yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第三十九番札所 延光寺

2014年08月06日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 

第7回目は 平成26年 6月22日 39番から43番の5ヶ寺を巡り 今回も雨の参詣となりました

最初に 高知県宿毛市平田町中山 第三十九番番 赤亀山(しゃっきざん) 延光寺 を参詣しました

土佐16ヶ寺の「修行の道場」最後の霊場 延光寺は724年 聖武天皇(在位724〜49)の

勅願により 行基菩薩が諸病救済 厄除けを祈願して薬師如来像を刻み お堂を建立し

本尊として安置し 開創され その後 795年 弘法大師が桓武天皇(在位781〜806)の勅願所として再興 

脇侍に 日光・月光両菩薩像を刻み 安置して諸堂を整え 霊場に定められ 911年のころ 

境内の池に棲んでいた赤亀が 海の彼方から銅の梵鐘を背負って帰り 

僧侶たちは これを寺に奉納して 山号 寺名を「赤亀山延光寺」に改めたそうです  

境内図

 

 仁王門

県道から数段の 石段を上がると 単層の仁王門があります

  

阿吽仁王像

 網戸越しに 爪立ち 見上げるようにして 撮ったのがこの始末・・・・

 

仁王門をくぐると すぐ左手に 手水場 蛇口は魚の腹から水を出しています

手水場の 左奥に 鐘楼

国の重要文化財に指定されている 銅の梵鐘には「延喜十一年(911年)歳次辛末

正月九日申午鋳弥勒寺鐘」の銘が打たれ 寺宝として 所蔵されているそうです

 手水場 の右横に 修行大師像

 

仁王門をくぐって 右手に 赤亀の石像                  納経所の左に池があります

            石像は 昭和54年信者さんが寄進されたそうです 池に棲んでいた赤亀が梵鐘を背負って帰ってきた伝説があります

句碑

「おぼろ夜の 赤亀にのる 鐘ひとつ」

本堂

ご本尊は724年 行基菩薩 が安産 厄除けを祈願して 刻んだ薬師如来が祀られ

 795年 弘法大師が刻んだ 脇侍の 日光・月光菩薩が祀られています

(日曜日とあって 大型バス6台 駐車場に入りきれないほどの参拝 境内も一時はごったがえし)

大師堂

大師堂の左 境内の左端 L字型のお堂に 白いお前掛けのお地蔵さんんが

見事に ずら~っと並んでいます

本堂前を右手に行くと 庫裏・納経所があります

納経所のまえは 白衣に(鶴は20番札所の鶴林寺で押印 亀は ここ延光寺で押印)

ご朱印を押してもらう人達の行列です。

  

 本堂に向かって右に 眼洗いの井戸の祠があります   祠の中のお地蔵さんと 霊験あらたかな井戸水

                                     容器持参で霊水を持ち帰ることもできるようです

795年 弘法大師がこの寺を訪れた時 寺は 水不足に悩まされ 大師が錫杖で地面を突くと

霊水が湧き出 「眼洗い井戸」と呼ばれて 眼病に霊験があると信仰されています

   

             眼洗い井戸の前に 水子地蔵      本堂の左 観音菩薩像         苔むしたお地蔵さん興教大師?は仁王門の近く

仏像さんのお顔 それぞれ趣があっておもしろい

 

 

土佐 最後の霊場を後に 「菩提の道場」 伊予路へと向かいます

40番札所 観自在寺まで約30km バスで約40分です

おしまい 


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