夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

長い!

2012-12-28 01:01:36 | キモノ・マインド
何だか、どうあがいても経帷子か寝巻きになりそうな、
嫌な予感を抱きつつ…。

デコ用お助け素材をポチッとしたので、待ってる間に
帯に着手。
そう、帯も作るのです(無謀)。

ここで、はたと帯の長さがいかほどのものか、
知らなかった事に気づきました。



というわけで、手持ちの帯を計測。

約1丈1尺5寸(多分。途中物差しが、ちょいずれた)。

えらいもんですねぇ。
これだけ胴に巻いてるって…。

もう、ミシン使っちゃおっと。

血湧き肉躍る

2012-12-23 13:59:40 | キモノ・マインド
年賀状も大掃除も見て見ぬ振りで、趣味に走る年末の休日…。

表身頃竪縫いと、両袖まで進みました。



意外と針通り悪く、久々に人差し指に穴空きました。


それにしても、ちょっと休憩と言っては、アルコール摂取しながら作業なんて、
まぁ極楽。

先生が聞いたら、ヘラ紙飛んできたかもしれません。
「紙」といっても、これのことです。




飛んできたら、結構衝撃です。
あ、実話です。

裁ち台の端に缶ジュース置いてた生徒がいて、
激怒した先生が、投げつけてきたそうな。



そうそう。
袖の丸みを縫う時は、中でしっかりとコテで潰さなければ、
きれいに仕上がりません。
「縫い代の厚みを殺す」ということなんですが、
この作業中に側を通りかかった先生が、低い声で
「殺せ…もっと殺せ…」とつぶやくのは、迫力ものでした。


アパレル業界って、本当にアドベンチャー&バイオレンスに
満ち満ちてます。
…かね?

地道な作業

2012-12-17 23:58:10 | キモノ・マインド
地模様のある正絹白生地を探していて、ちょうどいいのが見つかったのは、
ラッキーでした。

が、これは幅120cm超の洋服地…。
反巾3つ分なので、まず縦方向にに三分割の作業がはいります。
裁断するだけなら、どうってことはありませんが、地の目を
通すために、延々ほつほつほつほつ…。



で、このびらびらを切り揃えると、めでたく「端の地の目真っ直ぐ」
の生地となるのでした。

最初から着物地ですれば、要らない手間なんですが、
なんせお買い得価格だったのでねぇ。

用尺に余裕があったので、おとなしく共八掛も取れました。

全体ヘラ付け前に、お試しで片袖製作。



少々怪しげではありましたが、手順覚えてました。
帰りの地下鉄で、涙が止まらなくなるような厳しい指導をして下さった
先生方に感謝です(嘘じゃありませんて)。

とはいえ、技能士試験なら、片袖にかけられる時間は30~40分。
もう、無理無理無理。
あの時代には戻れません。


それにしても…。
下手すると、経帷子か寝巻きかって感じになりそうですね。
気合入れてデコらねば…。


その名も "愛は花のように"

2012-12-13 19:11:38 | 日記
「お嬢様、来週のパーティーにお召しになるドレスが届きましたわ」





「ありがとう、チネッテ。あら、すてき…って、少し大胆過ぎやしないこと?
膝が丸見えになってしまうわ!」





「何をおっしゃいます。これ位お召しにならなくちゃ。
殿方の注目が集まるのは確実ですわ」

「チネッテったら…。はしたない事言わないでちょうだい」

「お嬢様、分かってらっしゃいますわね。
今度のパーティーは、いつものお義理のパーティーとは違いますのよ」

「何の話かしら?」

「まーこの期に及んでそんなことを。
明確な目的意識の元に、女性の方が高額の料金を払って参加する、
玉の輿お見合いパーティーじゃありませんか!」

「チネッテったら、そんな身も蓋もない…」

「お嬢様も覚えておいででしょう?
その昔、さとう珠緒が、玉の輿お見合いパーティーに潜入するという
企画番組で、 弁護士だの実業家だの医者だの、並み居るセレブ殿方を
撫で斬りにした場面を」

「お前、どこの国の話をしているの?」

「お勉強や仕事ばっかりしてきた殿方が、
わかりやす~い女らしさに弱いのは、どこの国も同じですわ」

「あのね…」

「この衣装、ぱっと見は素っ気ないと言えなくもないデザインですが、
ほ~らこの通り。実はラブリ~





こういうの、ツンデレとか申しましたっけ?」

「だから、どこの国の話をしているのよ!」

「あら、このジャンルはもう、世界共通認識のはずですわ。
とにかく、ゼーゼマン家の将来は、お嬢様の双脚…いえ双肩に
かかっているのですからね!
不屈の闘志をもって、しっかり闘ってらっしゃいまし!
ファイト!」


長々失礼しました。

今回のイメージは、サザンの「愛は花のように」から。




動画は見つかりませんでしたが、歌詞はこちら。



Amazonのページからなら、ちょびっとですが試聴できます。

さて、チネッテの野望は果たされるのか?
乞うご期待!
(続ける気か…)


新たな煩悩

2012-12-09 06:59:40 | 日記
仕掛かり中のが先が見えてくると、次の妄想がむくむくと…。

久しぶりに「和」で行きましょう。




白地だから、八掛も白かな。

「八掛で遊ぶ」をすると、どうしてもコーディネートが限られて来るので、
共八か同系色にする方がいいと分かっていても、ついつい「あら、面白い」を
ねらってしまいます。
こんなところで腹抱えて笑えんでもいいのにねぇ。


いやしかし、パターン考えなくて済むのが嬉しい…