放射能の除染について、児玉龍彦教授が勉強会を開いていました8月10日。現在の放射線防護法は、広島の何十倍もの「FUKUSIMA」汚染には、全然適応していない法律だと言っています。今までは、少量なので薄めて海に流せばば良かったのですが、今回は汚染をかき集めなければ駄目だと言っています。 以下、そのサイトです。http://vimeo.com/27528555
放射能による遺伝子への影響については、ヒトのDNAが解明されているので、甲状腺癌の細胞分裂時に明らかに異常が認められる(細胞が3つ???になっている・・・普通は2つです)と語っています。とても最先端の内容ですが、分かり易く納得です。最後に、「子孫の為に、土を汚して脱げては駄目」と、戒めています。
さて、先日の井野博満先生の金属疲労の話の中の、原発一基の設備を書き出して見ました。
熱交換器 140基
ポンプ 360台
弁 30000台
モーター 1300台
配管 10000トン
170Km
溶接点数 65000点
モニター 20000ヶ所
ケーブルの長さ 1700Km
(日本原子力学会「原子力がひらく世界」より)
良く考えると、弁の開け閉めでだけでも3万個のスイッチが必要で、その3万個全部の作動確認のオン・オフをするだけでも、気が遠くなりますね。しかも、モニターも2万箇所もあるなんで、異常ですね。一部の代表検査や計算や解析で良しとして、決して全部はチェックしていない(出来ない?)はずです!つまり、それだけ危険な物だと言えますが、保安院や東電に推進派は、これだけの個数が監視しているのだからゼッタイ安心・安全と言える?!? それにしても、配管170Kmにケーブルの長さ1700Km、溶接点数が65000点となると、もう「モンスター」じゃありませんか!
さて、あなたはどっち。ムラサキかなキイロですか?