夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

スカラップレースで二部式着物♪

2015-09-27 19:13:52 | キモノ de Gozar
洋服でも、正装と盛装と作業着と寝間着しか無いと
なったら、かなり窮屈じゃないでしょうか。

きちんと四寸幅の帯を締めて着物きるのが
しんどいなーと言うなら、着なきゃいいじゃん。
楽なのがいいなら、一生ジャージ着てれば!
ストッキングにヒールが耐えられないなら、
お洒落は諦めるのね!

…とかねーとかねー。

まぁまぁ、元気出して。

こんなんいかが?




秋向けビエラにスカラップレース生地で二部式着物
作ってみました。
片側スカラップなので、褄下ぐるっとレースに
するために、ちょいと小細工しましたよん。

後ろはこんな感じ。



これは SOU・SOU のカットソー着せてますが、
襟芯入れた襦袢着たら、衣紋抜いても着られます。

腰でリボン結びするタイプの普通の二部式着物も



カットソーやセーターに合わせやすいですが、
これは更にカーディガンみたいな感じで、
上着の着脱が気楽です。



こうなってくると、二部式「着物」とカシュクール風
ツーピースの境目ってなんなんだって
感じでしょうか。

で……
「そこまでするなら、普通に洋服でいいじゃん」
に戻りますねぇ。

私は特に和装文化の振興とか、大げさなことを
考えているわけではなく、単に楽しみで
あれこれしているだけですが…。

残したいと思うなら、もう本当に際限のない多様性を
認めないと無理じゃないかと思うよ。
許容するのではなく、認める。

好きになる必要は、ないです。


いつも手首に …スター!

2015-09-20 00:27:40 | 日記
リサイクルショップで、細工がきれいだったので
買ってあったヘアアクセサリー



帯締めに縫い付けて使おうかと思ってましたが、
Tziporah Salamon さんの The Art of Dressing で
見たブレスレットやバングルの重ねづけに
影響されまして、予定変更。
バングルにしよう!

長さがあるけど、切ってしまうとビーズが
ほどけてきそうなので、螺旋状に巻きつける形が
いいかなー。

と、最初はアクセサリーパーツで土台を
買えないか探してみたんですが、
見つからず。
それではと、厚紙を2センチ幅位に切って
針金を貼り付けてぐるーっと巻いてみると、
針金が飛び出てきたり、厚紙が折れてしまったりと
どうも上手くいかない。

もう、シュシュみたいな感じで作って、
ゴム入れて巻きつける形で行くか…
いやいや、それだとなんだか安っぽさが
出ちゃうよなぁ…
なんて、あれこれ考えていたところ、
ふと浮かんだのが、これ。



まー見事な筒だこと!

これにマスキングテープを螺旋状に貼り付けて
切り抜きます。



内側に両面テープでプラスチック製の形状保持テープ
(帽子のつばやコサージュの形づけ用で
手芸店で売ってます)を貼り付けて、キルト芯で包んで
土台布で包んで、ラメテープでトリミングした
ヘアアクセサリーを乗せて…

完成!



アクセサリーの長さが足りなかったところは、
ラメテープ延長してパールあしらったら、
これはこれでいい感じ。



…いつ使うんだって問題は、とりあえず脇へ。


私はチップスター使いましたが、もちろん
プリングルでもいいでしょう。

しかしこの、Try and error そして Try の
しぶとさと根気が仕事に向けられたら、
よろしいのでしょうけどねぇ。

2つ折りにして紙端に印つけて、きちんと
真ん中にファイリング穴開けるのが、心の底から
面倒くさいのに、長々ミシンがけして芯入れして
半幅帯作ったりするのね。



つまり…

2015-09-06 19:04:24 | キモノ・マインド
そもそも、私はなぜか衣服やアクセサリーに
ものすごくこだわる心根に惹かれるのです。
人によっては、これが食べ物だったり
車だったり、格闘技だったりするのかもね。

自分自身は「お洒落は我慢が無理」のくせに、
気がつけばこんなことになってました。



多分、Bill Cunningham New York の
リピート視聴回数選手権に出場したら、
世界大会クラスに行けると思う。
軽く 2~300回見てるもんね。
もう字幕無しでいけます。
英語聞き取れてるからじゃなくて、
字幕覚えちゃってるから。

で、この春にこの本の映画版 Advanced Style を見た
わけですが、こちらもDVD化されたら、
超リピート視聴確定です。



そして、ふと思ったのが
「N.Y.に行って、この人たちに会ってみたいなぁ」
でした。

今時、ニューヨークに行きたいなんてのは、
とんでもない夢物語ではないかもしれません。
が、私の場合は、仕事辞めるでもしない限りは
結構難しい…。

そんな中、メイン出演者の Tziporah Salamon さんが
来日して、セミナーを開催すると!
東京だよね。多分ね。
でも行く!

というわけで、大阪~東京日帰りしてきたので
ございます。

私はファッション関係で働いている訳でもないので、
セミナー受けても仕事に役立てられる見込みはありません。
英語もまともにできないから、
実際的なファッションアドバイスを
受けたかったら、交通費+参加費にかかる金額
払えば、もっと実際的な指導を受けられる
場所がある事も知ってました。

でも、会いたいなぁ。
会って、「すごく会いたかったんです」って
言ってみたいなぁ。
けど夢のまた夢だなぁ。
と思ってた事が、ちょっと無理すれば
なんとかなる範囲に転がり込んできた!

というわけで、行ってきましたのです。


セミナー開催情報知ったのが、ちょうど
この着物縫ってる最中だったので、
「これ見せに行くーっ」とね。

  






帯揚げは CHOKOさんサンライズレオパード、
帯留め Yuminique さん、
ピアスは turr 羽虫。

半衿は真っ白だと似合わないので、
ネットレースかぶせました。



帯はなんちゃって自作。
スワロフスキービーズ、大判振る舞い~。




テーマは、
すーいーへーいーせーんの彼方からっあっあああ~♪
で、朝焼けの海です。
どだ?





行ってきました

2015-09-06 18:37:10 | キモノ・マインド
行ってきました!



結局、ろくに英語力もレベルアップしないままの
体当たり参加でした。

なんと、Tziporah さんの滞在ホテルの自室での
セミナー、距離が近い!


すみません、私の相変わらずの撮影力で…。

何回着替えていただいたでしょうか。



アクセサリーもアンティークもの盛りだくさん。



私の拙い英語力で理解できたのは、
「着ることはアート」
「絵を描くようにドレスアップする」
「ストーリーをもたせて纏う」
ということでした。

「足元を見るでしょ。自分の靴が目に入る。
美しいものが目に入れば心地いい。
なぜ醜くなる必要があるの?」
「ハリウッド女優が、エレガントなドレスに
カウボーイハットを合わせたりするわね。
あれは許せない!
トータルでエレガントじゃないのよ!
カウボーイハットがかぶりたければ、
カウボーイスタイルの服を着るべき」
「イヤリングは大事よ。顔の一番近くに来る、
あなたの顔を彩るアクセサリーよ」

統一感をもたせること。
小さなアクセサリーに至るまで、「なぜ」それを
選んだのか、自分に問いかけてみること。
優雅な女性的な装いをためらわずに楽しむこと。

…なんせ、私の英語力ですからね。
たーぶーんー…なんですが。

でも、めまぐるしく衣装チェンジする Tziporah さんを
見ながら、つくづく感じたのは、どんな衣装をまとっても
着ているご本人が主であるということ。
どんな個性的な色柄の服でもアクセサリーでも、
着ている人の皮膚の延長のように「属して」いる。

翻って、私が服を着る際に「まぁまぁこれ位なら
許せるな。ちゃんとサマになってるな」というのは、
まず「その服の目指す理想イメージ」があって、
私がそれを邪魔しない、という時。
つまり、モビルスーツのような服があって、
私がそこにスポッとはまる感じですね。

なんていうか…ヤドカリ……?

不思議なことに、これが着物だと、
金額的な問題はさておき、それが私に属するものか、
ゴージャスすぎるヤドカリの殻か
判断できるのですが。

なら着物オンリーにすればいいじゃんなんですが、
せっかくどちらも選べる環境にいるのですからね。
精進して参る所存でござりまする。



ありがとうございました!


…では、お暇なら見てよね
の言い訳編に続きます。