四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 第10回
平成26年9月21日 第五十九番 金光山 国分寺を参詣しました
国分寺は 聖武天皇(在位724~49)の勅願で全国に建立された寺で 伊予国分寺は
行基菩薩が741年 本尊の薬師如来像を刻み 安置して 開創され
3代目住職の智法大師の時に 弘法大師が訪れ 五大明王の 画像一幅を描き奉納して
霊場に定められたと伝えられています その後幾度かの兵火で焼失を繰り返し
現在の本堂は1789年に 当時の住職 恵光上人が再建されたといわれています
駐車場料金と 托鉢禁止の立札
国分寺境内図
石灯篭の 山門
石段を上ると右手に 鐘楼
上段の境内左に 手水場に 薬師の壺
その後方に とくとく弁天さまです
福徳 円満のご利益があるそうです
客殿を背に 大師 と 薬師如来の座像
石段を上がった正面に 本堂 1789年の再建です
ご本尊は 行基菩薩作の 薬師光如来さま 県の指定文化財です
ご真言 「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 病気を治す仏さまです
本堂前に 智慧 福徳の錫杖
本堂の右に 大師堂
薬師の壺
体 目 頭 足 耳など文字に触れて 健康を念じながら
ご真言 「 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」を唱えると ご利益があるそうです
壺と並んで 握手大師像
等身大の修行大師像で 左手に鉢を持ち 右手で握手の手
握手しながら祈願すると願いが叶うそうです
ただし 願い事は一つ
薬師の壺の後方に 目 鼻 口 耳のない石仏が佇んでいます
以前は石積みの お地蔵さんを作り 供養したそうです
どなたか 菅笠をプレゼント
名付けて あったかお地蔵さん家族
その左に 身の丈 50㎝ぐらいの 可愛い七福神像が並んでいます
唐椿(とうつばき)
境内の左塀越しに見える 唐椿 伊予紅(いよくれない)と呼ばれる椿の女王です
直径17㎝ほどの 牡丹のような花をつけ 咲くのは4月中旬ごろで
花弁が一枚一枚散るそうです(椿はぽとっと首から花が落ちます)
今治市の天然記念物に指定されています
境内左手石段を下がった所に 庫裏 と 納経所
国分寺から20分位走って りんりんパークで昼食
60番札所 横峰寺は最後に巡拝することにし つぎは61番札所香園寺を巡拝します
おしまい