遊爺雑記帳

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日中韓外相会談4年ぶり開催 「上川外相の〝遺憾砲〟は甘すぎる」「現実直視の外交を」

2023-11-28 01:33:55 | 日本を護ろう
 約 4年ぶりの日中韓外相会談が26日、韓国・釜山で開かれた。
 上川陽子外相は前後して、中国の王毅共産党政治局員兼外相と、韓国の朴振(パク・チン)外相とそれぞれ個別会談し、「遺憾砲」などを放ったが、日本外交に知恵はないのか。
 一部メディアが突然、「ポスト岸田」に持ち上げた上川氏に、朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏が迫った。
 
日中韓外相会談4年ぶり開催も…乏しい成果 「上川外相の〝遺憾砲〟は甘すぎる」「現実直視の外交を」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 朝鮮近現代史研究所所長 松木國俊 2023.11/27

 約 4年ぶりの日中韓外相会談が26日、韓国・釜山で開かれた上川陽子外相は前後して、中国の王毅共産党政治局員兼外相と、韓国の朴振(パク・チン)外相それぞれ個別会談し、「遺憾砲」などを放ったが、日本外交に知恵はないのか。岸田文雄政権の内閣支持率が極度に低迷するなか、一部メディアが突然、「ポスト岸田」に持ち上げた上川氏に迫った

 「隣国であるがゆえ、困難な問題に直面することもある」

 上川氏は日中韓外相会談の冒頭、3カ国連携の難しさをこう表現したが、現状はまさに課題山積だ。

 
韓国では23日、いわゆる慰安婦問題をめぐり、ソウル高裁が日本政府に賠償を命じる逆転判決を言い渡した。上川氏は、朴氏との日韓外相会談で、「国際法上の主権免除の原則が否定された。極めて遺憾」と抗議し、是正措置を求めた

 
日韓間の請求権問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している慰安婦問題も2015年の日韓合意で「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下で、日韓関係は改善したとされるが、異常判決を「遺憾」で済ましていいのか

 
日中外相会談も成果は乏しかった

 
中国は、国際原子力機関(IAEA)の評価などを無視して、福島第1原発処理水を「核汚染水」と発信し、日本産水産物を禁輸している。さらに、沖縄・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)にも無断で「海洋ブイ」を設置している。

 
上川氏は王氏に対し、台湾問題への懸念とともに、禁輸問題の解決を強く求めた。だが、王氏は処理水について、「海洋の安全と民衆の健康に関わる」とし、台湾問題でも「中国の内政に干渉してはならない」と一蹴したという。

 日本国内では、「岸田降ろし」の兆しを受けて、
上川氏を「ポスト岸田」に推す動きがある。ただ、与党のベテラン議員は「国内外で危機的状況のなか、米民主党とパイプがあるからといって総理総裁が務まるのか」と疑問を呈する

 
朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「上川氏の、韓国への抗議は甘すぎる岸田政権は『日韓関係の改善』を強調するが、レーダー照射事件などでケジメを付けなかったため、今回のような判決が出た。対中国を含め、日本外交の『遺憾砲』は相手国に『効かん砲』だ。日本外交は正念場を迎えている。岸田首相、上川氏は現実を直視した外交を展開しなければならない」と強調した。

 # 赤字強調部が多くなり恐縮です。それだけ岸田政権の対中韓外交姿勢に問題があるとご容赦下さい。

 韓国では23日、いわゆる慰安婦問題をめぐり、ソウル高裁が日本政府に賠償を命じる逆転判決を言い渡した。上川氏は、朴氏との日韓外相会談で、「国際法上の主権免除の原則が否定された。極めて遺憾」と抗議し、是正措置を求めた。
 
 日韓間の請求権問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している。慰安婦問題も2015年の日韓合意で「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下で、日韓関係は改善したとされるが、異常判決を「遺憾」で済ましていいのかと、松木所長。
 
 日中外相会談も成果は乏しかった。
 中国は、国際原子力機関(IAEA)の評価などを無視して、福島第1原発処理水を「核汚染水」と発信し、日本産水産物を禁輸している。さらに、沖縄・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)にも無断で「海洋ブイ」を設置している。
 上川氏は王氏に対し、台湾問題への懸念とともに、禁輸問題の解決を強く求めた。

 尖閣諸島の領海などへの中国の「海監」の侵入や接近での、実効支配チャレンヂへの抗議は無し!

 だが、王氏は処理水について、「海洋の安全と民衆の健康に関わる」とし、台湾問題でも「中国の内政に干渉してはならない」と一蹴したのだそうです。

 日本国内では、「岸田降ろし」の兆しを受けて、上川氏を「ポスト岸田」に推す動きがある。ただ、与党のベテラン議員は「国内外で危機的状況のなか、米民主党とパイプがあるからといって総理総裁が務まるのか」と疑問を呈すると、松木所長。

 更に、「上川氏の、韓国への抗議は甘すぎる。岸田政権は『日韓関係の改善』を強調するが、対中国を含め、日本外交の『遺憾砲』は相手国に『効かん砲』だ。日本外交は正念場を迎えている。岸田首相、上川氏は現実を直視した外交を展開しなければならない」と強調!

 慰安婦問題についても、岸田氏は外相時代に朴政権と最終結着の交渉をしましたが、ソウルの日本大使館前の国際慣習違反の慰安婦像の移転(本来なら撤去を要求すべきなのに移転で妥協)は、口約束(=外交交渉の大失態)の為、実行されず、多額の賠償金は獲られ損!

 池田勇人、大平正芳、宮沢喜一の3人の首相を輩出している宏池会を継承する岸田首相。
 林前外相も、上川外相もその岸田派。
 しかし、内弁慶で中韓に翻弄されっ放しだった岸田外相(当時)は、安倍首相の下で使い走りをしていましたが、河野氏に交代し、ようやくゴールポストを動かすスネカジリ外交に歯止めがかけられました。
 その岸田氏が首相になっているのですから、中韓が思いのままの姿勢で挑んでくるのは自明の理!

 日本外交の『遺憾砲』は相手国に『効かん砲』だ。日本外交は正念場を迎えている。岸田首相、上川氏は現実を直視した外交を展開しなければならない」と強調される松木所長には、全く同意です。



 # 冒頭の画像は、日米間外相会議の 3ヵ国外省
  「なるべく早期に日中韓の首脳会談」で一致も、具体的な時期の明示なし 釜山で4年ぶり3カ国外相会談:東京新聞 TOKYO Web



 この花の名前は、ナスタチウム


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