Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

夕映えの飛鳥Ⅱ

2009年11月25日 | 船舶
 夕暮れへ・・・そして、出港の時
 (1)

 午後も四時近くともなれば、徐々に太陽の光も黄色味を帯びてきます。
 ホワイトバランスをオートにしておけば普通の色合いになるところですが、ここはストレートに・・・
 ちょっと見には不自然に思えるかもしれませんが、これがほぼ見たままの色調に近いんですよ。

 撮影地:神奈川県横浜市「大桟橋付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/40秒) +0.7EV 54㎜(86㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2009年11月21日(土)



 (2)

 太陽を真後ろにして正面近くから撮影すると、まだ背後の空には青い色が残っています。
 これからがいよいよドラマティックな光が生まれる時間帯となります。
 撮影ポジションを変えるべく大桟橋の送迎デッキへと向かうことにしましょう。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/30秒) +0.7EV 46㎜(74㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (3)

 かなり空が色づいてきました。
 ちょっと誤算だったのは、太陽が右側のビルに姿を隠しつつあることでした。
 急いで舳先に向かえば何とか「飛鳥Ⅱ」と太陽とを絡めることができるかもしれません。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/200秒) -1.0EV 36㎜(58㎜相当)


 (4)

 舳先に着いたら、太陽はまだギリギリのところにいてくれました。
 太陽と運海面の輝きが何とも言えません・・・それと、ふねの舳先が絡んでなかなかいい感じでした。
 それにしても、このシグマのレンズは意外と逆光に強いようですね。
 太陽を画面意に入れても、ゴーストやフレアっぽさは殆ど感じられません。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/640秒) -1.0EV 54㎜(86㎜相当)


 (5)

 いよいよ「飛鳥Ⅱ」出航の時刻が近づいてきました。
 船内では乗組員の方々がその準備に余念がないところでしょう。
 乗船客はその瞬間を今か今かと待っていると思いますが、まだ少し時間がかかるようです。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -1.0EV 36㎜(58㎜相当)


 (6)

 MM21の大観覧車の時計がちょうど午後5時と表示され、いよいよ「飛鳥Ⅱ」は出航の時刻を迎えました。
 今回はどのような船旅になるのでしょうか?
 見送る側もなんだかワクワクしてきました。

 撮影データ:ISO400 f/11.0AE(SS1.0秒) 0.0EV 41㎜(66㎜相当)

 ということで、明日は「飛鳥Ⅱ」が夕暮れに出航するシーンを届けします。
 なかなか綺麗だったというか、いいものでしたよ。