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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

変わらなければ そして 代わらなければ

2016年02月26日 | 町内会長

今日は、月に1度ご高齢者のために町内会で開くデイサービスの日、1月は休みだったので2か月ぶりの顔合わせとなった。
同じ町内会で暮らしていても、ご高齢者同が顔を合わせる機会は少ない。久し振りに顔を合わせ、病気のことや孫・ひ孫のこと等、話に花を咲かせておられた。

午前8時半に、このデイサービスの案内を有線放送でお知らせしてから、午後3時解散後の後片付けまであれこれお世話をさせていただく。毎度のことだ。この日は、途中席を外させていただき、29日締め切りの防犯灯電灯料補助金の申請に係る書類一式を揃え、役場総務課まで出かけた。書類提出後、3月1日に行う町内会長連絡協議会での案案件について打ち合わせる。その案件の1つに28日実施予定の佐々川桜堤の清掃の総括を行う旨伝えると、担当者がそれは保険環境課と話をしなければ云々と言い出すではないか。

この佐々川桜堤の清掃は私たち住民が主体となって行う活動だ。佐々町を訪れてくださる町内外のみなさんに気持ちよく過ごしていただくために、そして、それがひいては佐々町のために、佐々町民のためになるとの思いから始める活動だ。その活動の総括を、町内会長連絡協議会で行おうと、保健環境自治連合会で行おうと町民にとってはどっちでもいい話だ。町内会長連絡協議会、その後の保健環境自治連合会、そして町内会長会と徐々に開始時間が押すので最初の会議で始めようというだけの話なのだ。

この時代、小さな町の役場で、これは何課、あれは何課なんて言ってる場合ではないはずだ。そんなコチンコチンの縦割り意識なんか深い海の底にでも沈めちゃいましょうよ。
誰のための行政か、私たちは、住民自治についてやはりもっとしっかり学ばなければと思う。

時間もなかったので、その話を早々に切り上げ階下の保険環境課へ。担当者がいなかったので、総務課での話を課長に伝えると、課長はすぐに了承してくれた。さすが川崎課長だ。

その後、すぐに集会所へ取って返す。午後3時にデイサービスを終わらせ、掃除後片付けを1人で行い急ぎ帰宅。今夜は、町内会の役員会を行う日だった。午後5時から小学生の授業があるので、急いで午後7時からの役員会のレジメやその他の資料の作成に取り掛かった。
この夜の役員会は重要な会合となっていた。総会を前に班長で構成する役員選考委員会により、新しい町内会長・副会長・会計の報告がなされるのだ。


祈年祭

2016年02月21日 | 町内会長

午前11時から三柱神社で行われた祈年祭に出席した。

祈年祭とは、今年1年の町の五穀豊穣、諸産業の隆盛、教育・文化の発展、無病息災を祈る祭である。各町内会であれこれ世話を焼いておられるみなさんと共に町のあれこれについて語り合った。


リーダーシップを誰がとる

2016年01月17日 | 町内会長

今日、町内会の鏡開き・新年会を正午から集会所で行った。

副会長がおでんからぜんざいまで全部作ってくれた。そして、町内会の活動をいつも支えて下さっているみなさんにお集まりいただき、ささやかながら新しい年の町内会の新年を寿いだ。

昨年末、氏子総代さんから今期一杯での辞任の申し出があった。町内会長及び民生児童委員の交代時期がとっくに過ぎている問題もある。町内会の各組織のリーダーシップを誰が取るのか。飲みながらもシビアな話が続いた。


耳を澄まして

2016年01月05日 | 町内会長

午前10時15分から町の文化会館で開かれた成人式に出席した。

今年、佐々町では144名の若者がめでたく二十歳を迎える。しかし、前途洋々と喜んでばかりはいられないはずだ。混迷する現代社会にあって、生き方のモデルとなるべく大人自身が進むべき道を見失っている今、いったい彼らは何をよすがに長い道程を歩んでいけばいいのだろう。若者の憂鬱を思う。
社会に翻弄されることなく、常識を疑い、彼らの命が彼らに何をさせたがっているか静かに自身の内なる声に耳を傾けてほしいと願う。

正午からは、町役場で開かれた町主催の新年祝賀会に出席した。

新年の年中行事が始まった。私も、自身の内なる声に耳を澄ましている。




よろず相談承ります

2015年12月30日 | 町内会長

昨日午前中、役場から届けられた新年1月号の町広報誌等の配布物を仕分けしているところへ町内会にお住いのAさんが来訪された。
昨日が今年最後のリサイクルビンの回収日だったのだが、Aさんが出されたビン類が回収されずそのままになっている。回収車が回って来ていないようだがどう処理したらよいかとの相談だった。

ゴミ収集のカレンダーを見ると、次のリサイクルガラス・ビン類の回収は新年1月の11日となっている。そのままそこに置いておくのは問題だし、だからといってAさんの主張通りだとすれば、彼に持って帰ってもらうのも気の毒だ。クリーンセンターに電話してみますからということでその場はお帰りいただいた。
早速、クリーンセンターに電話をかけ、Aさんの言っておられることを伝えた。担当者の言い分は、回収車は回っている。Aさんがビンを出す時間が遅かったからだろうとのこと。ただし、年末でもあるし回収しますと言ってくれた。押し問答しても始まらない。窓口の担当者の臨機応変の対応に感心した。

その後、仕分けが済んだ広報誌等を手押し車に載せ、各班長宅に届けて回ったが、そのついでにAさん宅へ寄り、回収してもらえることをお伝えした。
1時間ほどかけて配り終え、自宅へと戻って来ると、今度はBさんが我が家を訪ねておられた。
外出していて今帰って来たところだが、玄関を開けようとしてカギを紛失していることに気付いたというのだ。家の周りを回ってみたが、どの窓も施錠していて家に入れない。ただ、1か所だけ風呂場の窓のさらにその上の換気用の小窓がカギがかかっていない。そこを開けて、下の窓のカギを外せないだろうかという相談だった。Aさんは高齢の女性である。ご本人では到底無理なので私の所に来られた。

早速、お宅へ向かった。脚立に上り、上部の細い窓を開け、そこから2m弱の竹の棒で下の窓のカギを押すと上手いこと外れた。腰高ほどのその窓を開け、そこから入って勝手口のドアを開けることができた。

いろいろある。

 


福を招くもちつき祭り

2015年12月20日 | 町内会長

今日は、町内会の「招福もちつき祭り」の日だった。早いもので11回目を数える。午前7時、副会長と共にもちをつく準備に入った。かまどを3つ設置し、それぞれに火を入れる。2つは、もち米を入れたせいろを載せ、1つは湯を沸かす。

午前8時頃になると各班の班長を始め、手伝いの方々が集まって来られた。早くから来ている子供もいる。

午前9時前、最初に蒸しあがったもち米が臼に入り、もちつきが始まった。全部で50kgのもち米をつく。

途中、酢もちにしたり、イチゴ大福を作ったり、焼き芋や焼き里芋を作ったり、おこわを作ったりしたものをみんなで食べ回したりした。

もちつきは、大人も子供も楽しめる行事だが、特に子供たちが楽しそうに、斧を使って薪を割ったり、カマドに薪を入れたり、もちをついたり、もちを丸めたりしているのが微笑ましかった。

これで、今年の町内会の行事が全て終わった。

 


年の瀬

2015年12月17日 | 町内会長

昨日は、雑用に追われた。

住民のみなさんのために、町内会で便宜を図っていることがいくつかある。
募金を始め、年末恒例となっているのが「新生活門松カード」と「伊勢神宮御守護」及び「三柱神社御守護」の取り扱いだ。前者の方は町の公民館からの依頼で、後者は町内にある三柱神社からの依頼だ。いずれも班ごとに回覧を回し希望者を募る。

「新生活門松カード」は、「長崎県新生活運動協議会」というところが出しているようで、趣旨は「暮らしの簡素化」「省資源・ごみの減量化」とある。金額は2枚1組で50円となっている。
一方、三柱神社からの「伊勢神宮御守護」は800円で、「三柱神社御守護」が200円となっている。
それらの申し込みを班ごとに各班長さんに取りまとめてもらい、集まったものを私の方で集計し、公民館、三柱神社とそれぞれへ出向き、お金と引き換えにそれらを預かってくる。

昨日午後、各班から届けられたそれらの申し込みを集計し、公民館、三柱神社と回った。その後、その足で井出精肉店に寄り、地域デイサービスの材料費の支払いを済ませ、さらに社会福祉協議会に寄り、歳末助け合いの募金を納めた。

いよいよ年の瀬だ。


師走

2015年12月05日 | 町内会長

昨日は午前中ゆっくりし、午後から先ず町から届けられた12月分の広報・回覧等を各班長宅へ届けるために仕分けにかかった。

私の暮らす町内会は現在112世帯、11の班からなる。数種類の広報・回覧・配布物、それに募金袋等を各班ごとに仕分けるのに優に1時間はかかる。仕分けが済むとそれらをショッピングカートに積み込み、各班長宅へ届ける。この作業も優に1時間はかかる。

このショッピングカート、町内会長になって間もない頃は手提げ袋に入れて回っていた。それを見兼ねた今は亡き江頭さんが、ご自身が使っておられたものを譲ってくださったものだ。

配達を終え帰宅し、次に、20日に町内会で行う餅つきの案内状を町長と議長の分2通作成した。

さらに、歳末助け合いの見舞金の申請を補助して差し上げるために町内会を回った。

歳末助け合い募金を財源とした生活困窮世帯の方々への見舞金支給という制度がある。しかし、これが申請方式になっている。生活が困窮している高齢者の方で、窓口となっている町の社会福祉協議会まで出かけて関係書類を取って来、さらに役場へ出向き所得証明まで取ってくることのできる方はまずいらっしゃらない。

そこで、私の暮らす町内会では、私の方からお声をかけさせていただき、書類に署名捺印をいただき、所得証明取得の代理人の依頼文書に署名捺印をいただいた上で、民生委員としての所見を添え社会福祉協議会の窓口に提出している。今年も、そうすべく対象のご高齢者のお宅を伺ったというわけである。

町長・議長への案内状を役場へ持参し、歳末助け合いの見舞金申請書を社会福祉協議会へ持参し、もうすぐ家に着くというところまで来て、夕方の5時を報せるチャイムが広報無線から流れてきた。教室にはすでに塾生が来ていた。


空気を読む

2015年11月26日 | 町内会長

午前中、小浦地区の水をつかさどる神様をお祭りする龍神祭に出席した。
2,3日前までは暖かいくらいの陽気だったが、今日は一転して冷え込んだ。小浦の海岸に祀られている龍神様の祠の前で執り行われた祭式の間中、寒風が舞っていた。
龍神祭は毎年11月26日に行われているが、この日は決まって寒い。

午後からは町の公民館運営審議会に出席した。
今年度、初めての会合で委嘱状をいただいたが、その日付は平成27年4月1日とあった。
そもそも形式的なものだからと敢えて目くじらを立てるほどのこともないのかもしれないが、それなりに機能するよう改善していく必要はあるだろう、と毎回その旨提言しているが、空気を読みたくない私は、常に孤立無援状態である。ちなみに委員報酬が出ている。


新嘗祭

2015年11月24日 | 町内会長

昨日・11月23日は勤労感謝の日、かつての新嘗祭の日、地元の三柱神社で行われた祭典に出席した。

新嘗祭は、いわゆる収穫祭である。収穫祭とは改めて記すまでもなく、その年の農作物の収穫に感謝するお祭りで、世界中で行われているようだ。私たちの国でも宮中、あるいは神社だけでなく農作物の直売所等々、広く行われている。
このように、ひとくちに収穫祭といっても、それこそ宮中祭祀から商業的な色合いの濃いものまで、また形も様々のようだ。

その中にあって、各地の神社で行われる新嘗祭は、コミュニティーの収穫のお祭りとして古くから続いてきた。
台風の来襲・日照り・雨が降らない等々の人知の及ばないものを超えて得られる五穀豊穣に対し、私たちは自ずと頭を垂らす。私たちの命を繋ぐ農作物の収穫に対する庶民の素直な感謝の表れがお祭りとして脈々として受け継がれてきているのだ。

町内会毎に新米が奉納された神殿では、各町内会の各種代表の皆さんを前にして、宮司により収穫に感謝する祝詞が唱えられ神楽が舞われた。