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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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きっと そこから始まる

2018年02月14日 | スポーツ

平昌オリンピックが佳境に入っている。

それにしても改めて思うところがあった。

スノボ男子ハーフパイプの平野選手、スキー・ノルディック複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗選手、そしてスピードスケート女子1000mの小平奈緒選手、今日の競技で金メダルが期待された選手だ。だが、何れもが銀メダルに終わった。

それが、じゃんけんだろうが、UNOだろうが、将棋だろうが、勝負に勝つのは難しい。
ましてや大会で優勝するのは至難のわざだ。
それは、小さな町の大会であってもオリンピックであっても同じだ。

再び改めて思う。
勝つことは、勝ち続けることは難しい。
優勝するというのは勝ち続けるということだ。それは、例えどんな小さな大会であっても至難だ。
だからこそ、勝者は称賛される。

翻って、負けるのは当たり前のことなのだ。
敗者よ、敗れて下を向くことはない。
明日の戦いに備えよう。

そして、その戦いに負けても恥じることはない。
何故なら、それが当たり前なのだから。
にっこり笑って、負けを受け入れよう。

きっと、そこから何かが始まる。


楽しもう

2018年02月14日 | 子育て日記

佐々中の2学期中間テストが明日から始まりますが、有紀さんはテスト対策を少なくとも塾ではほとんどしていません。
塾では他の塾生同様、岸本裕史さんのいう「見えない学力」をつけることに重きを置いて取り組んでいます。

1981年、当時小学校教諭だった岸本裕史さんは、名著「見える学力、見えない学力」を著わしました。
その著書の中で岸本さんは、最近の「低学力」問題でブームになった陰山英男氏の「百ます計算」、斎藤孝氏の「声に出して読みたい日本語」に代表される「音読」の提唱をしておられます。
ちなみに「百ます計算」は、将棋の森下八段もたいそうお気に入りで、お子さんにさせておられるそうです。森下さんは、教育にたいそう関心をお持ちで、ある時、ホテルの朝食会場でご一緒した際、教育談義に花が咲きました。

「百ます計算」が陰山氏の専売特許のように喧伝(けんでん)されていますが、実は岸本さんの「基礎計算」がオリジナルです。
その他、陰山氏の著書に書かれてあるもののほとんどが「見える学力、見えない学力」に著わされています。
話が広がりそうです。この話は別に取り上げたいと思います。

先の長崎県下合同テストの結果が出ていました。記しておきます。
テストは8月30日に実施され、県下の中学2年生459人が受験しました。県内の5教科平均点が280.2、学区内(佐世保・北松浦郡等)は228.7となっています。
長崎市と佐世保市、佐世保市と北松浦郡では平均点でかなりの差があります。中3も同様で例年そうです。

有紀さんは、459人中102位、偏差値58.3、科目別では国語が2位と突出しています。志望校の佐世保北高では6人中2位、判定Bとなっています。
なお、学区での順位は33人中3位、偏差値65.6でした。
学校の実力テストの結果もすでに出ています。
こちらは、5教科平均点が282点で、157人中15位以内ということでした。

            2003101日(水)記
       _________________

昨夜、公立高校の推薦入試を受けていた塾生から合格内定の報を受けた。
佐々中、小佐々中、江迎中では学年末テストが始まった。

平昌オリンピックが佳境を迎えている。
他者との比較も大事だろうが、自らの持てる力を十分発揮できれば、それで良しだろう。

勉強も、テストも、オリンピックも楽しんじゃえ!


ダブルコーク1440

2018年02月14日 | スポーツ

平昌オリンピック5日目、注目していたスノーボード男子ハーフパイプの予選が行われた。

この競技を初めて目にしたのが2006年、フィギュアスケート・荒川静香選手の金メダル獲得で日本国中が湧いたトリノオリンピックだった。
さらにその4年後2010年のバンクーバーオリンピック、圧倒的な強さを見せて金メダルに輝いたショーン・ホワイト選手のことをブログに記している。
この時のハーフパイプの日本代表は、服の着こなしや謝罪会見での言動で激しいバッシングを浴びた國保和宏選手だった。

2006年トリノオリンピック、スノーボード・ハーフパイプ競技に17歳で出場した國母選手は、その後、徐々に実績を上げてバンクーバーオリンピックでも代表入りを果たした。
このバンクーバーオリンピックのハーフパイプ競技ではショーン・ホワイト選手が編み出した「ダブルコーク1080」という大技の成否がメダル獲得に繋がっていた。
結局、國母選手はこのダブルコークを決めることができずメダル圏内から消えた。

一方、ショーン・ホワイト選手は予選を通過した後、決勝の1本目でダブルコーク1080を決めた。
2本目に入る時には既に金メダルを確定させていた彼は、この大会のために用意していた大技「ダブルマックツイスト1260」を披露、他を圧倒してみせた。

横に3回転・縦に2回転するダブルコーク1080、横に3回転半・縦に2回転するダブルコーク1260は、その後、さらに横4回転・縦2回転のダブルコーク1440へと進化し、連続しての1440の成否が今回のオリンピックでの金メダル獲得の鍵となっている。

先月のW杯で100点満点を出した、予選98.5のトップ通過のショーン・ホワイト選手か。それとも、世界選手権2連覇の予選96.75で2位通過のスコッティ・ジェームズ選手か。はたまた、先月のXゲームで、ショーン・ホワイト選手は出場していなかったものの、史上初のダブルコーク1440を連続して決めた、予選95.25で3位通過の平野歩夢選手か。金メダル争いは間違いなくこの3選手に絞られるだろう。

独特のしぶい技を繰り出すスコッティ選手はともかく、ショーン選手と平野選手の間では、どちらがより高く、より精度の高い1440を連続して決められるか否かが勝負の分かれ目となるだろう。
決戦の時が待たれる。