東アジアの安全保障にとって、北朝鮮の核とICBMの開発の進展が、今年というより、戦後最大の緊張状態を産んでいます。
ところが、この北朝鮮の開発の深刻化は、中国がトランプ政権の“中国強硬姿勢”を切り崩すための秘策として繰り出したシナリオだというは、北村淳氏。
南シナ海、東シナ海での中国の覇権拡大に触れなくなった日米。特に安全保障に直結する日本に警鐘を鳴らしておられるのですね。
悪いことには、中国の海洋覇権拡大に、米国で最も警戒を唱えていた米太平洋軍司令官のハリス大将が間もなく転出し、後任候補の同じく対中警戒派のスウィフト海軍大将が、連続事故の責任をとって早期退職し、中国に対して断固たる姿勢を貫く強力な海軍将官が着任する見込みはないのだそうです。
習近平は、党大会で地盤を固めることに成功し、海洋覇権拡大でも思惑通りの展開になり、笑いがとまらない状況なのですね。 . . . 本文を読む
米国の「国家安全保障戦略」は、「米中融和」や「米中蜜月」という推測を明確に否定 goo.gl/6R9eFc
— 遊爺 (@yuujiikun) 2017年12月28日 - 03:05
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