夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

KIMONO VANITY!! そもそもの目論見

2013-12-17 19:06:55 | キモノ・マインド
さて、KIMONO VANITY!! 私の小細工編。

とっかかりとしては、「小袖」な着方をしてみたいと思ったのですね。
こんな感じ。



でもこれ、実際仮縫いで試してみると、かなり地味な印象になってしまいました。
現代物の着物は、幅広の帯をすることを前提に作られているので、
帯の装飾性をほとんどゼロにすると、なんとも寂しい。
仮に総柄物を使ったとしても、どうしても繊細になりすぎるんですね。

普段着、生活着としてはともかく、「盛装」にするのは難しいなー。
下手すると「病気療養中」っぽくなってしまうし、やっぱり無理が
あるかなーと思った時に手にしたのが、この本。




「醍醐の花見」か…いいなぁ。



江戸初期あたりまで、着姿も伸びやかで曲線的。



ほんと、こういうの出来ないかなぁ。

って…え…。



あー…そー… 3D化するとこうなるのね。




いや、でもこれなら、「地味」ではない…よね。



間違いなく。
地味とは言えない。

地味ではなくても、ヘンかもしれないけど…。



というわけで、この路線を目指してみようと。
何と言っても、「醍醐花見図屏風」に添えられた注釈が
決め手でした。

「秀吉は牡丹花の胴服、北政所は紅の小袖に金地の打掛
いずれも老境に入った年齢ながら、
あでやかな服飾に注目されよう。
きわめて自由でとらわれのない
衣服生活が楽しまれた」


400年前の Advanced Style!

そうだ!
心は北政所チルドレン!

では、小細工実践編続きます。(長いな)





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