夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

手間暇かけて手抜き

2014-04-24 17:37:38 | キモノ de Gozar

ゴールデンウィーク間近というのに、朝夕肌寒くて、実はまだ
ストーブもコタツも片付けていません。
それでも昨日あたりから、「また今年もあの暑さが来るんだよな~」な
気配がしてきました。

確か、去年の今頃、来るべき夏に備えて、細帯で着物トライアルを
画策していたような…。

もうね、本格的な夏が来てしまえば、帯を細くしようが
暑いもんは暑い。
Tシャツ短パンだって暑いですからね。

さて、短パンなんてもってのほかだし、悲しいくらいTシャツも似合わない
体型の持ち主としては、またぞろ「盛夏に向けて、なんぞ涼しげな生地で
二部式でも…」という気分。

とはいえ、二部式着物で帯無しといっても、やっぱり夏の洋服より暑い。
紫外線とクーラー対策にはいいんですけどね。

そう、優れもんですよ。二部式。
せっかく機能性重視なんだから、もーうちょっとなんとかならんかと考えると…
結局、前身頃が下着と上着と合わせて4枚重なるってのがネックなんですよね。

というわけで二部式着物用下着、これならどうだ!





ワンピースタイプです。
麻100%。



あら、セクシー (違う)。

種明かしすると、首に手ぬぐいのお父さんみたいで、いささか難有りです。



スナップでぽちぽっと身頃に衿を交差して留めます。

半襟付けてるので、襟元しっかりさせたければ襟芯入れられます。

そうすると夏着物にも使いたいところですが、
あっぱっぱ状態で、ピッタリフィットじゃないので
衣紋を抜いて安定させるのは難しい…。

あ、小袖ならいけるかな?


親指問題

2014-04-19 00:26:26 | キモノ・マインド
迷いまくって、これにしました。



SOU・SOUの先丸地下足袋

本当は、足袋型のにしたかったんですがねぇ。
私、どうも足の親指が長いんです。
足袋も長時間履いてると、親指が痛くなってくる。
と言って、親指に合わせたサイズにすると、他がみっともなく
ガバガバ…。

普段着なら足袋ソックスって手もあるけれど、
どうせならってわけで。

追加でインソール入れたので、クッション性も心強い。
こはぜが付いている以外は、ほとんどスニーカーと言って
いいようでもありますが、歩いてみるといつもより地面に近いような、
不思議な感じです。

さすがに正絹の着物には釣り合い悪いけど、木綿やウール、
二部式なんかの時に、しれっと履いてみよっと。

中之島きものいち

2014-04-11 17:44:31 | キモノ・マインド
今日改めて着てみて気づいたんですが…この着物、大人用ではない…のかも。



¡ Me encanta un toque étnico !
本日のキーワードをとりあえず使ってみる。
この帯、前身はテーブルセンターでした。


そう、「サイズ合わなけりゃ直せばいい」と強気でポチるので、未使用品ならなおのこと
柄重視で、詳細な数字あんまり見ないんですよね。

実物が届いて、八掛の色が若いなぁとは思ったけれど、身丈も幅も
あちこち余ることなく、着るの楽チン~なので、
とりあえずこのまま着るか、と。

そうそう、袖付けも短めだったんですよ。
ただ、振袖の袖付けより、ほんの少し短いくらいなので、
身長と好みによってはありえるかな、という程度。

でも、今日上に羽織着て気づきました。
これ、袖口も狭い…。



大人ものでも体格によって、各所の標準寸法変えることは
ありますが、袖口狭くするのは、あんまりないような…。
たーぶーんー…十三詣りくらいの少女用…ではなかろうか…(^_^;)

十三詣りどころか、成人式迎える子供がいてもおかしくないトシの女が
これを着るって…。

あまり深く考えずにいきましょか。

さて、本日の行き先は、中之島きものいち

「それは子供の入園式に付き添う母親用よ」と、母はいい顔しないのですが、
中央公会堂へ行くのに、どうしてもこの羽織が着たかったのですね。





帯締めはCHOKOさんのRING RING
羽織紐は Four Seasons のスカル



多分ね。
最初の一分で決まってる。

後の周回は、自分に言い訳するために費やす時間。

はい、東風杏さんの帯留とCHOKOさんのブローチ。



つまり、宮古島に行きたい…。




亀でもへっちゃら!

2014-04-07 14:22:37 | ゼーゼマン家

「お嬢様」

「あら、ごーぶーさーたー。どっか修行の旅にでも出たのかと思ったわ」

「ま、そうおっしゃらず…。
修行ってほどではありませんが、研修旅行くらいはしていたようですねぇ」

「いいじゃなーい。楽しそうでー」

「ご機嫌直して、この季節お出かけの際に何か1枚はおるものに
お困りと聞いて…とのことですわ」

「ふーん。なかなか気がきくじゃないの。
春先って、ほんと着るものに困るのよね。
上着要らないかと思ったら、いきなり寒くなったりするし」

「定番ならトレンチコートですが…」

「あれね。あんまり好きじゃない。
形が似合わないし、何より色がねぇ…。
ロンドン~とか、パリ~とか、トキオ~とかならいいかもしれないけど
ナニワの空気の色には合わないんじゃない?
私ならダサ色のトレンチより、菜っ葉色の作業着選ぶわね」

「ナニワの男前キャリアウーマンが怒りますわよ」

「似合う人は、空気の色ごとき、物ともせずに似合うって話よ」

「…ここがナニワかって問題はさておき、じゃナニワの空気の色に合うのは?」

「そりゃ、ヒョウ柄とゼブラ柄よ!」

「それはようございました。
きっとお気に召しますわ」



「何これ。ストールじゃないの?しかも…亀柄…?」

「一応、ボレロ型になってます」






「亀…に見えなくもないですが、
ヒョウ柄と言ったもの勝ちですわ。
トレンチが似合うのは闘うオンナ。
お嬢様がお似合いにならないのは、むべなるかな。
でも、これくらい闘って、『これはヒョウ柄』と世間をねじ伏せなさいまし!」


…普通のがいいよね、お嬢様。
ワタシが闘ってみるから、ちょっと待ってて。

でも春だし、勢いで行ってみるのもグー →







優れモノ昔モノだけど…

2014-04-03 18:38:41 | キモノ・マインド
私物化している祖母&母着物…サイズや年季の入り具合問題もあるので、
一度総洗い張りに出したいのですが、お財布事情からボチボチと…になってます。


さて、こちらはだいぶ前に洗い張りして貰ってた襦袢地。
とりあえず、嘘つき襦袢用に袖だけ着手しました。




なんかね…そんな予感はしたのですが…針通らん!
どんだけ目が積んでるのかって、針跡も残りませんわな。
しかも箔…針通らん~!

商品じゃないしね。
ザクザク大針で縫ったけど、それでも久々に指貫貫通しましたわ。
もう片袖…ヘビー…