宇宙の青い小さな☆見っけ

青い星に生まれた私は、地球人と言う「宇宙人」。自然を大切にして、この星を守って生きていきたい!

「崩壊熱」,確信犯「原子力損害賠償法」、井戸謙一元裁判長

2012年01月29日 | 脱原発論者

  原子炉の生み出しすエネルギーの三分の二は、海を温めて利用をしています。で、それとは別に『崩壊熱』が21%出てきてしまう話し。小出さんの動画の半分近くに話されていました。2012年1月8日、小出裕章氏が、山梨県甲府市のコラニー文化ホール講演より。

 

「『崩壊熱』というのは原子炉の中に蓄積してきた放射性物の熱です。原子炉を動かせば、放射性物質自身が熱を出す。それが100万キロで21万キロワット分あります。
セシウムが、2号機だと3号機de広島原爆に比べると170発分です。
月だったと思いますが、北欧を中心にした研究者が出した値は、これの2.5倍ほどの値を出しています。」

 これが、燃料貯蔵プールにあって、30年も50年も冷し続けなければならない現実・・・。現在日本には、この燃料棒がこんなにあり、増え続けていますが

 これで見ると、今後どこで保管するのでしょうか・・・?誰かが、監視して冷やし続けなければならないのです。

原子力損害の賠償に関する法律

 通称: 原子力損害賠償法
法令番号 昭和36年6月17日法律第147号

主な内容 原子力施設等により損害が生じた場合の損害賠償

目的
原子力発電、原子燃料製造、再処理など原子炉の運転等[2]により原子力損害が生じたことにより被害を被った者の救済を制定する法律である。
責任の所在
「原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。
ただし、
その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたものであるときは、この限りでない」(3条1項)

 だって、そうなんですよ!原発を作り始めた時に、もしもの被害・被害程度を、当時の東海原発で試算したら、とてつもない莫大な損害補償が判った。で、国が肩代わりをする事になった。肩代わりと言っても、国民のお金だからさっさと法律を作っちゃった訳だ。それが「原子力損害賠償法」なんです。
でも、「第三条但書「異常に巨大な天災地変又は社会的動乱」について、地震であれば関東大震災の3倍以上の加速度をもつものをいうと解されているが[7]、
政府は隕石の落下や戦争などを想定したもの(文部科学省幹部より)として福島第一原子力発電所事故には適用されないとの方針を示している[8]。」と言うのもありました。
 はじめから、甚大な損害が発生する事は知って。これは、確信犯ですねー。それも、国家的な・・・・・!

 ヨミさんに小さく出ていた、核燃料サイクル中断の記事

 うれしい内容です。でも、これも何時ものように、馬渕さんが留守の時に、覆されてしまうかも?何たって、勉強会ですから。政府に、求めただけ・・・・かも!「文殊「」作って2・30年の電気製品は、怖くて使えないのが一般常識ではないでしょうか。膨大な使用済み核燃料は・・・・・どうなるの?

 最後に、原発訴訟の志賀原発2号機の運転差止め判決を出した当時の裁判長の話しです。このとき、井戸氏が書いた判決文にはこんなくだりがあります。

「電力会社の想定を超えた地震によって原発事故が起こり、
住民が被ばくする可能性がある」として運転差し止めを命じ、
可能性として、外部電源の喪失。非常用電源の喪失。さまざまな故障が同時に。多重防護が有効に機能するとは考えられない
 本当に、FUKUSIMA第一原発事故を予見していたかのようです。この方は、5月にTBSで放送されましたが、動画は何所も削除されていました。是非、みたいですね。

 この事は、20120125 たね蒔きジャーナル で知りました。原発従事者よりも、被爆者はひどい扱いになっています、一見下さい。

私は、原発に反対です!

 

 

 

 

 

井戸謙一元裁判長

 


不適切な関係言葉と「60歳定年」原発?

2012年01月22日 | 政府・東電・報道の偽り?

 どこかの大統領が、「不適切な関係」といって、言葉災難を逃れた。それとは意味の重みが違う、不適切な関係言葉が、政府・東電・マスコミが使っている。元「天声人語」の栗田亘氏が指摘しています。まぎわらしいやら、ごまかしの言い回しですね。

冠水:水棺→お豆腐を水に漬けて保存する?

燃料漏れ:損傷→車をぶつけて損傷?

MOX燃料:有毒のプルトニューム→無公害燃料?

云々・・・・・

 こちらは、人生定年までの原発使用の記事。特例が・・・。

 その方法が決まって中で、こっそり延長ですか。我々国民も定年後も働かざるを得ない時代、危険なものは即刻廃炉しましょう。廃炉にするのでも、現在54基もあります。

 

これだけ廃炉にする・・・・大変だー、誰だやる?

 震災後に、アメリカ支援に被爆の情報をおこなって、自国民にはその9日後に公表。文末に(スピーデー)予測データーを・・・提供とある。動いていたじゃないですか。そういえば、原子力空母レーガンの廃棄物投機は大丈夫。薄めれば、基準値以下・・・・になる!?!そんな!

私は、原発に反対です

 

 


ストレステストは卓上シュミレーション!原発保険

2012年01月15日 | 政府・東電・報道の偽り?

 14日のヨミさんに、「関西電力が提出した大飯(おおい)原子力発電所3、4号機(福井県)の「ストレステスト(耐性検査)」1次評価結果について、妥当とする方針を固めた」とありました。でも、このテストは、卓上の CPシュミレーションなですね。これは、やる意味がまったく無い!

 ストレステストと言うけれど、実際に揺らしたり急に電源を漏電または切ったりしての、実際の原子炉現場のチェックはしていません。だから、どの部分が揺れて配管が破断しそうだったとか、電源トラブルの設計ミスは起こらない(現場を見てテストはシテイナイ)。すべて、想定内での卓上シュミレーションなんですから・・・・。

 以下に、このテストについての小出さんの発言があり、ここに貼り付けました。お聞き下さい。

 <!-- 2 -->
[parts:eNozsjJkhAOz1FQjkyTTFBO3XN+MrArj3EgDJhMjAyZjQ1MmAwCY8wgV
 

 また、「ストレステスト」(原発施設安全性総合的評価)の下敷きとなったEU(欧州連合)のストレステストの評価を担当した、ブルガリアのゲオルギ・カスチエフ博士が、「ストレステストには評価基準がなく、原発が安全になるわけではない」と語って・・・・。原子力安全基盤機構の職員は専門家?チェックも原子力村が行っている現状。事故前にこのテストを行っても、異常は発見できず問題なくクリヤーしてしまう。まったく、意味が無い!!!国民を馬鹿にしているのか!

 

 それから、原子炉にも保険があるんですね!

 今回のFUKUSIMA事故で、保険グループが加入を拒否。そこで、法律どおり国に1200億円を供託です。

 やはり、もしもの時を想定していたんでしょうが、海外の保険会社が契約しないのは当然として、国内保険会社も契約しなかったのには、感心です。まー、リスクが余りにも大きいからでしょう。

 そこで、この「日本原子力保険プール」を調べて見ると、こんなのがありました。

 朝日新聞のニュースで、大手損保幹部の発言で「保険は、原子炉が正常に運転され、放射性物質が漏れていない原発」が対象のようで、昨年の9月には更新しないと言っていたのです。つまり、ここで、被害にあった住民補償や社会的汚染被害には、はじめっから保険対象外・・・・?保険会社は、国民の味方ではないですね。無主物だからなかな?

 これでは、保険会社も国民もたまったもんじゃない。そこで、原子力損害賠償法で言うと、強制保険がだめだから供託させているんですね。でも、供託させてれば良いってもんじゃないでしょう?

 そうだよねー「見え無い、臭わ無い、触れられ無い」危険物に、保険会社が敬遠するのは目に見えている。これって、はじめから危険な物を作ると言う前提があっての事としか思えませんね。やはり、国民を愚弄しているんだな。ジワジワと確実にユックリと、放射能見たいに!

私は、原発に反対です。


身勝手な対応に、戦う相手が悪すぎる!

2012年01月08日 | 政府・東電・報道の偽り?

 ウランからプルトニュームを作って、力の抑止力?平和を目す国家が、仮想敵対国を想定して、平和利用で放射能の裏返し・・・。

  「福島原発事故後おきていること」を、読みました。

 仙台市医師会報  2011年9月 (01/01) 仙台赤十字病院呼吸器内科  岡山 博 より

http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

  以下一部、抜粋しました。

 「3月11日、東電と保安院は、電源喪失によって停止した炉心冷却を再冷却しなければ1~4号炉全て大爆発するのは必至で、爆発に至る過程は、物理化学反応の連続した過程として、時間単位で爆発までの時間経過を正確に予測していた。
 既に、燃料棒と炉心融解が始まっていた。再冷却の展望をほとんど失い、冷却できなければ大爆発必至と予測した東電は福島第一原発放棄・職員撤退を内定したが総理大臣に却下された。撤退というのは、4基の原子炉が全て大爆発し、日本全土に近い広範な地域が超高度の放射能汚染、何百何千万人の放射線障害、おそらく日本国壊滅の人類歴史に例のない超大惨事を意味した。・・・・・・」


 医師会報だから、ウソは無いでしょう。総理の--東電の福島第一原発放棄・職員撤退を、棄却した--
のは当然の判断ですが、放棄・撤退なんて、東電は許せない!!!前回載せたブログの、「最悪のシナリオ」よりもズーット前の9月の報告でした。

続いて抜粋

3月12日の一回目の爆発が起きる前から、東電や東北電力は原子炉大事故や放射能汚染の危険を広範な浜通の社員家族に知らせ、すぐに避難させた
これを聞いた心ある東電や東北電力関係者や家族は多くの知人に知らせ。聞いた人は避難できたのは良かった。
一方東電や国、県は、「直ちに健康に影響はない。落ち着くように。不安を煽らないように」と繰り返し、危険な事実と、きわめて危険な大惨事になる可能性を伝えなかった。
この時、電力関係者と同様に、一般住民にも、放射能汚染拡大の可能性と、原発事故がさらに急速に拡大する可能性を知らせれば、自ら避難した人は多かったはずだ。避難機会を生かさず、みすみす被曝させた。・・・・・・・」
 事故後に、東電・政府(国・地方自治体)・学者・マスコミはみんな同じことを言った。「直ちに健康に影響はない。落ち着くように。不安を煽らないように」。
でも、自社社員にだけは、避難を通達していたなんてもう絶対に信用できません。

 岡山博先生は、仙台赤十字病院呼吸器科医師、東北大学臨床教授です。今年1月6日にも被爆(セシウム放射線内部被曝とカリウム」)について報告をしています。

http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-14.html

一部抜粋

           セシウムの体内分布
 「ヨウ素は甲状腺細胞のヨウ素を取り込むポンプの働きによって甲状腺に取り込まれます。ストロンチウムはカルシウムと似ていて、骨の成分として骨の中に固まります。セシウムは、水に溶けて体中に分布しますが、カリウムと似た分布、挙動をすると考えられています。
 セシウムはカリウムと似ていてもまったく同じではないのでカリウムの動態からセシウムを機械的に同じと考えるのは正しくありません。カリウムについては非常に詳しくわかっており、一方セシウムについては、厳密な測定は十分されていないので、測定されてわかっていることとカリウムの動態からの推測をして考えます。・・・・・」

 かなり学問的で難しいですが、カリウムを多く獲ることにによって、これから摂取してしまうだろう似ているセシウムを、排泄させる事が出来るらしいです。そして、このカリウムにも「地球上のカリウムには1万分の1の放射性カリウム」を持っているが、まったくほとんど影響は無い言っています。次回に「セシウム放射線被曝の避け方」を掲載されるそうです。
 興味のある方は、参考になると思います。

 「戦う相手が悪すぎるので本当であればにげるしかありません。」と言うのは、小出さんです。起きてしまった事故に対してで、東電も国も学者もマスコミにも、同じ戦う相手が原発事故の放射能。その下で、だまされた国民(大人)の責任を・・・・考えなくては。

20120104 たね蒔きジャーナル より。



 2012年1月5日(木)たね蒔きジャーナル より。

 

  とても複雑な原子炉なので、常になんだかの不具合(トラブル)は必ず起きているのが当たり前???これはつまり、パソコンのフリーズと同じくらい起きる事なのかな?でもリセットでなく、放射能汚染がセットされてしまう原子炉。そして、廃炉と廃車の違い。廃炉はコスト・年月は子孫にとって、とてつもない負の遺産を残してしまう。・・・・。54基も!

私は、原発に反対です。

 

 

 


事故後の最悪シナリオ???関東が・・・

2012年01月03日 | 放射能の実態

 本当に良かったです。昨年暮れにようやく発表された「FUKUSIMA」の最悪シナリオ!地震後の3月25日政府に報告をしていました。恐るべき報告内容に、時の菅さんでも現在の野田さんでも絶句と共に狼狽したことでしょう。最悪にならなくて,本当に良かったと思います

 もしもなっていたら、任意移転は250Kmで東京・埼玉の大半に横浜市の一部が入る。これは、昨秋の茨城の広野町と同じで考えると、多分300万から500万人以上が自宅に戻らないか戻れないでしょう。まさに、恐るべしです。除洗?冗談でしょう。

 こちらはヨミさんの社説です。日本の原発ビジネスの推進にも弾みがつくはずだ」と・・・・。

 相も変わらず、原発賛成派。「日本は原事故の教訓を生かし、インドの原子力安全に貢献すべきだ」だって!東電が東北地域の過疎地を選んでもの「最悪のシナリオ」なんだから、インドにもこの「シナリオ」を提示して、辞退すべきだと思う。インド国民は、この原発の恐ろしさを知っているのだろうか?

2011年12月30日(金)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」の、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)。録画の7分頃に、事故の責任云々・・・。

 

 

 原発は安全安心と言う話に、「騙されたことに責任がある」と小出さんが言っておられます。もう、無知では子供に責任を負わせられないと言うことでしょう。小学校。中学校での教育やマスコミの報道が問題でもあると思うのですが・・・。だから、インドで事故が起きれば、無知ゆえに悲惨この上ないでしょう。日本でも、こんなんだから。

 

 ですから、「不覚にも?「しまった」では遅すぎるのです。僻地に作る原発は、誠におかしくてズルイです。

私は、原発に反対です。