夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

ちょこっとお直し

2016-04-25 16:06:50 | キモノ・マインド
どう考えても自分しか着ないんだから、
内揚げ無しにすればよかったなぁと、
着る度に思う青の保田織着物。
おはしょり始末する時に、特に脇の辺りに
縫い代と揚げの重なりで厚みが出て
しまいます。

いっそ、内揚げとって裾で切ろうかとも
考えましたが、それも手間なので、
脇縫い代の始末だけ変えてみました。

折りぐけしてたのを平らにして耳ぐけに。



少しはマシになるかいな。

さて、「着物で生活する」ことは、
これまで何回か考えてきたけど
(仕事は制服ですが)、なかなか踏ん切りつかずに
きまして…。
豪雨とか酷暑とか考えるとどうしてもね。

ここはひとつ無理をせず、
「洋服を諦める」
これでいこかなと思います。
和服にするといったって、
常時長着に帯を巻く必要はないので、
ほとんど上下セパレートになるでしょう。
早い話が、家の中では作務衣だす。

私は和装する事に、特に高尚な「日本人として」
とかいう精神的なんちゃらかんちゃらは
一切ないです。
和服着たからって「日本人のDNAが蘇る」
とか「日本人だなぁと改めて感じた」
事もない。
たまに前世記憶のある人がいるそうですが、
私の細胞に刻まれている生まれる前の記憶は、
飢餓の歴史のみ。
「お腹いっぱいなのにデザート食べられちゃう~」
って、現代日本では大多数の人に無意味なあれです。

別にTシャツGパン、昼ご飯はコーラとハンバーガーでも、
平たい顔族としてのアイデンティティーは、
毎朝鏡見る度に自動確認されますしね。

あと、和服がエコなんて考えも、まぁ格安衣料を
短期間で使い捨てにするよりはマシかなって
ぐらいだと思います。
ユ○クロなんて頑丈にできてるから、
ベーシックなもの揃えて何年も着るのは可能で、
かなりエコな衣生活が出来るのではないでしょうか。
そもそも、そこに重点を置けば、日本中に
備蓄されてる「お着物」をフル活用したら、
当分は新たに生産する必要も
新品を買う必要もないでしょう。

着物を着るのに伝統だの歴史だの、
ましてや地球に優しく(地球が聞いたら蚤の分際で
何言うかって嘲笑うと思う)だの、
自分らしさだの関係ありません。
結局のところ、ストッキングとハイヒールと
ブラジャーが無理!
それだけ。
和装逃げって手段があってよかったなぁ。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿