遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

沖縄県知事が無視する地元民意 沖縄のジャンヌダルク・我那覇さんが国連でも反論

2015-09-23 23:13:33 | 東シナ海尖閣諸島
 沖縄県の翁長知事は21日午後(日本時間22日未明)、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対を訴えたのだそうですね。
 「人々は自己決定権や人権をないがしろにされている。」と現状を説明し、記者会見では、「私が世界に語ったということが、沖縄県民が勇気と自信と誇りを持つことにつながったと思う」と総括したのだそうです。
 しかし、本当の地元である辺野古等久辺3区では、基地の移転受け入れは容認されていることは諸兄がご承知の通りです。稲嶺名護市長や翁長沖縄県知事は、この地元の声を完全無視している行動をしているわけで、地元の方々が立ち上がり、それに政府も呼応することになる様ですね。
 
「人権ないがしろ」辺野古移設で反対訴える 国連人権理で沖縄知事 政府は反発 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
 
辺野古住民「知事は民意無視」 (9/23 産経)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設作業が進む米軍キャンプ・シュワブ(名護市)に隣接する辺野古区は、振興や補償を求める条件付きで辺野古移設を容認している。翁長雄志知事は国連人権理事会で「日本政府は民意を一顧だにしない」と述べたが、区民は「知事は区の民意を無視している」と批判
する。
 テントに違法駐車、道路に寝転がっての妨害…。
シュワブのゲート前では移設反対派による無法状態が続く
。道路をふさぎ、辺野古区民は通学、通勤や買い物に支障を来すこともある。
 ゲート前には連日、100人前後の反対派が集まるが、
常に参加する辺野古区民は2人だけという。名護市議で辺野古区在住の宮城安秀さん(60)は「約1500人の区民の7、8割は条件付きで移設を容認している」
と話す。辺野古商工社交業組合理事の飯田昭弘さん(67)は「政府は辺野古で日本一の街づくりを進めると約束した」と振り返る。2本の滑走路をV字に建設する現行移設計画が決まった平成18年頃のことだ。
 名護市は20~22年度に市道整備などで辺野古・豊原・久志の3区(久辺3区)に約2億3千万円の米軍再編交付金を充てた。3区の行事などに使う約6億円の基金も交付金で積んだ。
 ところが、22年の市長選で移設容認の現職を破って稲嶺進氏が市長に就任すると交付金は止まった。移設が実現すれば久辺3区が最も影響を受けるが、
移設に反対する翁長、稲嶺両氏とも3区の住民の声に耳を傾けようとしない

 
今年5月に設けられた政府との懇談会は3区の住民が声をあげられる唯一の場
だ。隣人としてシュワブの米兵と接することに「違和感はまったくない」と語る飯田さんはこう明言する。

 「
中国の軍事的脅威に備える国防の観点から辺野古移設は不可欠
だ」
 ただ、政府・自民党に不満もある。「辺野古移設の抑止力上の意義について、
ひざ詰めで県民に理解を求める努力が足りない

 国連人権委員会で、21日の翁長知事の演説に対し、22日には、沖縄のジャンヌダルク・我那覇真子さんが演説し、「沖縄で人権侵害はない」「知事は尖閣諸島を狙う中国の脅威を無視している」と反論したのだそうです。さらに、「中国が東シナ海と南シナ海でみせている深刻な挑戦行為を国連の皆が認識することが重要だ」と締めくくったのだそうで、安倍首相やオバマ大統領に成り代わっての指摘は、我那覇さんでこその発言で、翁長氏よりスケールが大きく「あっぱれ!」と拍手を贈ります。
 
 「知事の発言は嘘です!」、国連で我那覇真子さんが反論 - 狼魔人日記

辺野古問題 「沖縄で人権侵害ない」移設賛成派、知事に反論 国連理 (9/23 産経)

 
【ジュネーブ=内藤泰朗】国連人権理事会での演説を終えた沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事(64)は22日、国連内で記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題で、今後も米国や国連を訪問して国際社会に対して反対の立場を発信していく意向を示した。
 一方、
22日の人権理事会では辺野古移設賛成派も発言し、「沖縄で人権侵害はない」「知事は尖閣諸島を狙う中国の脅威を無視している」と反論、沖縄の基地問題で論争が交わされる異例の事態
となった。

 移設賛成派で、沖縄県名護市に住む
我那覇真子(がなは・まさこ)さん(26)は22日、翁長氏の「人権侵害」発言は「真実ではない。プロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください」と呼びかけた

 沖縄生まれの我那覇さんは、沖縄が日本の他の地域と同様に人権が守られていると明言。「沖縄が先住民の土地だと主張することで沖縄を独立に導こうとする人たち、
それを支持する中国こそが地域の平和と安定を脅かし、人権への脅威だ」と報告
した。
 さらに、尖閣諸島を抱える沖縄県石垣市の砥板芳行(といた・よしゆき)市議会議員(45)の言葉を引用する形で、
「中国が東シナ海と南シナ海でみせている深刻な挑戦行為を国連の皆が認識することが重要だ」と締めくくった


 一方、沖縄で「人権侵害が行われている」と前日の演説で訴えた
翁長氏は
22日の記者会見で「私が世界に語ったことで、県民は勇気と誇りを持つことになっただろう」と述べた。
 また、沖縄防衛局が12日、埋め立て本体工事の着手に向けた関連作業を再開したことを受けて「これから強引に工事が進められる可能性がある」と主張。「建設に反対する高齢者が警察に強制的に連れて行かれるのを目撃することになる」と語った。
 さらに、米軍基地については、「米軍に強制接収されてできた。自ら望んだのではない」と強調。県外移転が最善の方策だとの認識を示したが、沖縄県民が基地敷地の賃貸料などから利益を得ていることには触れなかった。
 
急速に軍備を拡張している中国については、「以前ほどの脅威ではない」との認識
を明らかにした。
 別の非政府組織(NGO)は22日の理事会での報告の中で、「日本政府は沖縄の先住民の自己決定権を尊重すべきだ」と述べ、翁長氏に同調する動きをみせた。


 翁長氏が日本政府をちくった形ですが、その翁長氏の発言が、地元のジャンヌダルクによって否定されたのですね。「沖縄の先住民の自己決定権を尊重すべきだ」と発言するNGOも居たのだそうです。国連人権理事会って、なんでもありなんですね。
 どういう手続きがあれば演説が出来たり、報告書のまとめがなされたりするのかは知らないのですが、「クマラスワミ報告」といい、今回の翁長氏の講演、先住民の自己決定権を主張するNGOといい、根拠が薄弱で信頼性の担保がない話でもいい放題で、「クマラスワミ報告」の様に、報告書になってしまう。とんでもない危険な組織になってしまっています。もっと、ウイグルやチベット。シリアの難民。ウクライナの混乱等々、審議し国際協力をまとめ上げていただかねばならない大きな課題は山積しているはずなのに。それらは、常任理事国が主役で関与することなので、〇〇理事会では扱わないのでしょうか。
 米国が国連分担金の支払いを保留する理由として、会計データの開示、人事システム改革(能力主義他)、予算圧縮を求めています。無駄なことに無駄なお金を使っているとの指摘は、あたっていると考えざるをえませんね。日本も、同調してもよいのではないでしょうか。

 話が横道へ逸れてしまいましたが、窮鼠となった翁長氏。知事のいすの座を、共産党他の支持団体からの圧力に屈しながら護る為には何でもありの様相を呈してきています。
 沖縄の経済、県民の方々の暮らしがないがしろになって、プロ市民が暮らしやすい県とならないことを願うばかりです。

 政府は、地元・久辺三区(久志、豊原、辺野古)と直接のパイプを活かすことにしたのだそうですね。
 辺野古振興費を移設容認の地元に直接支出 政府 (産経新聞) - Yahoo!ニュース



 # 冒頭の画像は、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説する、沖縄のジャンヌダルク・我那覇真子さん




  この花の名前は、スイカズラ


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