峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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佳境に入る

2016年10月05日 | 将棋

台風18号は韓国よりの進路を取ったため、九州地方はほとんどその影響を受けなかったが韓国で大きな被害が出ているようだ。

さて、囲碁七冠・井山裕太名人に高尾紳路九段が挑戦している第41期囲碁名人戦七番勝負の第4局が昨日・今日と兵庫県宝塚市で打たれ、ここまでまさかの3連敗と角番に追い込まれていた井山名人が何とか一矢を報い1勝3敗とした。
井山七冠が名人位を失冠するか、それとも3連勝で七冠を死守するか、注目の第5局は12・13日に打たれる。

一方、将棋の第64期王座戦五番勝負の第3局が山形県上山市で昨日、指され、羽生王座が挑戦者の糸谷哲郎八段を破り、3連勝でタイトルを防衛した。これで棋聖・王位と合わせての三冠を守った。

このところ若手の台頭が目覚ましく、タイトル戦にもしばしば彼らが登場するようになった。その若手の筆頭格である佐藤天彦名人に春に名人位を奪取された羽生三冠、さすがの羽生さんも世代交代の波にはあらがえないかと懸念する向きもあったが、その後は3連続のタイトル防衛で健在ぶりを示した。

ところで、その名人位挑戦を争う今期のA級順位戦、一昨日にそれまで2勝1敗の渡辺竜王が三浦九段に敗れ2勝2敗となった。これで、トップが3連勝の若手の広瀬八段と同じく稲葉八段、それに続いて我らが深浦九段と羽生三冠が2勝1敗で並んでいる。
今月26日、全勝の1人である広瀬八段戦が控えているが、これには何としても勝っていただかなければ困る。NHK杯戦も楽しみが残っている。頑張れ、深浦九段!

佐々木大地四段も頑張っている。叡王戦の段位別トーナメントを見事に制し本選トーナメント入りした。その初戦の相手は、なんと佐藤天彦名人だ。相手にとって不足はない。これに勝ち弾みをつけたいところだ。佐々木四段、頑張れ!

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