以前から、放射線管理区域については、多少理解していました。あの、東大アイソトープ研究者児玉龍彦氏の国会での「満身の怒り」を、今でも思い出します。ここで、敢えて昨年7月の動画を掲載します。
FUKUSIMAを始めとする、子供への放射能被爆の危機を訴えて、違法と知りながら自らい放射線物質を持ち帰っている。この事実を知って法的罰則を与えなかった国は、その後のFUKUSIMAの汚染をないがしろのする為だったような気がしてならない。
児玉先生が逮捕されていれば、この放射線管理区域の人々を救済弁償しなければならず、それを黙認した政府・国・研究者・マスコミ・法曹界・・・。法治国家であるなら・・・・ソクラテスは自ら法治国家たらん事を命を懸けて証明した。
この放射線管理区域は、下記の法律(昭和32年)に基づいています。
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律 |
日本の法令 |
通称・略称 |
障防法、放射線障害防止法 |
法令番号 |
昭和32年法律第167号 |
さて、この中で放射線管理区域と言うのがあり、国民は立ち入る事が許されない場所を決めています。この事を、今回の3.11FUKUSIAMに当てはめた話を紹介します。
2012年11月11日 石川県金沢市にて開催されました、小出裕章さんの講演『福島原発事故の現状と未来』。この中で放射線管理区域について、熱く語っております。長いので、35分から60分位がメインです。ユーストリーム配信。
http://www.ustream.tv/recorded/26901645
科学者でさえ、放射線管理区域で浴びる事が出来る範囲は、日本は自然の放射線を含んで10ミリシーベルト以下で、1平方メートル4万ベクレル以下と定められています。
ましてや一般人はこの区域に入ることは出来ず、被爆するので生活をしてはいけないと決めている。小出さんは、「そして、実際に国の規制区域に当てはめると、その面積は琵琶湖の1.5倍。その面積は1000平方キロメートル、実際は2万平方キロメートル!!!およそ10万人が・・・土地を離れふる里をなくしてしまった!」
これって、昭和32年の法律違反を言っている!こんな事って許せない!
それでも、でも子供だけは・・・・とおっしゃっています。
次は、福島 フクシマ FUKUSHIMA ブログから
http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-70.html
「大丈夫」とくり返す甲状腺説明会 (11/14)
・・・・・小児甲状腺がんの摘出手術を受けたベラルーシの子ども・・・・・
先月より問題になった、県民健康管理調査・検討委員会。
座長の山下県立医大副学長は、「放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます。これは明確な動物実験でわかっています。笑いが皆様方の放射線恐怖症を取り除きます」、「毎時10マイクロシーベルトを超さなければ、全く健康に影響及ぼしません。といってた方です。
そして、今回の甲状腺説明会 (11/14)でも、わき市で一般市民に訊かれました。『今、いわき市で外で遊んでいいですか』で、その回答が『どんどん遊んでいい』と答えました。
福島も同じです」、「影響があるのは100ミリシーベルト以上の放射線量を1回で受けたときで、将来、がんになる可能性が1万人に1人ぐらい増える」。
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(放射線管理区域)は何処に行っちゃったの???
えー、中国に当てはめると、13億人だから130000人になります。日本だと12000人に相当する人災です。実際に100ミリシーベルト以上浴びた方は少ないでしょうが、低線量の内部被爆については、触れていませんねー!
児玉・小出両先生の言うところの閾値がない被爆の恐ろしさは、残念ながらこれから出てくる事でしょう。野田は自分の政治実績のみを残したが、国民の民意に答えていたかは大いに疑問だ。任期中にFUKUSIMAや原発問題に何も残さずに去った・・・。子供の将来を顧みずに!
ぬまゆのブログで、一時沖縄に行って健康を取り戻した感想を読みました。せめて、子供だけでも何とか・・・出来ないものか。
私は原発に反対です柚子胡椒