昨日は十日町地区の観光について報告しました。
星峠の棚田も美人林も知ってはいましたが、実は出掛けたことがなく、今年のお客様アンケートでも観光先に選んだお客様が多かったこともあって遅ればせながら出掛けた次第です。
田舎に住んでいる者でも感動しました。
たまたま星峠の撮影ポイントでシャッターを押していたら、十日町市役所の方がいらして説明をしてくださいました。
棚田に水を張って水鏡にしているのは十日町の棚田群19地区でも、ここ松代地区だけなのだそうです。
水鏡に天空が映りとてもキレイなので、この地区の農家は観光客にサービス精神旺盛なんだと感心していたら実はそうではなかったのです。
田んぼに水を張っておくことで、水漏れを防ぐ生活の知恵だったのです。
カメラマンは夜中から朝方に掛けて撮影に来るのだそうです。
その数、数百人。
そして、日が昇ってからは一般の観光客。
多い時には観光バスが数十台。
それくらい魅力的な場所なのです。
その魅力は海外でも関心が高く「十日町の棚田は死ぬ前に一度は訪れたい場所!」と紹介されているそうです。
きっと地元の農家の方々は休まる暇もなく、そして農道を占領されて迷惑しているのだと思いますが、感謝の気持ちで訪れたいと思います。
それにしても春夏秋冬ステキな景観で、心洗われる気持ちになれる場所ですので、お出かけください。
特に今は農作業も終わり、水鏡のステキなシーズンですからオススメです。
「水鏡に映る天の川を普通のカメラで撮れるのはここ位だろう」って某社カメラマンが話していたとか。
昨夜は満点の星夜。そして今朝は放射冷却の晴天。
きっと空中に浮かぶ棚田みたいな景色が見れたかも。
考えただけで気持ちがそわそわしてしまいます。
棚田は星峠だけではありません。
十日町地区だけでも19ヵ所が推奨されていて、季節により撮影ポイントも変わるのだとか。
一回や二回出掛けて語るのは恥ずかしいですが、これからは時々出掛けてみたいと思います。
もちろん出来るだけ農家の皆様にご迷惑にならないよう感謝を込めて。