夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

下前の法則

2015-10-28 13:30:09 | 謀る
休日の昼間から白和えなんか作ったりすると、
真っ当な人生を歩んでる気分。



あ、夕飯用です。
ボールいっぱい作りました。
これが夕飯のメインになる予感がするあたり、
真っ当がグラグラ揺らぎます。


久しぶりに絹物仕立て。
私が習ったのは、掛衿は最初に地衿に
まわし掛けしておくという方法です。
掛衿が平らに落ち着き、衿肩周りが
きれいに仕上がるというのですが、
いつか他の方法も試してみたいですね。



まわし掛けの時に気を使うのが、角の部分。
直角がピシッと決まると、幸先がいい感じです。

たいてい、よりきれいに仕上がるのは、
上前より下前なんですよね。
衿付けの剣先も裾の褄も、
「よっしゃ、私も上達したもんじゃな~い」と
自己満足に浸れるのは、着用したら見えない下前。

そう、シンクもガス台もピッカピカの時には
来ないのに、焦付きふやかそうと、焦げ焦げ
フライパンに水張って流しに放置して
出かけた日に限って、ガスの点検が入る、
あれですね。

「ほら、こっち綺麗でしょ」って、めくって
下前見せるわけにいかないですしねぇ。

オリジナルワードで「○○系」

2015-10-27 00:55:07 | キモノ・マインド
和服が仕事着という人は別として、
「あんまり考えずに適当に着物を着る」人は
かなり少数派ではないでしょうか。

「いや~全部洗い張り中でさ~。
その辺にある物着てきちゃった」ってレベルの人は、
なかなかいない。
かえってカッコいいですが。

というわけで、着物はその人それぞれの好みや
思い入れが分かりやすいというか、
表現しやすい衣類だと思います。

正統派クラシックなのが好きとか、
アンティークの華やかなのが好きとかロマンチック路線とか、
極妻風とか、そりゃもういろいろ。

「いつもは柔らかい色のシンプルな取り合わせだけど、
今日は思い切って柄ON柄、色ON色にしてみた」とか、
洋服と同じく、1人の人が全く違うイメージにチャレンジ、
なんて事もあるわけです。

ただ、いつも木綿やウールのカジュアル派の人が
たまに柔らかものを着るとしても、そこには何か、
変わらない好みの方向性があるのじゃないか…
その人の抱く理想の型というかね。

こんな事を考えたのは、つい先日の Kimono Rock 大阪に
行った話の時に、なんの気なしに
「私にはロックの要素が無い」と書いたものの、
「では、私の要素とはなんぞ?」と思ったのですね。
私は何系あるいは何派なんだろ、と。
何色のどんな着物の時も変わらない、共通した何か、
ありますかね。




で、ですね。
ここで「シンプル」とか「オーソドックス」のように、
普通のわかりやすい言葉を探してもいいけれど、
絶対に他の人と重ならない「○○系」を各々考えて
自称したら面白いんじゃないか…と思ったんですが
どうでしょう。

「え?何それどういう意味?」と聞かれて解説が
必要なくらいの言葉で、たとえモノトーンで決めようと
カラフルPOPで盛り盛りしようと、常に心に抱く
首尾一貫した「私のポリシー」を表す、○○派。

例えばですね…
「静かなる玉蟲の奏でるララバイ系」
「パリに出没する風の又三郎系」
「いつも心にエレクトリカルパレード派」
「冷ややかに微笑むガネーシャ路線」
「ムーミンママのコーンスープ系」

…とか。
わけ分かりませんね~。
解説要りますね~。

でも、「こういう感じ、こういうイメージなの。
紬でも木綿でも、どっしり縮緬着ててもモンペでも、
私の心の根っこがこれ」
を考えてみるのは楽しくないですか?
いわゆる、キャッチフレーズですね。

ワタクシはですね…
「桂皮たっぷり芳香性健胃消化薬系」
これです。









実りの季節に

2015-10-26 01:27:36 | 謀る
今日あたりから、ぐっと秋めいてきましたが…

新製品かしら?



紫芋ですって。
前からあったのかな。

なんだか創作意欲が刺激されるじゃ
ありませんか。

ここはいっちょ秋らしく、浪漫ちっくに…

ポセイドン・アドベンチャー!!!



…あら。
おかしいわ。
中世ヨーロッパのお城に住む深窓の姫君を
イメージしたはずなのに…。

しかもなんだか、またしても呪力感
醸し出してるっていうか。
そして、何かを彷彿とさせる…何か…

これか!



Kimono Rock Osaka に デンしてきました

2015-10-25 00:41:33 | キモノ de Gozar
今日は普通に着物着て、帰って片付ける余裕がないし、
どうしようか迷いましたが、行ってきました。



着物関係のイベントに行く時は
いつもたいてい1人なので、いつもたいてい
いたたまれない。

きものサローネは、それこそ作務衣みたいな人も
いるだろな~と予想していたので、
割と面の皮厚く行けたんですけどねぇ。

今回はロックだし。
勇気要ったわ。



二部式で美しいキモノ風ポーズとか
やってる場合じゃない。

おニューの足袋下なの~



とか言っても、あんまり意味ない気がする。

そもそも、私の容姿にも性格にも、ロックな要素は
見当たらないのね。
そこが問題の根っこかもしれません。

あ、でも挑戦はしてるな。
挑戦は。
ただ、その挑戦の方向性がラビリンス…。



と、絶賛迷走中で闘争中なので、
秒殺で目当ての物だけ入手してきました。
私、滞在時間最短記録ホルダーでは
なかろうか。



iroca さんの半衿と三分紐。

三分紐はともかく、半衿はね~…。
明らかに私には無理無理感あります。
でもそこは、理屈じゃあなかったんです。

道理を撃破して無理を通す方法を
実は今、考えてます。


走り出したら 何か答えが出るだろう なんて

ワタシは当てにしてるんですがね…。


好きな言葉は「とりあえず」

2015-10-23 18:13:51 | 謀る
見切り発車の良さには自信があります。

この色とこの柄は合うかしら?
質感は大丈夫かな。

その辺が漠然としていても、えいやで
やってしまうのが、いわゆる
トーシローアマチュアってやつです。
綿密な計算とか、いつかできるかな無理かな無理だな。


まぁ…着るのは自分だしねぇ…。



派手なんだか地味なんだか。

地味ではない…わな。