チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
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Wー2つの世界ー 第9話(3)

2016-08-24 23:48:21 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第9話(3)

現実の世界

ミョンセ病院の胸部外科のパク教授が 廊下を小躍りしながら

やって来ました。めちゃくちゃ嬉しそう うひひひひと 変な

笑い声まで出しています。医局で休憩しようとコーヒーを注いでいる

ヨンジュ。突然パク教授が入ってきてびっくりします。

「オ・ヨンジュ みたか? みたか? Wみたのか?」

「いいえ まだ…」

「王が帰ってきたんだ。偉大なオ・ソンムが戻っていらした。

 オ・ヨンジュが消えたとたん ストーリーがすばらしく

 進んでるよ。W見てみろよ。」



平気なフリをして小さく首を横に振るヨンジュ。

パク教授は興奮してしゃべり続けます。Wが台無しになって胸が…

でも 作家先生が病気だったから何も言えなかったんだ。と。

「正直言うと 最近のストーリーは完全なゴミだったよ。

 三流の幼稚なロマンスだったね。」

ヨンジュはコーヒーを飲みながら知らんぷりします。

(わたしのせいじゃないもんって感じで)

「すべては~夢だった…あああああ!

 これから また 始まるんだ!カン・チョルが真犯人を

 捕まえる。ユン・ソヒと一緒になる。それが 正しい!」

とても気分が良さそうなパク教授です。満足満足と言った表情の後で

はっとして

「お父さんのコンディションはいかが?大丈夫だよな。

 絶対に無理をなさらないように。無理はしない…私がとても期待していると

 伝えてくれ。OK?」

「はい」

ご機嫌で部屋を後にしようとしたとき パク教授がふと思い出して

犯人の顔が先生の顔にとても似ている気がすると言います。

戸惑うヨンジュにかまわず,パク教授はヒッチコックの映画のように

自分の作品に自分を残しているのか~と一人で納得しちゃいます。

一人で感動しまくっています。最後に指でWの字を作って

「W! Wほほ~い やっほう」と言いながら 去っていきました。


パク教授の去り際の言葉が 気になって Wをネットで

確認するヨンジュ。スボンにも電話を掛けてどういう事か問いただします。

「ハッピーエンディングで 終える?」

「いえいえ 4話で終わるんです。 姉さんが見たのはその1話目です。」

「ハッピエンディングって どんな?」

「ああ…今 手がかりを落としてるとこなんです。

 放送で捕まえるでしょう。」




ここから これ以後のストーリーを 映像化して 説明されます。

Wのスタジオで放送中 

「この写真をごらん下さい。去る5月25日ソウルプライムホテルで

 カン・チョルさんが襲われたときの 有力容疑者です。」

服装や身長,年齢などを紹介し 情報を寄せてくださいと放送。



寄せられた情報を元に 最終的に犯人が見付かります。

ハン・サンフンという61歳の人物でした。カン・チョル父のチームメイトで

カン・チョル父を恨んでいました。精神病を患っていて被害妄想癖があります。

家宅捜索で数々の証拠が発見されます。



取り調べ室

パク刑事がカンチョルを招き入れます。

「少しなら話せます。」

礼を言って入室するカン・チョル。

犯人が顔を上げて言います。

「俺が殺した。お前の父親は礼儀知らずで傲慢だった。

 あの日の前の日 バーで5年ぶりに会ったんだ。

 あの酔っぱらい相変わらず厚かましい態度だった。

 だから 殺した。実際お前の父親だけ殺すつもりで行ったが

 やってみたら みんな殺していた。

 お前が家にいたら 一緒に殺したのに…」

悪びれもせず たんたんと言う犯人。

すぐ捕まるかと思っていたら カン・チョルが容疑者として

捕まったから しらんぷりしていたと続けます。

しかし その後10年もの間カン・チョルが自分を探し続けていたので

だんだんうんざりしてきて 屋上でとうとう刺したんだと告白します。

「だが お前は死んでない。なんで死んでないんだ?

 撃ち殺した方がいいのかな?父親と同じように…(笑)」

「こいつ!!」

頭に血が上りつかみかかり殴りつけるカン・チョルでした。




ここで一度現実の世界に戻り ソンムがスボンにストーリーを

説明しているシーンになります。

ソンムはそれで終わりにせずに 真犯人を殺し 漫画の中から

除去しなくてはならないと言います。

「カン・チョルが 復讐するんですか?」

とスボンが尋ねると ソンムは首を横に振り

「それじゃあ ハッピーエンドにならん。 悪者を殺すのは 悪者だ。」

映像化してストーリーが説明されます



漫画の世界

ハン・チョロ国会議員の 部屋

ハン・チョロとだれか派閥のボス的な人?が もう自白までしているのだから

終わりだよ。といいます。ハン・チョロは大きな声で「ちがう!ちがいます!」

否定します。しかし,君はカン・チョルに負けたんだ。辞任しなさい。

と 言われてしまいます。

ハン・チョロは 手下を使って 逮捕された真犯人を自殺に見せかけて

始末させます。カン・チョルに脅されてうその自白をしたと書いた遺書を

握らせて…ハン・チョロの思惑通り事が運ぶと思いきや 手下に使った

チンピラがあっさりWの放送で自白しちゃいます。(いいのか?こんな

展開で?と思うくらい安易な展開。スボンがかいつまんでヨンジュに

教えているストーリーなので こんなものかも…)

…というわけで カン・チョルを目の敵にしていたハン・チョロも逮捕。

真犯人は死に ハン・チョロは刑務所 完璧な勧善懲悪になりました。



「どう?どう? 人々は(読者は)好きでしょうか?」とスボン。

(いや~スボンったらスーパーでそんな話したら 広まっちゃうよ。)

「好きなんじゃない?」

これでよく眠れる。最初からこうすればよかったのに~と

一人嬉しそうなスボン。

「それで…終わりなの?」

ヨンジュが聞きます。本当は一番に聞きたかったことを。

「最後のシーンは何?」

「ああ,ラブライン?ラブラインもどうにか終わらせなきゃならないから…」

「どうやって?…ユン・ソヒと結婚するの?」

「いやいや そこまでじゃなくって…」

漫画の世界を映像でまたもや再現。

長年追ってきた事件が解決し おめでとうと書いてあるソヒからの手紙を

読むカン・チョル。いまどこにいるの?とソヒに電話で聞いて

嬉しそうに 信号のところまで来ます。

信号を渡っているソヒに声を掛け 振り向くソヒ。

互いに歩み寄って 横断歩道のまん中で 笑い合う二人…。




二人がうまくいくんだろうと思わせるような感じで終わります とスボン。

黙っているヨンジュに。

「姉さん 聞いてます?」と言うスボン

ヨンジュは だれも そこで 私のこと覚えてないのよね。…としみじみ。

写真もない。写真も撮らなかったなんて…バカみたい。と嘆きます。

それで 昨日 私が何したか知ってる?と問います。

(う~ん デリカシーのないスボンに言ってものね。と思うけど

 話せる相手はスボンしかいないもんね。)

ヨンジュは Wの最新刊を買ってきて 思い出のシーンを

切り取り 部屋の 窓に貼りました。カン・チョルとの

思い出を一つずつかみしめながら…。

すいかを持ってきてくれた母に 本物の恋人の写真を貼りなさい。と

言われてしまいます。恋人って言えば恋人だったんだけどね~。





「笑えるでしょ。スボン。」

と言って電話を切ります。休憩のため 医局の隣の仮眠室に行くヨンジュ。

だれかが置いているWの最新号に目をとめます。

仮眠用のベッドに横になり Wの表紙のカン・チョルをなでます。



「カン代表 お元気ですか?…幸せですか?近頃…」

そのとき 同僚のカン・スクボムが入ってきました。

顔を見られたくなくて 顔の上に本を載せるヨンジュ。

ちょっと寝るというヨンジュを残して仮眠室から出て行くスクボム。

本に隠れていますが 涙が頬を伝います。さめざめと泣くヨンジュ。



と,突然 コードブルー(緊急事態発生)の放送が入ります。

銃で撃たれた患者がたくさん運び込まれると聞いて 飛び起きるヨンジュ。

医局から慌てて出て行きます。仮眠室の窓ガラスに書かれてある病院名が

クローズアップされて…「ハングク ソンジン ビョンウォン」

(え?え?漫画の世界の 病院名ですよ。)

エレベーターの中で 放送局が襲われたと聞くヨンジュ。

救急患者用の搬入口に向かうとユン・ソヒが患者に付き添って入ってきました。

驚くヨンジュの目の前にドユンもあらわれます。



テレビでは Wの放送スタジオが 襲われたことが ニュースで流れています。

驚いたことに ソンムが 描いていたストーリーでは CCTVを放送して

まもなく犯人がつかまると言うことだったはずなのに,CCTVの放送と

同時に犯人が放送局を襲撃して無差別殺人を行ったようです。

「こんなはずじゃないわ」

と駆け出すヨンジュ。緊急医療センターには大勢のけが人が運び込まれ

さながら戦場のようになっています。

辺りを見回していると急に誰かに手首をつかまれました。

振り向くとカン・チョルでした。あんなに会いたかった人を

目の前にぼおっとしているヨンジュに カン・チョルはけが人を

見てくれと言います。今まで 何度か再会していますが どのときも

通りすがり程度だったのに 今回は胸の名前の縫い取りを見られてしまい

「オ・ヨンジュ先生」と呼ばれてしまいます。

カン・チョルの顔をまじまじと見つめるヨンジュにカン・チョルが

声を荒げます。

「オレの言うことが聞こえませんか?なんとかしてください!

 あなた 耳が聞こえないのか?」

はっと気がつくヨンジュ。慌てて応急処置を行います。



立ち去るカン・チョル。ヨンジュが 患部を確かめ消毒していると

今 立ち去ったはずのカン・チョルが戻ってきます。

「具合はどうですか?」

驚いてカン・チョルを見るヨンジュ。彼の方もヨンジュを見て

一瞬 本の一瞬 見つめ合います。

「手術しなきゃいけませんが 出血はひどくありません。」

務めて 冷静に言うヨンジュ。

「さっきは声を荒げてすみませんでした。」

とあやまるカン・チョル。

「怪我はありませんか?」

「ありません。」

「さっき ニュースで…」

「ああ 誤報です。」

カン・チョルは,ヨンジュの胸元に 指輪を通したネックレスを見つけて

「先生のこと 覚えてますよ。その指輪…落としたでしょう。」

じっと見つめるヨンジュに どうしてそんなに見るのかと問うカン・チョル

私がどうしてここにいるか分からないから…と答えるヨンジュ。

その時,ユン・ソヒが 呼びに来て カン・チョルは行ってしまいます。






現実の世界

お買い物から帰ってきた スボンは オ・ソンムに声を掛けます。

オ・ソンムは ペンタブレットに突っ伏しています。

寝てるのか?と思いながら声を掛けると…

空中に「スボンか?」と文字が浮かび上がります。

「スボン 私だ」という文字とともに 顔あげるソンム。

悲鳴をあげて尻餅をつくスボン。

ソンムの顔が溶けたようになくなっていました。

「スボン 助けてくれ…奴が私の顔を持っていったんだ。」



気を失う スボン。そのとき 声が…

「椅子に座りな。」漫画の中から真犯人が声を掛けてきました。



漫画の世界

1時間前 Wの放送が始まり予定通りCCTVの画像が放送されています。

モニター室で 放送の様子を見ているカン・チョルとドユン。

MCがこの不審人物の様子を紹介した直後 銃声が。

MCの男性がこめかみを打たれ 倒れます。その場にいた全員が

凍り付きました。ADが様子を見に行きますが即座に打たれます。

居合わせた警官も 駆け寄ると同時に打たれてしまいました。

周りに発砲しながら カメラの前へ 犯人が やってきました。

倒れたADのインカムを奪い取って

「(マイクテストをするように)あーあーあー,カン・チョール

 そこにいるか? 俺の声が聞こえるか?必死で探してるようだから来たぞ。

 俺の顔 見せてやろうとさ。10年現れなかったから

 つらかっただろ?俺もつらかったよ。方法がなくてさ。」

手を広げて見せつけるようにして言葉を続けます。

「これが 俺だ。俺の顔 どうだ? 気に入ってるよ。また会おうぜ。」



そう言うと 犯人は モニターを次々撃ちました。

そして 現れた白い光の中を通って自分の家へと。

スタジオから消えてしまいました。



*****************************

ホラー色は 10話へも まだまだ続きます。

11話の放送では しっちゃかめっちゃかです。

こんなこと してもいいの?  って感じでした。

まずは 10話のアップ 頑張ります。お楽しみに^0^









































 

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