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Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

レンゲ畑にて

2009年04月21日 | 
伊佐沼の畔を彩る春の風物詩

(1)


今年も川越市にある伊佐沼周辺に咲くレンゲ草を見に行ってきました。
現地に着いて驚いたことは、いつも咲いている筈の場所は既に耕された後でレンゲが見当たらなかったことです。
「えっ、嘘だろう?」と嘆きつつ、沼の北端にある駐車場に車を止めました。

すると、一人のカメラマンが白レンズで何かを狙っているのを発見しました。
近寄ってみると、狭い面積ながらレンゲが咲いていたではありませんか。
早速、私も機材一式を車から引っ張り出して撮影開始です。

今年はソメイヨシノが満開となったあたりから急に暖かくなったからでしょうか、いろいろな花が一気に開花しましたよね。
レンゲも例外とはならずに、ここでは既に花期が終わりかけていました。
綺麗な花を探すのが一苦労で、やっと見つけて撮影したのがこのカットです。
まずはソフトフォーカスでふわっと優しく・・・

撮影地:埼玉県川越市「伊佐沼周辺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135mm F/2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f/3.2AE(SS1/1250秒) +0.3EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)
撮影年月日:2009年4月19日(日)



(2)


折角ですから、ソフトフォーカスレンズでもう1枚♪
このレンズはレンゲのような優しい雰囲気をもつ花との相性が抜群ですね。
マクロレンズ同様に、春になると途端に出番が増えてくるレンズです。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135mm F/2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f/3.2AE(SS1/1600秒) +0.3EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(3)


では、今度はそのマクロレンズでレンゲの花に迫ってみることにしましょう。
この日は風が吹いていて接写には辛い環境でしたが、風もたまには息をつきます。
これはそんな瞬間に捉えたものです。

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA MACRO 50mm F/2.8 EX DG
撮影データ:ISO200 f/4.5AE(SS1/640秒) +1.0EV 50㎜(80㎜相当)



(4)


もっとたくさん咲いている環境でドドーンと撮りたかったところですが、贅沢を言ってはいけませんね。
とりあえず、背景にピンク色のレンゲをぼかしたものを持ってきての撮影です。

うーん、やはりテンションが上がりません。
今年はもう諦めて撤収しかかると、農業ふれあいセンターの奥にレンゲ畑らしきものが・・・
早速行ってみることにしました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1600秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(5)


キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
諦めなくて良かった~♪
レンゲがいっぱい咲いている場所がありました。
暫くの間、ここで撮影に没頭したのは言うまでもありません。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17~50㎜ F/2.8XR Di
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/50秒) 0.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


今度は4枚目とは違って、広い場所にたくさん咲いているイメージで撮影することができました。
やはり、背景にはたくさん咲いているレンゲをぼかして配置したいところです。
これも至福の時でしたね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 150㎜(240㎜相当・C-PLフィルター使用)



(7)


今まではレンゲを真上から撮るといった発想はありませんでした。
何しろ「逆光馬鹿一代」を自認する私ですから、順光線のようなトップライトに近い光線ではねぇ・・・
でも、この時ばかりは違いました。
「へぇ、真上から撮影するのも面白いじゃん!」ってノリで写したカットです。

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA MACRO 50mm F/2.8 EX DG
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/1000秒) 0.0EV 50㎜(80㎜相当)



(8)


レンゲ畑ではミツバチが一生懸命働いていました。
極楽蜻蛉の私とは大違いですね(笑)
蜂蜜はアカシヤの花から採ったものが美味しいのですが、レンゲ蜂蜜も侮れません。
でも、最近はミツバチが激減しているとのことで・・・いささか心配している私です。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/500秒) 0.0EV 150㎜(240㎜相当)

山梨花紀行(3)

2009年04月19日 | 
新府桃源郷・・・南アルプス、八ヶ岳を背景に

(1)


いよいよこの時訪れた数々の場所のうちでもハイライトとでもいえる「新府桃源郷」へやって来ました。
ここは二年前にも訪れており、その素晴らしさに感動した記憶が甦ってきました。
とにかく広い場所だけに、今回も新たな発見がありました。

前回は南アルプスや八ヶ岳は霞んでいて残念でしたが、今回は意図したものに近い撮影が出来たと思います。
とにかく、今回は前回訪れた時以上に桃源郷の中を歩き回りました。
やはり足でかせぐのが一番ですね。

背景の山は南アルプスで、中央のなだらかな山が仙丈ケ岳で、右側のややとんがった山が甲斐駒ケ岳です。
前々回掲載したトップ画像に見える山並みと一緒で、「カルネドリーム」のカルネさんよりご教示いただきました。
カルネさん、ありがとうございました。

撮影地:山梨県韮崎市「新府桃源郷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月11日(土)



(2)


トップ画像は南アルプスでしたから、今度は八ヶ岳と絡めてみることにしましょう。
八ヶ岳とは長野県と山梨県にまたがる山塊の総称で、山のそのものにつけられた名前ではありません。
主峰である赤岳(2,899m)、編笠山 (2,524m)、西岳 (2,398m)、三ッ頭 (2,580m) 、権現岳 (2,715m)、中岳 (2,700m)、阿弥陀岳 (2,805m)、横岳 (2,829m) 、硫黄岳 (2,760m)、赤岩の頭 (2,656m)、峰の松目 (2,567m)、夏沢峠といった構成になっています。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 93㎜(149㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


八ヶ岳は新府桃源郷の多くの場所から望むことが出来て、眺める場所によって趣が異なります。
これは2枚目では右側にある放送塔がやや目障りだったため、右方向へそれなりに移動して撮影したものです。

撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


桃の花が上から覆いかぶさるようにした構図を撮りたくてあちこち彷徨いました。
恐らくこの場所が一番いいのでしょう。
多くのカメラマンがこの周辺に群がっていました。
あまり絞り込むと回折現象で画像の鮮鋭度が落ちますが、ここは被写界深度優先で絞りを選択しています。

撮影データ:ISO200 f/22.0AE(SS1/25秒) 0.0EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


午後0時を過ぎたあたりから急速に気温が上昇して、汗ばむくらいの陽気となりました。
それに連れて山並みがやや霞んできました。
菜の花と桃、そして仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳を絡めてみました。
トップ画像とはやや印象が違って見えると思います。

撮影データ:ISO200 f/13.0AE(SS1/50秒) +0.7EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


かなり山が霞んできました。
今度はタンポポと桃と南アルプスを絡めてみましたが、そろそろ限界でしょうか?
いよいよ次なる目的地の清春芸術村へと移動を開始することにしましょう。

撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) -0.7EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)

秩父花紀行(3)

2009年04月19日 | 
満開のソメイヨシノ

(1)


枝垂桜で有名な秩父の清雲寺を後にして、札所第二十九番・長泉院の傍を通過して浦山ダムへと至る道を目指しました。
この道路の両側にはソメイヨシノが植えられていて、それは見事な並木となっています。
2年前に見つけたときは、また再訪しようと思っていました。
これは何となく一本桜をイメージして撮影したカットです。

撮影地:埼玉県秩父市「浦山ダム付近」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


この道路は曲がりくねっており、さらに勾配もそれなりに急です。
路上駐車は危険極まりないため、車2台が駐車できるスペースに車を止めて撮影しています。
ちょうど車を止めた辺りの高台から撮影すると、このようにソメイヨシノは覆いかぶさってくるかのように見えます。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/160秒) +0.3EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


陰になった山肌の深緑と山桜(?)の輝きが綺麗だなと思って撮影したものです。
ご覧のようにソメイヨシノはまだ若木ともいえるほどで、さほどでしゃばらないのが好ましいですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/500秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


上のほうに目をやると、浦山ダムへと至る道が続いています。
逆光に輝くソメイヨシノの並木が綺麗で、思わず「おぉ~!」って感じでした。
アップにするとガードレールが目障りですので、ほどほどの大きさで・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


2枚目といささか構図的には被りますが、桜の枝が上から覆いかぶさるようにして見えるのが面白いですね。
画面の殆どがソメイヨシノで、「これでもか!」って感じです。
これを見るために秩父へ来るのは勿体無いので、枝垂桜やミツバツツジを見ながらというのはいかがでしょうか?

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) +0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)

山梨花紀行(2)

2009年04月17日 | 
南アルプスと桜・・・至福の時♪

(1)


笛吹市にある一宮桃源郷を後にした私は、再び中央道を西へとひた走りました。
次なる目的地は長坂にある清春芸術村でした。
ところが、韮崎ICを過ぎたら左手に見える新府桃源郷と南アルプスが気になって仕方がありませんでした。

次の須玉ICで中央道に別れを告げて、穴山経由で新府桃源郷を目指すことにしました。
途中、穴山郵便局の手前右手に桜の一群が見えたため、ちょっと立ち寄ってみることにしました。
現地に着いたらちょっとどころでは済まなくなってしまいました(笑)

この眺めを見たらその理由はお分かりになると思います。
山の名前は???ですが、雄大な南アルプスを背景に、見事な桜の木が5本立っていました。
場所は旧穴山小学校で、やはり学校にはいい桜の木があるものですね。

撮影地:山梨県韮崎市穴山町(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月11日(土)



(2)


旧穴山小学校より離れて、裏山へ登って撮影したのがこのカットです。
トップ画像にある桜とは違うものですが、何とも清々しい眺めが広がっていました。
画面下がお墓でしたので、止む無くこのような切り取り方になりましたが、これでも十分ですね。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/80秒) +0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


さらに左へ寄って撮影してみました。
左下に枝垂桜が見えますが、数日早く訪れていれば満開だったんでしょうね。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 65㎜(104㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


今度は右側へ移動しての撮影です。
先ほどとはがらっと違って見えると思いますが、ぱっと見には同じように見えてしまうかも・・・
とにかく、あちこち移動して撮影しましたが、人工物の排除に苦慮しました。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


桜の枝が上からも覆いかぶさるようなイメージで撮影したカットです。
斜面が急で足場も悪いため、三脚は一切使うことができません。
手ぶれ補正機能つきレンズでよかった~♪と、撮影しながらそう思いました。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 45㎜(72㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


いつまでもここで撮影したいと思いましたが、そうもいきません。
新府桃源郷とそこから見る南アルプスと八ヶ岳に期待が高まります。
さて、そろそろ新府桃源郷へと移動することにしましょう。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)

光と影(Ver.2009)

2009年04月16日 | 
月光に咲く

(1)


毎度のことながら、月夜で撮った写真ではありませぬ。
ホワイトバランスを崩しての撮影ですが、実は、この手法で私は某写真掲示板でネットデビューしたんです。
反響が怖かったけれど、意外や意外!なかなか好評でした(笑)

「光と影」・・・これは私の撮影テーマです。
光あるところには影がある。
それを追い求めている訳ですが、写真というものはとにかく奥が深い。
一生かかっても極めることは無理ですな。

今回は撮影データは勘弁してくださいね。
因みに、撮影場所は埼玉県秩父市です。


(2)



(3)



(4)

秩父花紀行(2)

2009年04月15日 | 
清雲寺の枝垂桜(Ⅰ)

(1)


2年ぶりに枝垂桜で有名な秩父の清雲寺を訪れました。
前に訪れた時は秩父山系に雪が積もったこともあって、羊山公園に咲くソメイヨシノを咲きに撮影しました。
その関係で訪問時刻がやや遅くなってしまいました。

今回は午前7時30分頃には現地入りしました。
まだ一部しか太陽の光は当たっていませんでしたが、まださほど人出が多い感じはしません。
撮れるときに撮っておかないと・・・

撮影地:埼玉県秩父市「清雲寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


これは比較的早い時間帯で撮影したもので、お寺のごく一角にしか太陽の光は届いていません。
裏山を背景に枝垂桜の花が輝いて見えて、殊のほか綺麗に感じました。
あとは風が吹かないことを祈るだけです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/200秒) -0.3EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


六地蔵の傍で咲く枝垂桜を捉えたものですが、広角を使っても到底画面には納まりません。
魚眼を使おうかと思いましたが、ここはあまり歪めたくはありません。
19㎜相当の画角をもつレンズで縦位置で撮るのが妥当だろうと判断しました。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/60秒) -1.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


今度は裏山に登って俯瞰撮影をしてみました。
前回も撮影しましたが、手前にお墓が入ってしまうために構図は限定されてしまいます。
でも、一見の価値は十分にありますよ。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/125秒) -0.7EV 75㎜(120㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


最後は魚眼レンズを使って、上から枝垂桜がシャワーのように降り注いでくるようなイメージで撮影してみました。
姿勢を低くして真上を見上げる姿勢は腰によくありません。
でも、普通のレンズでは表現できない世界がそこにありました。

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/500秒) -0.3EV 10㎜(16㎜相当)

山梨花紀行(1)

2009年04月13日 | 
一宮桃源郷にて(Ⅰ)

(1)


先週の土曜日(4月11日)は思い立って山梨へ桃の花を見に出かけることにしました。
昨年行くことはできず、一昨年行った時も南アルプスは見えずで残念でした。
今回はお天気もバッチgoo!とのことで、満を持して家を出たのですが・・・

中央道笹子トンネルを抜けて、勝沼IC辺りを走っていると南アルプスが霞んでいるではないですか。
「えー、今年もダメかよ~!」とぼやきながら、取り敢えず一宮御坂ICで下りました。
目指すは一宮桃源郷です。
ここは一昨年も訪れており、どこで撮ればいいのかは概ね分っていましたから。

しかし、このカットを撮影した場所って、実はラブホの真ん前なんですよね。
何が悲しくてラブホの前で撮影を開始しなくてはいけなかったのか・・・(笑)
それは、ここが桃と南アルプスを絡める絶好のポイントだったんですよね。

撮影地:山梨県笛吹市一宮町「一宮桃源郷 (イチノミヤトウゲンキョウ)」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/20.0AE(SS1/40秒) 0.0EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月11日(土)



(2)


探せばもっといい場所はあるとは思いますが、このポイントからはいろいろな写真を狙うことができます。
人工物はかなり入りますが、菜の花を前景に桃と桜が目を引きました。
そして、ここに写っている二本の桜が気になって仕方がない私でした。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


気にしていただけでは何も始まりませんので、桜の木に近づいてみることにしました。
実はこの二本の桜は工事現場に立っていたんですよ。
桃の花の一群でそれを隠して撮影したのがこのカットです。

工事現場ですから、恐らく来年はもうこのような写真は撮れないことでしょう。
で、因みに、この撮影場所もラブホの前でありました~(爆)

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


どうせですから、ここは桃も撮りながらも、桜にポイントを置いて構成してみることにしましょう。
そう言いながらも、左側にスモモを配置してちょっと贅沢な一枚になったかと・・・
やはり透過光での撮影は萌え、あ、いや、燃えますね!

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/40秒) 0.0EV 121㎜(194㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


では、調子の乗ってテンコ盛りのもう一枚を!
菜の花を入れてゴージャスな画面に・・・、え、何々ごちゃごちゃしているだけじゃないかって?
うーむ、まぁ、そうかも知れませんね。

でも、「春爛漫の一宮桃源郷テンコ盛絵巻」ということでお許しを(笑)
次回、一宮桃源郷にて(Ⅱ)では、もう少し桃の花にスポットを当てた構成にしますから・・・乞うご期待!!

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/22.0AE(SS1/20秒) 0.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)

秩父花紀行(1)

2009年04月12日 | 
札所第二十九番・長泉院の枝垂桜

(1)


二年ぶりに秩父の春を満喫しにお出かけしてきました。
お目当ては清雲寺の枝垂桜ですが、そのすぐ手前にこの札所第二十九番・長泉院があります。
ここにも見事な枝垂桜がありますので、立ち寄ることにしました。

撮影地:埼玉県秩父市「長泉院」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(2枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/100秒) -1.0EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


道路際に枝垂桜が立っていますので、人工物が写るのは止むを得ません。
前は極度に嫌ったものですが、最近はあるがままに受け入れています。
少しは素直な人間になりつつあるのかな?(笑)

これはトップ画像の丁度真裏から撮影したものです。
GX100は24㎜相当の画角を持つレンズを搭載していますので、こういった場合に機動力を発揮します。
C-PLフィルターを使わずともこの青空・・・さすがはリコーのレンズですね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO100 f/8.3AE(SS1/153秒) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)



(3)


また正面に戻って全体を撮影したものです。
このEF24-105ミリは40Dにつけると広角側でも38ミリ相当となります。
かなり下がっての撮影でしたが、まぁ、何とか収まりましたね。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/80秒) -1.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


道路の反対側へ渡って、右側面からお地蔵様と枝垂桜を絡めてみました。
石塔などもありますので、バランスを考えてこのような構図に・・・
さて、どうにも清雲寺の枝垂桜が気になっていけません。
場所を移すとしましょうか。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/30秒) -1.0EV 93㎜(149㎜相当・C-PLフィルター使用)

《追記》
 タイトルとサブタイトルを一部変更しました。

フデリンドウの詩(2009)

2009年04月11日 | 
いつまでも、いつまでも永遠に・・・

(1)


今年もフデリンドウが可憐な花を咲かせる時季がやってきました。
二年前に自生地を見つけて以来、毎年撮影しに出かけるようになりました。
今年は少しだけ早かったようで、まだまだ咲いていない株のほうが多かったようです。
ソフトフォーカスレンズで優しく・・・

撮影地:盗掘を防ぐため非公開といたします
撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ f/2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f/3.2AE(SS1/800秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛1)
撮影年月日:盗掘を防ぐため非公開といたします



(2)


一枚目と同じ株を中心にして構成したカットです。
左斜め上方からの光線で、透過光となっています。
「透明感がある描写になったゾ!」と一人悦に入っているZEISSメです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/640秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


フデリンドウは北海道~九州に分布するリンドウ科の越年草です。
花の高さは6~10cmで、日当たりの良い草原や林に生育します。

4月から5月に青紫色花が茎の先に数個まとまってつき、太陽の光を受けて開きます。
花冠は筒状を呈して長さは2cm程度で、先は5つに分裂して副裂片を持っています。
フデリンドウという名称は、花の閉じた形が筆の穂先に似ていることからつきました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800秒) -0.7EV 127㎜(203㎜相当)



(4)


「フデリンドウは昔はどこでも咲いていたよ」と地元の人は言っていました。
この愛らしい花をいつまでも見ることが出来ますように!
いつまでも、いつまでも永遠に・・・

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA MACRO 50mm F/2.8 EX DG
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/800秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当)


※フデリンドウの盗掘を防ぐために、撮影地と撮影日時を非公開とさせていただきました。
 さらに、今回に限っては画像に埋め込まれているExif情報も消去してあります。
 悪しからずご了解下さい。

花桃の郷

2009年04月10日 | 
見知らぬ桃源郷が目の前に・・・

(1)


「Sometime Somewhere...Just my feeling」のしーたけさんにご案内いただき、東秩父村の花桃の郷を訪れました。
花のピークを過ぎていたとはいえ、なかなか見ごたえがありました。
次なる目的地の小川町にある「下里分校」が控えていたために長居は出来ませんでしたが・・・
そそくさと撮影したうちで、気に入ったカットをご紹介したいと思います。

右側からの強烈なサイド光を活かして、背景が暗く落ちているところを選びました。
こうすることで花桃がより印象深くなります。
サイド光は立体感が表現できるため、好きなライティングの一つでもあります。

撮影地:埼玉県秩父郡東秩父村「花桃の郷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.6) -1.0EV 60㎜(96㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


花桃はピークを過ぎてはいたものの、桜(多分、山桜でしょう)と絡めることが出来ました。
恐らくは旬の時期だとこの組み合わせは難しいと思います。
出遅れたとはいっても、このようなご褒美が待っていてくれてラッキーでした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/6.3) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


このカットはほぼ逆光状態で撮影したものです。
「逆光馬鹿一代」の私が狂喜乱舞する光線で、花の撮影は逆光に限ると信じて疑わない単細胞なZEISSメです(笑)
まぁ、これではいかにC-PLフィルターを使おうと、青空は白っぽくなってしまいますね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) +0.3EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


せっかく青空が広がっていたのですから、青が綺麗に写る構図を選んでみましょう。
順光線ではなく、左やや背後からの光ですから、青空がまともな写りをしてくれました。
白い雲がアクセントになってくれて、単調にならずに済んだと思います。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


この花桃の郷は平地が殆どなく、全てが斜面であると言っても過言ではありません。
運動不足の人は結構きつく感じるかもしれませんね。
でも、本当に一日いても飽きないどころか、隅々まで歩き回ってみたい衝動に駆られたのは間違いありません。
来年こそは・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) -0.3EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


そろそろ小川町にある「下里分校」へと向かわなくてはいけない時間となりました。
後ろ髪を引かれる思いで撮影したカットです。
斜面に咲き並ぶ花桃が美しく感じられた一瞬でした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -1.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)