギリに自分の方に寄せて食べます。今はしなくなりましたが、水やお茶も、茶碗やコップに縁ギリギリ、ナミナミに入れさせていました。今は200mlをしっかり計って、見せているので、おおよその目分量を覚えたようで、文句を言わなくなりました。
②横断歩道は信号が切り替わるまでに渡りきれません
片側2車線の道路では、緑になるまで待ってから横断しましが、赤に切り替わるまでに渡り終わらず、左折車・右折車が夫の渡りきるのをイライラして待っています。
私は一緒の時は恥ずかしいので、先に渡って知らんふりして、少し先に行きます。
デパートに行くと2歳くらいの小さな子にも追い越されてしまうほど、歩幅もなく、物凄くトロイ歩き方です。
急かすと不穏になるので、『早く』と言う言葉は厳禁です。
引っ張ることも、嫌がるので(接触拒否)、触ることもできません。
車が来たからと、危ないからと引っ張ることもできません。
路上で立ち往生して、掴み合いの喧嘩になるからです。
車が止まって、私たちがよけるのを待つことになります。
最近は犬の散歩の時には、夫と離れて先に歩き、
後ろから付いてくる夫に声をかけて、
車が来ている事を警告しています。
ものすごくゆ~~~っくりと、少しよけます。
というか、車がよけて行きます。
田舎だからできることです。
横断歩道のない道路では、両側からはさまれるように、車の方が徐行するのが見えます。
③細い小路だからと油断はできません。
左右の確認もせず、小路を横断するからです。
時間帯にもよりますが、住宅街でも、工事車両やスーパーからの通り抜けの車がよく通る道路が、夫の散歩コースです。(散歩の帰り、夫はお向かいの屋敷を近道にして通り抜けます。)
これからも、夫の身に危険なことが起きて行くことになるのだろう。
前頭側頭型だから、仕方がないことなのか?
夫は携帯電話は使えません。
徘徊するようになったら、更に危険は増すことになるでしょう。
何か方法を考えなければなりません。
情報を集めて、夫を安全に過ごさせる術を身につけなければと思います。
皆さん、私に色々な危険を回避するための詳細な情報を下さい。
お願いいたします。