スタンリー・キューブリック監督:『2001年宇宙の旅』、『時計じかけのオレンジ』の成功で世界の批評家から映像作家としての才能を認められた、その?三部作の一つ。『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』。 東京オリンピックの1964年だ!
その中で歌われている「We'll meet again」『また会いましょう』のラストシーン。
We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.
Keep smiling through just like you always do
'Til the blue skies drive the dark clouds far away.
So will you please say hello to the folks that I know
Tell them I won't be long
They'll be happy to know that as you saw me go
I was singing this song
We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.
また会いましょう、どことも知らず、いつとも分からないけれど
でもいつかまた晴れた日に会いましょう
いつものあなたのように笑顔を絶やさないで
青空が暗い雲を吹き飛ばしてくれるまで
知ってる人に会ったら、ハローと言って
もうじき私に会えると伝えてちょうだい
私がこの歌を歌っていたと知れば
きっとみんな嬉しがるでしょう
また会いましょう、どことも知らず、いつとも分からないけれど
でもいつかまた晴れた日に会いましょう
偶発事故による米ソの核戦争を扱ったキューブリックの異色ブラックコメディ『博士の異常な愛情』のラストに流れる歌。
人類の滅亡を前に、水爆が次々と爆発する悪夢のような光景が流れる。「また会いましょう」とは、地下にもぐって放射能の減少(約100年かかる!)を待つ人々が、残された地上の人々に贈った歌ともとることができ、強烈な皮肉さと毒を含む。、歌のもつ爽やかさが奇妙な爽快感が・・・・。
でも、実際には、高放射能廃棄物からまき散らされた、多くの無毒化出来ない放射線が、体内低被曝を増大させるのが怖い。植物連鎖の頂点に立つ人類は、10世代100世代に渡って、壊れた遺伝子を傷つけながら生きて行かなきゃならないだろ。
今回も北海道がんセンター院長の
「避難住民は疎開ではなく移住すべき・21世紀は放射性物質との戦いの時代」と良い切り、内部被曝に触れていない現状に、内部被ばくの影響は10年後、必ずでてくる(インタビュー掲載号・月刊「財界さっぽろ」2011年9月)と語っている。サイト以下です。
http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/intervew/99.shtml
一部抜粋
「英国の使用済み核燃料棒の再処理工場があるセラフィールドでは、子どもの白血病が通常より10倍の罹患率です。チェルノブイリもそうです。IAEAの予想では4000人くらいの過剰がん患者というけれど、実際には100万人近く出ている。
今回の福島だって、欧州のグループは今後50年間で42万人が、がんになると予想。ところがIAEAは6000人。ケタが2つも違うようなことを言っている。現在も、極めて原子力推進派の意見が世界を支配しているのです。」
「汚染水や人体からの排泄物は下水に流れていく。それは最終的に川や海に達します。環境汚染が進むことは避けられません。今後、日本人は土壌汚染と海洋汚染により、内部被ばく線量の増加を覚悟する必要があります。」
他で調べて見たら、「内被曝は『放射能:特にα線、β線、中性子線を放出する能力』を持った物質が体内に「徐々に蓄積すること」だそうです。しかも、それらは質量が大きいので1mmとか5ナノとかでの細胞に付着して、遺伝子を壊し続ける。そこでわずかな何故かと言うと、その線量が『0.01μSv/h』でも蓄積し続けるので、その線量は『0.01, 0.02, 0.03・・』と上昇を続ける。つまり、「細胞」に対して「継続的に」放射線を浴びせ続けることになる。線量が上がる・5年10年で症状が出てくる(甲状腺がん・白血病・癌)
例えば・・・・人の口摂取して、被曝するこんな感じでしょうか。
1:組織に沈着
2:徐々に沈着量が増加=局所放射線量が増加
3:1mm範囲の細胞のDNAを破壊 水と反応して活性酸素を増加
4:細胞分裂の際に『異常細胞:がん細胞』となる
5:アポトーシス(自己破壊能)を失った異常細胞が増殖
6:ねずみ算式に増殖
7:5mm程度にまで増殖し、PET等で発見
8:という状態が『無数の場所』で異常が発生
9:5年・10年後に問題になる!遅すぎる。
こう考えてくると、もう手遅れのような気がしてならん!!!
スタンリー・キューブリック氏は、この低線量内部被曝の事を知っていたら、第四部を作っただろうか・・・。
又は、We'll meet againは用いていなかったかもしれない。