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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

新たな うねり

2005年10月25日 | 将棋
勝者の賞金3,200万円という将棋界最高位のビッグタイトルを争う、第18期竜王戦七番勝負の第1局が福島県会津若松市できょうから始まりました。
若干21歳の渡辺竜王は初の防衛戦、一方、32歳の挑戦者・木村一基七段は始めてのタイトル挑戦ということで、とてもフレッシュなタイトル戦となっています。おまけに、NHK衛星放送の解説が24歳の山崎六段ということで、本当に新鮮な顔ぶれです。

渡辺竜王はブログで、ご自身のこと、ご家族のことなどを自由に表現しています。

木村七段は、奨励会を抜けるのに12年もかかっています。ちなみに、羽生4冠が3年、渡辺竜王が6年です。
同世代の友人が、どんどんプロになっていくのを複雑な思いで見ていたと木村七段は語っています。
しかし、2001年度には勝率1位賞、最多勝利賞、最多対局賞を受賞するなど、プロ棋士の間でもその実力は高く評価されています。
通算勝率は0.717と羽生4冠に次ぐ高勝率を上げています。

私が、プロ棋士の方と少し深くお話させていただく機会を得た方が2人います。一人が森下卓九段、もう一人が山崎隆之六段です。
山崎さんは、単に若いというだけではない純な魂を感じる人でした。
それが、きょうのNHK衛星放送での解説ぶりにもよく表れていました。

古い常識に囚【とら】われない、個性的な3人のパフォーマンスを楽しみたいと思います。