宇宙の青い小さな☆見っけ

青い星に生まれた私は、地球人と言う「宇宙人」。自然を大切にして、この星を守って生きていきたい!

原発(核兵器)は地球を壊す、「朴勝俊准教授」動画

2014年01月25日 | 脱原発論者

 恥ずかしながら、最近「関西(せい)学院大学総合政策学部の朴勝俊(パク・スンジュン)准教授」の動画を見ました。非常に分かり易くまとまっており、大いに参考になると思います。

『「原子力発電の経済性、原発事故の被害総額」朴 勝俊 (パク・スンジュン)関西学院大学院准教授。@桂川・相模川流域協議会エネルギー専門部会(2011年度第2回)講演
2011.12.19八王子クリエイトホール』より。

 <!-- 講演「原子力発電の経済性、原発事故の被害総額」朴 勝俊  -->

彼は1950年代から語っています。

1953年の原子力基本法

 実際には「 原発黎明期の1960年に当時の科学技術庁・原子力産業会議が、熱出力50万キロワット東海原発(電気出力約16万キロワット)の原子炉の事故被害を試算しています。
しかし、その結果は、最悪の条件下で被害総額は3.7兆円(当時の国家予算の約2倍)と「びっくりする」ようなもので、ただちに非公開とされました。」となった!

 国策にしてはならない原発推進の未曽有の大規模想定を、ひた隠しにした事実ですね。

1955年には、中曽根とヨミの正力松太郎・湯川秀樹が見える!

 しかし、原子力基本法(昭和三十年十二月十九日法律第百八十六号)には矛盾点が在る。(以下赤文字表

  第一章 総則

(目的)

第一条  この法律は、原子力の研究、開発及び利用(以下「原子力利用」という。)を推進することによつて、将来におけるエネルギー資源を確保し、学術の進歩と産業の振興とを図り、もつて人類社会の福祉と国民生活の水準向上とに寄与することを目的とする。

これから10万年もの間放射能汚染を人類社会に残して行くのが、前提ならオカシイ?

(基本方針)
第二条  原子力利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。
 
 決して、民主・自主・公開なんかされていない!
 
 前項の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする。
 国際的な基準は、地震が無い国を言っているの???我が国の安全保障に資するといっても、地球を汚染したら国際問題ですね。
 
 また、この基本法には、放射能汚染(被曝の文字)汚染の文言は、見当らなかった!!!
 
―――一部抜粋引用――― 
 そして、2003年に、近畿圏で最大級の出力を持つ関西電力大飯原発3号機(電気出力118万キロワット福井県大飯町)での、チェルノブイリ並みの過酷事故が起こったと想定して試算を行っていました。京都大学原子炉実験所の故瀬尾健氏が考案した原発事故の計算モデル(SEOコード)を用いて死者・障害者の数を計算し、さらに避難の費用や居住禁止・農業禁止に伴う所得損失などを加えて、これらの被害を金銭評価したものだそうです。結果は、最悪の場合、急性障害や晩発性のガンで最大40万人が亡くなり、およそ200キロ圏内が放射能汚染で居住禁止となる、というもので、被害額は平均で約103.7兆円、最大約457.8兆円に上りました(いずれも事故後50年間の積算値です)。
 戦後の資源国の無い日本は、触れてはならない放射能を作り続けてしまって来た。ペリーが来て、欧米の繁栄・謳歌に憧れた努力してきたのに、これから後世に放射性物質を、残して管理させることになるとは!
私は原発に反対です柚子胡椒

原発から200キロ以上離れた水道水は影響ない?

2014年01月19日 | 政府・東電・報道の偽り?

 またもや放射能汚染が「無主物」と思える記事を、14日の記事から見つけました。

もし、事故当時に、関東方面に風が吹いていたら・・・。以下

『東京電力福島第1原発事故の影響で生活が脅かされたとして、都内の男性が福島第1、第2原発各1号機の設置許可無効確認を求めた訴訟で東京地裁は14日、訴えを却下する判決を言い渡した。
 「都内でも浄水場で放射性物質が検出され、将来健康を害する恐れがある」として、訴訟を起こすことができると主張した。原告の江藤貴紀さん(33)はそれぞれの原発から200キロ以上離れた東京都台東区に居住、「都内でも浄水場で放射性物質が検出され、将来健康を害する恐れがある」として、訴訟を起こすことができると主張した。川神裕裁判長は「水道水を長期間飲用したとしても、影響を受けるとは認められない」と退けた。』

 実際には、このように放射能は流れて来ていた。

 

 警察と同じで、実際の事件(事故)が起きなければ動かない(無視をする)。この川神裕裁判長は、「東京都と東京地裁(民事第2部 川神裕裁判長)が反原発デモを禁圧!」したうな!!!。

 ェルノブイリ原発事故を、地図で比較するとこうなる!

 どのみち、柏崎刈羽原子力発電所・若狭湾で事故が起きたら・・・日本は! 200Kmは遠いのか、近いのかは、問題ではない。福島原発の実際の流れです。


 危険な放射能が何処へどれだけの量が流れていくか、想像もしたくないが。この川神裕裁判長は、法令厳守の前に「人の命」をどう考えているのだろう。自宅が東京都台東区あれば、いや、実家が双葉町だったら・・・。どうしたんだろうか???

私は原発に反対です柚子胡椒

 


長谷川健一さん「ふるさと」を奪われて,除染土仮置き場?

2014年01月14日 | 被爆体験

 もう、すでにご存じと思いますが、公開日: 2012/06/15『長谷川健一さん講演会 原発に「ふるさと」を奪われて』からです。ふるさとを追われて、苦難の避難暮らしを全国に講演していました。

 地震後に、FUKUSIMA原発の住民の方々は、新聞・TVの報道で大方知っているつもりでした。しかし、この昨年の動画を見て、改めて国・東電の杜撰さが・・・。
朴とつとした語りに、ふるさと熱い信念の声が耳に残ります。

公開日: 2012/06/15
「長谷川健一さん講演会 原発に「ふるさと」を奪われて」より

<!-- 長谷川健一さん原発に「ふるさと」を奪われて -->

 この動画から、すでに一年以上たっており、10年・50年・100年以降も住めない土地が出来てしまった!東電の電気を使った者として・・・言葉がないです。

 

  こんな袋に詰めても、5年持てば良い方でしょうね。そして、「6~8μv?あった場所も2~3μvの減少が見られ、一定の-効果はあったようだ。』とか。でも、地面をはぎ取っても、まだだ山河にある大量の放射性物質は、減らないだろう!

 年が明けてから、原発記事が一段と少なくなってきた。きな臭い「秘密保護法」だとか、核廃棄物を受け入れる条件でインドに原発輸出するのか???

私は原発に反対です柚子胡椒

 

 


世界は恐怖する死の灰の正体

2014年01月06日 | RADEX1503測定μSv/hr

「世界は恐怖する死の灰の正体」

 反骨精神の記録映画作家「亀井文夫監督」の作品紹介です。1957年制作原水爆実験後の日本の被ばく実態を、余すことなく描いたドキュメンタリーな映像。奇しくも、監督の生地は現在の 福島県原町南相馬市だとか・・・。

 戦前の作品には、《戦ふ兵隊》(1939)は公開禁止になり,亀井は逮捕,投獄された事もある。日本の文化映画の古典的名作とみなされるに至る短編に、小林一茶風の貧しい日本の農民の生活風景をからみ合わせした作品)《小林一茶》(1941)などがある。その戦闘的姿勢を一時〈後退〉させたあと,日本帝国主義と天皇制の侵略史をあばいた記録映画《日本の悲劇》(1946)を完成させるが,アメリカ占領軍に没収された。

5年後・10年後・2世代後・7世代後に発生しても、分からない 恐怖がある!

その亀井文夫監督が1957に制作した「世界は恐怖する死の灰の正体」です。副題は原水爆実験後の日本の実態でしょうか??

 まずはご覧あれ!

 

 この映画では、数多くの一線級の研究者が協力して制作ぬ参加している。当時は原子力平和利用(原発)はない時代です。しかし、医用放射線・医療用の放射性同位元素等の利用については人間に有益なものとして捉えているようです。そのため、原子力の平和利用を肯定する研究者・学者が協力者の中の多数を占めていたことも事実でしょう。
 原発研究者たちは、日本原子力研究所の役員となったり、原子力委員会の専門委員として今日活躍したりする原子力村の住民も、残念ながら多いだろう。

単位換算
1キュリー(Ci)=約370億ベクレル(Bq)、
1マイクロキュリー(μCi)=約37,000ベクレル(Bq)
1マイクロマイクロキュリー(μμCi)=約0.037ベクレル(Bq)
1レントゲン=約10ミリシーベルト

ストロンチュウム90が115マイクロマイクロキュリー=約4ベクレル
セシウム137が240マイクロマイクロキュリー=約9ベクレル
1,500レントゲン=約15,000ミリシーベルト=15シーベルト

ストロンチュム89の放射線リンパ腫

 この映画は、放射能・放射線の被曝・被ばく・被爆が生物に対する影響について相当突っ込んで研究しており、驚くばかりだ!!!

 でも、彼の生まれ故郷が・・・まさか研究室の中になっているとは、皮肉なものですね。

彼は、現在のFUKUSIMAを予見して、原発の怖さを発信していたのだろうか???

「筆者の言葉」が気にかかる。

『死の灰の恐怖に、人間が作り出したものであって、

地震や台風のような天災とは根本的に違います。

だから人間がその気になれば、

必ず解消できる筈の問題であることを、ここに付記します。』

 ここで言う「必ず解消できる問題」とは、人為的に死の灰を作らないと言う事でしょう。そう、原発を止める事は出来る筈だった!!!今からでも遅くはないと、映像が語っている。

私は原発に反対です柚子胡椒


俊こつ丸(俊鶻丸) 放射能に立ち向かった日本人

2014年01月03日 | RADEX1503測定μSv/hr

 広島・長崎そしてビキニ。原爆から放射能???汚染とは。実際には、 1954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、日本のマグロはえ縄漁船・第五福被曝。アメリカと日本政府は、隠ぺいに躍起となった!!!そう、 広島・長崎と同じように!

 ビキニ事件解明の為に、1954年海の放射能に立ち向かった若き日本人がいた。その船の名は俊こつ丸(俊鶻丸)。そのことを、NHK ETV特集 2013.9.28 「海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~」で放映したいました。以下、動画サイトです。

 http://www.dailymotion.com/video/x15l5s9_1954-%E4%BF%8A%E3%81%93%E3%81%A4%E4%B8%B8_music

 FUKUSIMA原発海洋汚染をボランティアで調査している乗り組員に、俊こつ丸だった方でおかのまさはるさんが乗船しています。彼曰く「FUKUSIMAは、ビキニと比べて「対応する組織の顧問団が無い」つまり、各学会の「放射能・医学・海洋・気象・放射能専門家・食品衛生」が大切だと。

 日本学術会議の{環境放射能研究所」の設立案の勧告も空しく・・・閉ざされて。その無念の思いが「おかのさん」の思いだ。

 つまりFUKUSIMA原発事故に対しての、国家として日本国民の命を最優先していない・・・。

俊こつ丸の精神「 放射能に立ち向かった日本人」が、今必要だ!!!

私は原発に反対です柚子胡椒