宇宙の青い小さな☆見っけ

青い星に生まれた私は、地球人と言う「宇宙人」。自然を大切にして、この星を守って生きていきたい!

今村明恒(地震学者)さんと、核化学者の今村仁三郎さん

2011年08月31日 | 脱原発論者

 今夕、テレビのNHK欄に「関東大震災」を予知した今村明恒さんの番組を見つけました。そこで、ネットで調べて見ました。およそ100年も前のことで、関東に地震が来ると予測して、意に反して上司であった大森房吉らから世情を動揺させる浮説として攻撃され、「ホラ吹きの今村」と、中傷された地震学者です。でも、実際に起こってしまった!!!

 その後に明恒さんは、1944年東南海地震1946年に起こった南海地震も予測していたようです。この「東南海地震」が発生した時には、掛川-御前崎の水準測量を実際に行なっており、その地震前日から御前崎隆起する動きが確認できた。そして、このことが現在の東海地震の発生直前の「地震予知」が可能であるという根拠とされているようです。

 以下、ウイッキペディアサイト

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E6%9D%91%E6%98%8E%E6%81%92

 明治三陸沖地震の時には、津波被害を防ぐための住民の高所移転をも提案した人です。もし、今村明恒さんが生きていて、原発乱立のこの日本を見たら、どう思うでしょう。やっぱり原発に反対でしょうね。

 

 こちらは、”反原発のカリスマ"と呼ばれた核化学者「高木仁三郎」さん。1938年7月18日 - 2000年10月8日)。原発開発では、一目おかれた研究者でしたが、「原発の製造に非常に独創的で輝かしいアイデア」という一文字を見つめて、「OH MY GOD」と記して、初めて原子核分裂の恐ろしさを考えたようです。そして、地震による原発の危険性を予見し、地震時の対策の必要性を訴えたほか、脱原発を唱え脱原子力運動」を象徴する人物でもあった。

 

 「地震」とともに、「津波」に襲われた際の「原子力災害」を予見。特に、FUKUSIMAについて、「大きな地震が直撃した場合など、どう対処したらよいのか、想像を絶する」と、警告を発していました。現在の「原子力資料情報室」は、高木先生が創立しました。そして、市民の立場から環境・人権・核問題に取組む「市民科学者」を育成したいという思いで、「高木学校」を創りました。これも、現在FUKUSIMAの汚染問題で、実際に活躍して奮闘しています。ありがたいことですね。

 私たちの先人が残してくれた、教訓や警鐘をもっと見つめて、後世に禍根を残さないようにしよう!

私は、原発に反対です。