お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

山本山中道パークの春

2022-04-17 07:52:44 | 日記
山本千本桜にばかり目を向けていると大切なものを見落としてしまいます。

この季節は冬眠から目覚めた山野草がいっせいに咲き始めます。

先ずは春の花の代名詞みたいに人気のカタクリ。



午前中は花びらがピンッと張って一番美しい姿を見せてくれます。


そしてショウジョウバカマ。



紫色の小さな花をびっしりつけて猩々の髪の毛に例えられた名前なんです。


特に目立つのは真っ赤な花びらのユキツバキ



北陸に咲くツバキで特に新潟県に多く分布しています。

雄蕊が1本1本分岐していて、王冠状に形成するヤブツバキとは違うんです。


まだ辺りに新緑が芽吹かないうちから咲くキブシの花



黄緑色の小さな花が鈴なりに咲き春を告げます。


よく探さないと見つからないイワナシの花。



地べたをはいずるように生息しているので目を凝らさないと見つかりませんがピンクの愛らしい花を咲かせます。


秋に花を咲かせて春に真っ赤な実をつけるアオキの実も目立ちます。



枝の部分があおい(=緑色)ので、この名前が付いたそうですよ。


ソメイヨシノに比べると豪華さはありませんが可憐に咲くヤマザクラ。



花と葉が同時なんですね。


山菜も芽を出し始めていました。

ニワトコの花芽。



天ぷらにして食べます。


ソメイヨシノに絡みついたミツバアケビの新芽。



おひたしで食べるとほろ苦くてビールが進みます。

ミツバアケビの花はちょっと地味なんですがかわいらしい。



朝霧の露をたっぷりと身にまとっていました。


きっとこれからたくさんの種類の花が咲き誇るのだと思います。

少し時間をおいてまた訪ねてみたいと思います。


気が付くと時計は午前11時を指していました。

近くにあるカフェからラインで新作の案内が届いていたんです。

お昼には少し早いのですがお店が混まないうちに訪ねたいと思います。

続きはまた今度。
コメント
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