予算案の自然成立をめざし、今夜の衆議院通過に向けて頑張っているカンカラ菅政権。河野太郎氏が珍しく連続でつぶやいていて、23:30:51に本会議の予鈴を呟いておられましたが、40分に始まったかと思ったら、本日は閉会し、明日(3/1) 2時から開会だと。徹夜なんですね。
河野太郎公式サイト | 三悪人
> konotarogomame/河野太郎 2011/02/28/23:44:29 本会議第二ラウンド、数十秒で終わった。
> konotarogomame/河野太郎 2011/02/28/23:45:56 さあ、次は午前2時から二時間の第三ラウンド。
進退窮まったカンカラ菅。予算関連法案不成立は、野党の非協力に責任を転嫁する作戦で、地方選後に社民、公明の野党と連携の夢想戦術に託そうとしているのだとか。
菅首相はどこまで粘れるか、退陣への道筋と後継者を読み解く| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
<前略>
最後に残された手段は“居直り”
自民党も公明党も、現時点では首相退陣との引き換えで予算関連法案の年度内成立を認めようという方向にはない。あくまでも解散、総選挙を求める構えだ。
菅首相にとって、この厳しい局面を乗り切る秘策はあるか。直近の世論調査では、内閣支持率は20%前後にまで落ち込んだ。
フジテレビ系「新報道2001」の世論調査(2月17日)では、支持率16.2%だ。首都圏500人が対象だが、情報感度の高い地域のため、先行的な結果が出やすい調査といわれている。
政権は完全に危機ゾーンに入っているといっていい。菅首相がこの局面を打開するには、退陣を条件としての関連法案成立の見込みがないのであれば、ここは開き直る以外にない。
予算本体については、前述したように3月初めに衆院で強行採決すればいいのだが、関連法案も同様に衆院を強行突破するという手がある。
菅首相にじっと耐える胆力はあるか
その場合、子ども手当支給、法人税5%引き下げ、住宅取得の税軽減措置などが中断し、赤字国債も出せなくなる。それもこれも、いかに批判が起きようとも野党の責任として押し付ければいい。
衆院での処理を3月中旬までにやれば、24日には知事選告示、4月には統一地方選一色となるから、じっと耐えに耐える。赤字国債が年度当初から発行できなくても、2-3カ月はなんとか財政運営が可能らしい。
衆院通過後60日たっても参院で採決が行われない場合は「みなし否決」となる。衆院に戻して再議決規定が使えることになる。その時点ではすでに統一地方選は終わっているから、社民党などの出方も違ってくるかもしれない。
国会運営がいかに混乱しようとも、これを押し通せば、菅首相の延命ははかれる。そのくらいの覚悟があれば、早期の退陣表明はないということになる。
とはいうものの、支持率がさらに急落の一途をたどるのは目に見えている。どこまで持ちこたえられるか。
竹下氏は「オレの支持率、売上税(消費税)の税率なみになっちゃうなあ」などと苦笑していたものだが、菅首相にそこまでの胆力があるか。
<前略>
最後に残された手段は“居直り”
自民党も公明党も、現時点では首相退陣との引き換えで予算関連法案の年度内成立を認めようという方向にはない。あくまでも解散、総選挙を求める構えだ。
菅首相にとって、この厳しい局面を乗り切る秘策はあるか。直近の世論調査では、内閣支持率は20%前後にまで落ち込んだ。
フジテレビ系「新報道2001」の世論調査(2月17日)では、支持率16.2%だ。首都圏500人が対象だが、情報感度の高い地域のため、先行的な結果が出やすい調査といわれている。
政権は完全に危機ゾーンに入っているといっていい。菅首相がこの局面を打開するには、退陣を条件としての関連法案成立の見込みがないのであれば、ここは開き直る以外にない。
予算本体については、前述したように3月初めに衆院で強行採決すればいいのだが、関連法案も同様に衆院を強行突破するという手がある。
菅首相にじっと耐える胆力はあるか
その場合、子ども手当支給、法人税5%引き下げ、住宅取得の税軽減措置などが中断し、赤字国債も出せなくなる。それもこれも、いかに批判が起きようとも野党の責任として押し付ければいい。
衆院での処理を3月中旬までにやれば、24日には知事選告示、4月には統一地方選一色となるから、じっと耐えに耐える。赤字国債が年度当初から発行できなくても、2-3カ月はなんとか財政運営が可能らしい。
衆院通過後60日たっても参院で採決が行われない場合は「みなし否決」となる。衆院に戻して再議決規定が使えることになる。その時点ではすでに統一地方選は終わっているから、社民党などの出方も違ってくるかもしれない。
国会運営がいかに混乱しようとも、これを押し通せば、菅首相の延命ははかれる。そのくらいの覚悟があれば、早期の退陣表明はないということになる。
とはいうものの、支持率がさらに急落の一途をたどるのは目に見えている。どこまで持ちこたえられるか。
竹下氏は「オレの支持率、売上税(消費税)の税率なみになっちゃうなあ」などと苦笑していたものだが、菅首相にそこまでの胆力があるか。
「丸呑みできる自民党の対案を」と、どうせその気もないくせに、口先だけは言っていたカンカラ菅ですが、徹夜国会でろくに議論もなく自民党案は否決して、上記転載の花岡氏の読み通りに予算本体の強硬可決です。
これでは、自公との歩み寄りを自ら拒否していることが、一段と鮮明化されることになります。
花岡氏の「最後に残された手段は“居直り”」しか選択肢は残っていないでしょう。でも、党内外からの引きずりおろし圧力が強まる中、そこまでの胆力はどうなのでしょう。
ただ、次を狙っているのは原口氏だけで、ほかは次の次を狙っている様子。引き受け手がいなければ、6月までずるずる延命も可能性はありますね。
日本国は、その時間に比例して沈没度合いを増していきます。
↓よろしかったら、お願いします。
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