以前に年収1360万円の村を書きましたが、あまりにも膨大な放射能廃棄物の代償にしては、人類の問題なんじゃないかと、気にたっていました。本当に心配です。そこで、「ゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実」と言う動画を見て、あらためて、地元の賛成・反対の意見を聞いて驚きです。
心配(反対?)派は、いざとなったら国外に脱出の為にお金と技術が財産だと言って、いつでも村を出て行ける準備をしている。賛成派は、「村も行政も日本原燃もみんなにとって良いのだから、ずっとここに置けば良い」と。
なんだか、どこか他人事のように聞こえるのは、わたしだけでしょうか?日本は島国。他国との共存共栄の強調や、その手段の外交賭け引きは、お粗末と言われています。そんな島国根性が、「自分だけが」 ・「共鳴者だけが」うまくいけば良いと言うところに、表れているようです。東に隣国が在ったら、偏西風で国際問題。六ヶ所の再処理場は、同じ宿命を地球規模で抱えている訳ですから、世界の国々と共存・共栄の歩調を併せ持たねばと思うのですが・・・・・。
「10万年先まで危険が続く...核廃棄物の現実」。核のゴミの行き場は、50年間は六ヶ所ですが、その後は決まっていません。高レベル放射性廃棄物700トンの行き場が、未だに無いのが現状です。地層処分を法で決めていますが、その設置場所になる市町村は、どこも手を挙げていないのは当たり前でしょう・・・。
10万年から100万年も経てば、地質が変動してしまう。こんな恐ろしいものは、すみやかに生産中止にすべきです。考えるに、「人は足るを事を忘れ、多くの種を滅ぼして、そして今また未来に負の遺産を押し付ける」。もう、こんなことは、やめましょう!