先日、発電各社が原発を「世界最高水準にして稼動~云々。十分な安全対策を前提に~云々」とありました。
でもね、最高水準とはまだ開発段階十分な(本当の字は充分です)の数値見ないなものじゃないのかな?例えばスーパーコンピュータ競争みたいなときに言うことで、原子炉図面を作って完成したときは、5年も10年もかかって、出来て完成したときはもう古い!!!。だからこんな「世界最高水準」なんてありえないし、信じられないです。
そして「十分な安全対策」は、あの3.11で完全に崩れれ信用できないです。地球規模で起きるプレート変動は、余りにも人に手には有り余る事です。
その記事の囲い込みに、原子力規制庁の職員倍増計画」?!?「電力各社から審査を円滑にする為の強化」だそうです。
電力会社の為に人を増やして稼動させたいの?忙しいのは分っているけど、それだけ安全を確認することは難しいと言うこと?。本当は、余りにも巨大すぎて、マニュアル通り確認は出来ないんじゃないの?その、マニュアルもいい加減だと思う。古いけど以前書いたブログの「原発ジプシー」堀江邦夫著を見てもらえば分ると思います。
また、500人も雇うなら、自分だったら次世代の為に、廃炉に向けての人材確保が先だと思うのですが・・・。
主な国の使用済み核燃料の保有量(07年末時点)
米国:61,000 カナダ:38,400 日本:19,000 フランス:13,500 ロシア:13,000 韓国:10,900 ドイツ:5,850 英国:5,850 スウェーデン:5,400 フィンランド:1,600
どうしましょう? 我が先人が残してくれたように、後世にもきれいなままの「地球」を渡したいのに。
さて、一昨日使用済み核燃料が、強制的?にフランスから日本に船で輸送されて届く。ウランとプルトニューム混合酸化物で、これが「MOX燃料」だ!日本の場合、プルトニュームの割り間が世界でもまれな7%以上と高く、それをウラン用設計の原子炉で使用るのは・・・異常だ!
日本では、関西・高浜3号機、東電・福島第一3号機、九州・玄海3号機、四国・伊方3号機に用いている。でも、現在はストップしたままだが、「MOX]が勿体無いので国は使用を進めているわけだ。
以下MOXについて、「核情報」サイトより
概要:プルサーマルの危険性を警告する
講演会: エドウィン・S・ライマン博士 核管理研究所(NCI)科学部長 1999年10月
http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
一部引用
「問題:ウラン新燃料に比べ放射能が高い(特にアルファ線、中性子線が著しく高い)ため、燃料の製造については遠隔操作化を行い、作業員の不要な被曝に十分配慮して行う必要がある。
二酸化ウラン中に二酸化プルトニウムを混ぜることにより、燃料の融点が上がるが、熱伝導率が下がり、電気抵抗率が上がり、これにより燃料温度が高くなり溶けやすくなる国は基準を設けて制限しているが、使用するペレット自体を検査して確認することはできない。」
エドウィン・S・ライマン博士は1999年に警告を発していました。どうサイトの上にある「日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響」は、怖い話です。
そのMOX燃料を作るべく、今は青森のロッカショで行おうとして、2050年度を目している。しかし現実派、実際はほとんど進んでおらず・・・日本中の使用済み核燃料はどうなるのか???
ロッカショが稼動に動き出せば、韓国・中国をも含めた、核の脅威が身近にもなりますよね。アメリカはそれを危惧しています!そうなれば、次世代に負担がかかる!