お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

貝殻おじさんとシーグラスおじさん

2023-04-30 15:13:00 | 日記
皆さんこんにちは 星和馬です

いよいよゴールデイウィークが始まりましたが、お陰さまで期間中はほぼ満室となりました

宿泊予約の抽選に漏れてしまった組合員様にいたっては、誠に申し訳ございませんでした




ゴールデンウィーク中の天気予報は大体晴れなのですが、数日雨の日もありそうです

そこで

館内で過ごされる時に工房を利用してみてはいかでしょうか

もちろん大人の方も大歓迎です


実は少し前にいつものメンバーで柏崎市の海へ材料となるシーグラスを拾いに行きました ※4/12ブログ参照

シーグラスの他にも貝殻や流木なども拾ってきたのですがそのままでは砂で汚れています





拾ってきた材料はよく水洗いしてから乾燥させ、それからやっと皆さんの前にお披露目できます



私は特に綺麗な貝殻を中心に拾ってきました

(遠藤さんから軽いのばっかりと愚痴られてしまいましたが)



早く皆さんに私が拾ってきた材料で作品を作って欲しいと思っていたのですが宿泊者よりも先に工作した人がいました

それは. . .




石田さん!!

私と同じクリエイター部門の同僚です(←そんな部門はありません)









全て石田さんの作品です

シーグラスって色んな形や色があるのでイメージが膨らみます


材料は全て無料です

利用する時は私の顔を思い出しながら工作してください❤️







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接ぎ木の苗

2023-04-29 08:06:54 | 日記
いよいよゴールデンウイークに突入しました(^^)

今年のGWは5/1と2を休めれば9連休なんて方もお出でなのでしょうね。

旅行や里帰り、趣味を満喫するなどそれぞれ計画を立てていることと思います。

高速道路や観光地の駐車場はどこも大渋滞のようですから時間と心に余裕を持ってお出かけくださいね( ^ω^ )



さて、私は趣味の畑作業が忙しい季節。

今日の話題は「接ぎ木(つぎき)の苗」のお話です。





新潟県を中心に展開するホームセンター「コメリ」さんには続々と苗が届き始めましたよ。

農業も分業化されていて苗は「苗屋さん」のお仕事なのです。

並ぶ苗には研究成果がたっぷり盛り込まれています。

そのひとつが「接ぎ木」なんです。


畑では苗を育てる段階で病気になってしまったり連作障害が発生したししてしまいます。


そんな病気や障害に強い苗を作るためには丈夫な野菜の苗に弱い苗を接いで育てる「接ぎ木」の技法が使われています。

例えばスイカ。

スイカの台木にはユウガオや冬瓜、南瓜などが使われているそうですよ。


スイカの接ぎ木苗



接ぎ木しない苗の方が美味しい実が収穫されるそうですが、途中で病気になって枯れてしまうことを考えると接ぎ木の苗が無難なような、、、

特にナスやトマト、ピーマンにスイカなどは連作障害が起こりやすい野菜で接ぎ木の苗もたくさん販売されています。

ただし、価格は倍になるのでどっちを選ぼうか迷ってしまいます。


トマトの接ぎ木苗


接ぎ木の苗は表示されていますし根元に次いだ跡がわかります。

ナスの接ぎ木では台木の部分から枝を伸ばして違う種類のナスが収穫できたなんてこともあるので楽しいですよ。


ナスの接ぎ木苗



連作障害が心配な方は試してみたらいかがでしょう。

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白龍を白菜とう菜で

2023-04-28 08:38:42 | 日記
白龍(はくりゅう)酒造さんは旧水原町(現在は阿賀野市)に蔵を構えて180年の老舗蔵元です。

水原といえば白鳥飛来地でも知られる瓢湖が有名で、夏には菖蒲まつりでも人気のスポットです。



その白龍酒造さんからステキなお酒を見つけましたよ(^^)

「吟醸 生酒 白龍」

磨りガラスのビンもラベルも統一感があってオシャレに仕上がっています。

その美しさに思わず手が伸びてしまいました。




価格もこのクラスとしてはリーズナブルな税込み1320円でした。


味は。


やっぱり生酒は最高ですね(^^)

熱処理していないので、しぼったままの爽やかでフルーティーな吟醸香がたまりません。

滑らかで瑞々しくて、後味はキリッと締まる良い味わい。



とてもステキな、私好みの飲み心地でしたよ(^^)

お気に入りの1本になりました。

お土産の1本にお勧めです。




美味しいお酒にはこだわりのお菜が必要。

今夜は自前の白菜のとう菜の和え物。





白菜は普通、冬の前に収穫を終えてしまうのですが、種まきのタイミングを少し遅らせて収穫せずに越冬させると春になって「とう立ち」するんです。

「白菜のとう菜」なんて市場には絶対に出回らないレアな食材なのです。

普通のとう菜とは全く違い、太くて、柔らかくて、甘さも倍以上!!!

言わば、雪下白菜なので凍結防止に糖分を蓄えた野菜なのでしょうか💡

一度食べたら病みつきになるホントに美味しい食材なんです。





売ってないので自分で作るしかなく、ここ3年は毎年育てているんです。


この白菜とう菜を今日はくるみとゴマの和え物にしましたよ(^^)

白龍の吟醸生酒との相性もバッチリでした。






今日もまた幸せな一日でした(#^^#)
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明日28日は山菜フェア

2023-04-27 08:10:20 | 日記
山郷に住む者としては地場野菜が出回る前のこの季節にはどうしても口にしておきたいのが山菜料理。

山菜料理を食べることで春を感じて新年度のスタートを切ることができるみたいな。

そんな湯之谷の山菜料理を手軽にお召し上がりいただきたいと毎年「山菜フェア」を企画しているんです。






いよいよ明日28日は今シーズン第1回目の山菜フェアの開催日です!!

事前に材料を確保したり下ごしらえをしないと間に合わなくなってしまいます。



材料は山に入って自分で摘んだものをご提供したい。


その山菜採りを予定していたのは昨日26日の午後。

板前の大桃さんを引き連れて準備万端。いざ、出発。

、、、、、、、。

前日まで快晴が続いていたのに、突然の雨。しかも結構な勢い( ;∀;)

それでも中止しようなんて気持ちは全くなくシャワーを浴びながら行ってきましたーっ(^o^)




収穫できたのは

先ずはコゴミ。

コゴミは和え物や天ぷら、炒め物が美味しいんです。

茹でてマヨネーズをかけるだけでもかなり旨い。





続いてアブラコゴミ。

アカコゴミとも呼ばれますが、学名はイッポンワラビといってコゴミとは全くの別物。

別物なんですが料理の仕方はコゴミと同じ。

コゴミとは違いコクがあって円やかなんです。

天日干しして煮物にしても美味しい具材です。





ノカンゾウもありました。

こちらは柔らかい新芽を摘みます。

茹でて短冊に切って酢味噌和えで楽しむのが一般的。

歯応えを楽しみます。





そしてカタクリが初登場。

貴重な山野草なのですが、湯之谷の山の麓にはこれでもかっ!っていうほど群生しているんです。

だからと言って無造作に摘んでしまっては絶えてしまいます。

2枚葉のうち1枚は残すことで球根を育てる工夫をしているんですよ。

種が落ちてから花を着けるまで7年の歳月を要すといわれているカタクリ。

大切にしたいと思います。

こちらはお浸しでいただきます。

「えっ?!」って思う甘味が含まれています。





ウルイとヤマウドはセンター敷地内で育てているので確保できています。

その他、ニワトコの新芽やヨモギの新芽も摘んできましたよ(^^)


山菜は手の込んだ料理より単純な料理の方が素材の味を楽しめます。

どんな料理にしてくれるのか楽しみですね ( ^ω^ )


山菜採りから帰ってきた髪の毛は落ち武者になっていました ^^;





追伸;

山菜フェアは3回計画しています。

明日と5/12、5/19のいずれも金曜日の夕食時。

そのとき採れた山菜をご提供いたします。

ご予約はほぼ埋まりましたが、あとわずか空室もあります。

迷っている暇はありませんよー(^o^)
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ぜんまい揉み

2023-04-26 09:00:25 | 日記
山菜の王様「ぜんまい」は見た目は別として、とても美味しいですよね(^^)





でも、その「ぜんまい」が食卓に上がるまでにはとてつもない苦労があるんです。





ぜんまい採りは早朝、まだ明けやらぬ暗闇のうちに出発します。

車で今日、攻める山の麓まで出かけて夜が明けるのを待ちます。

夜が明けるとすぐさま入山してぜんまい採りの作業を開始するんです。




そうそう、ぜんまいは「採り」とは言わず「折り」って言います。

パキッて折れるポイントがあるんです。

なので「ぜんまい折り」が正解💡



長く伸びた立派なぜんまいでも折るポイントは拳二握りって言われています。

クルクルって巻いた部分も含めたら長さ20~22センチくらいで折ります。


それ以上長く採取しても最終的には硬くて食べられなくなってしまいます( ゚Д゚)

「欲」は禁物。




朝ごはん前に15~20kgを採取できれば一人前。

これを持ち帰って茹でて天日干しします。



茹で方も絶妙な湯加減と転がし、上げるタイミングが必要で熟練の技まではそこそこ経験が必要なんです。


そして天日干し。

こちらも、むしろの上で優しく、柔らかく揉みほぐしながら1週間かけて干し上げるのです。

簡単そうに見えますが素人がやっても硬くなってしまいます。

なかなか難しい(;^_^A





生のときに10kgあったぜんまいは干しあがると1kg。

誰かに盗まれたのではないかと思うほど減ってしまいます( ;∀;)


こうして手間暇かけて出来上がったぜんまいは干し上がり1kgで8,000円~10,000円くらいで取引されます。
(今はもう少し高いのかも?)


ちょっと前まではどこの家の前にもぜんまいが並び、おばあちゃんが丁寧に揉みほぐしていましたが見つけるのが難しいほど後継者がいなくなってしまいました。

センターの近くでは未だ時々見受けられます。

90代のおばあちゃんが元気に「ぜんまい揉み」に励んでいますよ!!


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