中国海軍は、創設65年を迎える今月23日に、山東省の青島で、各国の海軍の代表や艦船を招いて国際観艦式を行う予定でした。しかし、日本の海上自衛艦が招待されていないことから、米海軍艦も参加を拒否していました。
中国海軍は、この観艦式を、急遽中止すると発表したのだそうです。
駆逐艦だけでなくドック揚陸艦を派遣したのは最も適した選択だったからだというのが以下。
中国海軍がマレーシア機捜索に大型揚陸艦を投入する理由(JSF) - 個人 - Yahoo!ニュース
中国が捜索に注力しているのは、素直に、被災家族の突き上げに対応する為という理由もあるでしょう。
でも、観艦式を中断したのは、米海軍が不参加であることの理由が本命ですね。
ヘーゲル国防長官の訪中での強硬発言が効いたのでしょうか。準備を進めていた関連国は迷惑したことでしょうが、日米同盟の絆が改めて認知されたことでしょう。
この花の名前は、ナンバンギセル
↓よろしかったら、お願いします。
中国海軍は、この観艦式を、急遽中止すると発表したのだそうです。
中国 国際観艦式急きょ中止へ NHKニュース
中国海軍は、今月下旬に各国の海軍を招いて行う予定だった国際観艦式を、急きょ中止すると発表しました。
中国は、行方が分からなくなっているマレーシア航空機の捜索活動を理由に挙げていますが、日本の海上自衛隊を招待せずアメリカ海軍が艦船の派遣を見送ったことが影響しているという見方も出ています。
中国海軍は、創設65年を迎える今月23日に、山東省の青島で、各国の海軍の代表や艦船を招いて国際観艦式を行う予定でした。
しかし、中国海軍の梁陽報道官は15日、観艦式を中止すると発表しました。
その理由について、梁報道官は、「中国は行方が分からなくなっているマレーシア航空機の捜索活動を重視し、海軍が多くの兵力を投入している」としたうえで、「各国の長期にわたる捜索も実っておらず、乗客の家族が非常に大きな傷を受けている特殊な状況下にある」と説明しています。
今回の観艦式を巡っては、日本の海上自衛隊の艦船が5年前の前回に続いて招待されず、アメリカ海軍は招待を受けながらも艦船の派遣を見送ることを決めました。
関係者の間では、日本の同盟国のアメリカが、中国に抗議を表したという見方が出ており、中国が観艦式を中止したのは、こうしたことも影響している可能性があります。
中国海軍は、今月下旬に各国の海軍を招いて行う予定だった国際観艦式を、急きょ中止すると発表しました。
中国は、行方が分からなくなっているマレーシア航空機の捜索活動を理由に挙げていますが、日本の海上自衛隊を招待せずアメリカ海軍が艦船の派遣を見送ったことが影響しているという見方も出ています。
中国海軍は、創設65年を迎える今月23日に、山東省の青島で、各国の海軍の代表や艦船を招いて国際観艦式を行う予定でした。
しかし、中国海軍の梁陽報道官は15日、観艦式を中止すると発表しました。
その理由について、梁報道官は、「中国は行方が分からなくなっているマレーシア航空機の捜索活動を重視し、海軍が多くの兵力を投入している」としたうえで、「各国の長期にわたる捜索も実っておらず、乗客の家族が非常に大きな傷を受けている特殊な状況下にある」と説明しています。
今回の観艦式を巡っては、日本の海上自衛隊の艦船が5年前の前回に続いて招待されず、アメリカ海軍は招待を受けながらも艦船の派遣を見送ることを決めました。
関係者の間では、日本の同盟国のアメリカが、中国に抗議を表したという見方が出ており、中国が観艦式を中止したのは、こうしたことも影響している可能性があります。
インド洋での中国海軍の大々的で執拗な捜索活動には、様々な声が聞こえてきます。
マレーシア機 印、中国の捜索応援拒否…インド洋 「軍事機密探られる」 (3/23 読売新聞)
【ニューデリー=田原徳容】消息を絶ったクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便の捜索を巡り、インドが、インド洋の軍事的要衝となるアンダマン・ニコバル諸島周辺での中国の捜索応援を拒否していたことがわかった。国防省幹部は本紙の取材に「捜索を口実に軍事機密を探る可能性があるためだ」と語った。
インドの空海軍は、マレーシアの要請で同諸島周辺の捜索を断続的に行っている。国防省関係者によると、中国はフリゲート艦など4隻を捜索の応援で派遣することへの許可をインドに求めたが、インドは「必要ない」と回答した。その後、中国海軍が無断でインド領海での捜索活動をしたことが判明し、インド政府は21日、駐インド中国大使に注意したという。
中国は、中東・アフリカからの資源ルート確保を念頭に海軍を増強し、インド洋での勢力拡大を図っている。インドは、2012年にインド洋で中国船籍とみられる攻撃型潜水艦の航行を20回以上確認。「現実的な脅威」(国防省幹部)として警戒を強めている。
【ニューデリー=田原徳容】消息を絶ったクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便の捜索を巡り、インドが、インド洋の軍事的要衝となるアンダマン・ニコバル諸島周辺での中国の捜索応援を拒否していたことがわかった。国防省幹部は本紙の取材に「捜索を口実に軍事機密を探る可能性があるためだ」と語った。
インドの空海軍は、マレーシアの要請で同諸島周辺の捜索を断続的に行っている。国防省関係者によると、中国はフリゲート艦など4隻を捜索の応援で派遣することへの許可をインドに求めたが、インドは「必要ない」と回答した。その後、中国海軍が無断でインド領海での捜索活動をしたことが判明し、インド政府は21日、駐インド中国大使に注意したという。
中国は、中東・アフリカからの資源ルート確保を念頭に海軍を増強し、インド洋での勢力拡大を図っている。インドは、2012年にインド洋で中国船籍とみられる攻撃型潜水艦の航行を20回以上確認。「現実的な脅威」(国防省幹部)として警戒を強めている。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26(2014)年4月15日(火曜日)通巻第4204号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
MH370便、依然として、南インド洋で不明だが
なぜ中国軍は執拗に捜索活動を豪領海でも続けているのか?
***************************
中国の捜索活動は異様である。
マレーシア航空機MH370便の遭難とともに南シナ海に多数の軍艦ならびに航空機を派遣したほか、人工衛星を当該海域上空に集中した。遭難場所が南インド洋と判明するや、豪政府に許可を得て、空軍機を派遣し、捜索に当たっている。
香港誌『開放』四月号が乗客リスト(中国空難者名録)をすっぱ抜いた。
これによれば『書家』が十五名、書道展でも行った帰りか、なにか。政府高官では河北省秦皇島公安監視局長、江西省党委員会秘書長あたりしか肩書き上の高位は見つからないが、『華為技術』のエンジニアが二名いる。英文名刺かわからない乗客が3名。このほか職業が不明の乗客が四分の一近い。だから『謎』は深い。
事故当初、欧米から名指しで「スパイ企業」といわれる「華為技術」の社員が30名近いと言われたが、現時点でははっきりとしたのは二名に過ぎず、おそらく本当の職業が隠されている空難者が、かなり含まれているのではないか?
いずれにしても、中国軍の捜索は執拗かつ異様なポイントが、なにか重大な機密が付帯することをうかがわせる。
平成26(2014)年4月15日(火曜日)通巻第4204号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
MH370便、依然として、南インド洋で不明だが
なぜ中国軍は執拗に捜索活動を豪領海でも続けているのか?
***************************
中国の捜索活動は異様である。
マレーシア航空機MH370便の遭難とともに南シナ海に多数の軍艦ならびに航空機を派遣したほか、人工衛星を当該海域上空に集中した。遭難場所が南インド洋と判明するや、豪政府に許可を得て、空軍機を派遣し、捜索に当たっている。
香港誌『開放』四月号が乗客リスト(中国空難者名録)をすっぱ抜いた。
これによれば『書家』が十五名、書道展でも行った帰りか、なにか。政府高官では河北省秦皇島公安監視局長、江西省党委員会秘書長あたりしか肩書き上の高位は見つからないが、『華為技術』のエンジニアが二名いる。英文名刺かわからない乗客が3名。このほか職業が不明の乗客が四分の一近い。だから『謎』は深い。
事故当初、欧米から名指しで「スパイ企業」といわれる「華為技術」の社員が30名近いと言われたが、現時点でははっきりとしたのは二名に過ぎず、おそらく本当の職業が隠されている空難者が、かなり含まれているのではないか?
いずれにしても、中国軍の捜索は執拗かつ異様なポイントが、なにか重大な機密が付帯することをうかがわせる。
駆逐艦だけでなくドック揚陸艦を派遣したのは最も適した選択だったからだというのが以下。
中国海軍がマレーシア機捜索に大型揚陸艦を投入する理由(JSF) - 個人 - Yahoo!ニュース
中国が捜索に注力しているのは、素直に、被災家族の突き上げに対応する為という理由もあるでしょう。
でも、観艦式を中断したのは、米海軍が不参加であることの理由が本命ですね。
ヘーゲル国防長官の訪中での強硬発言が効いたのでしょうか。準備を進めていた関連国は迷惑したことでしょうが、日米同盟の絆が改めて認知されたことでしょう。
この花の名前は、ナンバンギセル
↓よろしかったら、お願いします。