自分にできることを全てやったら、最後は神頼みです。神さまは、人間のことを非常に愛しておられるので、人間の祈りは必ず神さまに聞き届けられるでしょう。(なお、仏教の信仰をお持ちの方は、神を仏に置き換えてお読みください)
この世界は神さまの恵みに満ちているので、意識しなくてもその恵みを受けることができますが、やはり、神さまの存在を意識した方がより大きな恵みを受けることができると思いますので、まずは神さまに手を合わせる習慣を身につけることをお薦めします。
たとえ特定の宗教に属さなくても、朝起きたら「今日も一日宜しくお願いします」、夜寝る前に「今日も一日有難うございました」と神さまに向かって手を合わせるだけで、自然に心が穏やかになり、目に見えない恵みをいただくことができるようになると思います。
また、金光教では「拝み方は知らなくても、一心にすがればおかげをくださる」と教えています。もし、本気で神さまにがんを治していただく気になったら、心を込めて誠を込めて「がんが治りますように」と祈ってみてはいかがでしょうか。
ただし、がんを治すことは人生の目的ではないので、同時に「自分の使命が果たせますように」と祈ることで、人生をより豊かにすることが可能になると思います。
なお、がんは必要があって生じた可能性もあるので、たとえ祈ってもがんが消えない場合があるかもしれませんが、がんと共存できるなら、それもまた神さまの恵みではないかと思います。