遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

米上下両院の議席予想 中間選挙まで1カ月

2022-10-08 01:33:55 | 米国 全般
 米中間選挙が1カ月後に迫る中、上下両院の見通しについて、WSJが民主党、共和党の獲得議席予想を報じています。
 下院は民主党が、確実又は優勢=177議席、やや優勢=20議席、。共和党が、確実又は優勢=202議席、やや優勢=10議席。拮抗=20議席。上院は民主党が、非改選と確実または優勢=46議席。共和党も、非改選と確実または優勢=46議席で、接戦区では、民主党やや優勢=2議席、共和党やや優勢=3議席、拮抗=3議席となっています。
 
米上下両院の議席予想 中間選挙まで1カ月 - WSJ By Randy Yeip and Danny Dougherty 2022 年 10 月 7 日

 米中間選挙が1カ月後に迫る中、上下両院の見通しについて、民主党または共和党の議席獲得の可能性を「確実」から「拮抗(きっこう)」まで4段階で評価した。この予想は、無党派の政治分析機関クック・ポリティカル・リポートや選挙分析機関インサイド・エレクションズ、バージニア大学政治センターのラリー・サバト所長が主催する選挙情報サイト「サバトのクリスタルボール」の評価を総合した結果に基づいている

 いずれかの党が「優勢」の場合、接戦ではないものの、情勢が変わる可能性がある。「やや優勢」の場合は、接戦ながらも一方の党が有利な情勢だ。

 

 
下院(定数435)は全議席を投票で決めるが、数十選挙区の勝敗が主導権争いのカギを握っている。現在の議席は、民主党が220対212の僅差で多数派。3議席が空席となっている。空席がなければ、主導権を握るためには218議席が必要となる。

 

 
上院(定数100)は35議席を改選する。激戦となっているのは10議席に満たない。現在の議席は、両党が50対50で並び、上院での採決が同数となった場合は、民主党のカマラ・ハリス副大統領が最終決定票を投じることになっている。

 この予想は、無党派の政治分析機関クック・ポリティカル・リポートや選挙分析機関インサイド・エレクションズ、バージニア大学政治センターのラリー・サバト所長が主催する選挙情報サイト「サバトのクリスタルボール」の評価を総合した結果に基づいているとの事。
 
 下院(定数435)は全議席が改選となり投票で決めるのですが、主導権を握るためには218議席が必要。
 現在は、民主党が220対212の僅差で多数派。3議席が空席。これが、民主党 が、確実又は優勢177+やや優勢 20 = 197議席。共和党 202議席 + やや優勢 10 = 212議席で、拮抗が 26議席。
 拮抗の行方次第ですが、その26議席中、6議席を共和党が獲れば、過半数の218議席に達するという情勢。

 上院は、確実又は優勢は同数なので、大接戦区の、民主党優勢=2議席、共和党優勢=3議席、拮抗=3議席の行方次第。
 現在の議席は、両党が50対50で並び、上院での採決が同数となった場合は、民主党のカマラ・ハリス副大統領が最終決定票を投じることになっている。

 両党の大接戦ですが、下院は共和党が逆転の可能性があり、上院は混沌といったところでしょうか。
 
 民主党のバイデン大統領は、上下両院を民主党が制している(上院は同数でも議長が民主党なので、その 1票分で多数となる)のですが、上下両院を共和党が制する可能性が出てきているのですね。

 高齢のバイデン氏は、当選時には、中間選挙までで残りは、副大統領に禅譲との声さえ聴かれていましたが、次期大統領選では当然異なる方が立候補されるのでしょう。今回、与野党逆転となると、残り任期の 2年も、ウクライナや台湾問題を抱える苦しい政権運営を迫られることになりますね。

 2年後の大統領選に向け、両党の候補者選びが激しくなりそうですね。トランプ氏の動向が注目されます。



 # 冒頭の画像は、オハイオの集会に出席した、トランプ大統領
  トランプ氏、FBIの証拠捏造を示唆した発言で釈明不要に 判事が文書検証役の計画を変更(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース





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