先日、第61回パグウォッシュ会議世界大会 長崎(2015年11月1―5日)が開かれました。広島では2回開催ですが。長崎は初。
実は、アンシュタインとラッセツ氏の共同宣言(ラッセル=アインシュタイン宣言:1955年)が、この始まりでした。7月9日にロンドンにて当時の第一級の科学者ら11人の連名で、米ソの水爆実験競争という世界情勢に対して提示された核兵器廃絶・科学技術の平和利用を訴えた宣言文です。
しかも、アインシュタインはこれを発表した3ヶ月ほど前に没して我々人類に放った遺言状ともいえる様だ。また、この宣言には、日本の湯川秀樹も署名している。
日本パグウォッシュ会議http://pugwashjapan.wix.com/pugwash-nagasaki2015/
そして、このラッセル=アインシュタイン宣言宣言の要請を受けて、第1回は1957年7月7日よりカナダで、第1回パグウォッシュ会議(パグウォッシュ村で開催Pugwash Conference)が開催されることとなった。
日本から、湯川秀樹、朝永振一郎、小川岩雄、を含めてフレデリック・ジョリオ=キュリー(キュリー夫人の娘婿)ら10カ国22人の科学者たちが集まって、会議においては「すべての核兵器は絶対悪である」とされた。
さて、この核兵器には自然界には少ない燃えるウラン(軽いウラン(235U))が無くてはならない!それを作り出すのが原子炉なのだ。つまり、核爆弾製造基と言うわけですね。で、その製造過程の余熱でタービンを回して発電?!? じゃー目的無しに、電気の為だけに原子炉を稼働させるという事は、生み出された核廃棄物をどうするかは、後回しでしょうか?
狭い日本、何処に埋蔵出来るのか!誰しも自分の庭にはゴメンでしょう。
現在の科学者の皆さんは、如何お考えでしょう。
特にノーベル賞受賞者の先生方は、もっと大きな声でお願いしたいです。
私は原発に反対です柚子胡椒