夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-79E 7号機の試し撮り映像を YouTube にアップ

2021-01-06 14:05:39 | Weblog
昨年秋、11月23日に試し撮りした映像は XP のワークステーションに取り込んでありました。しかもそこそこまで編集して BGM も入れてました。
夕べ、全編3分10秒を確認して本編集をして完成。


Premiere6.5 から書き出して毎度お馴染みの Shotcut で mp4 に変換しようとしたらコーデックが Canopus なのでうまく読み込めません。
今朝になって改めて Microsoft DV コーデックで書き出し Windows7 のワークステーションに持ち込んで「今度はいいだろう」と思ったら変なところでノイズが入っていて NG。これは前にも経験しています。
ついでにもう一度 Premiere で細部を詰めて書き出しました。


ノイズは原因不明ですが再書き出しで大体解決します。もう一度 7 のワークステーションでエンコードしたらあっけなく完了。


動画のアップロードまでの過程はしっかりノートにメモしておかないと毎回記憶を辿って作業したんじゃいけませんね。特に Shotcut の設定は重要です。

これがアップロードした動画です。

サムネイルをクリックすると Youtube で再生されます。気が向いたらご覧ください。

HD を見慣れた目では寝惚けた映像に思えるかも知れませんが撮像管カメラと Umatic テープによる独特の味があります。
あくまでもテスト撮影で、撮像管を暖める工程を省略したので最初のカットは消化不良ですが徐々に本来の映像に近付いていきます。
晩秋の枯れた風景と低い陽射しの山里、なんともいえない郷愁を表現するにはアナログの曖昧さは最適だと思います。

参考のために Umatic と miniDV テープを並べてみました。


今回のテスト撮影で工房にある放送用3管カメラ Ikegami HL-83 HL-79D HL-79E 2台 HL-95 の5台全部使えることが確認できました。
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ヤフオクでゲットした NIKKOR 28mm レンズが届いたぞ

2021-01-05 15:27:32 | Weblog
Jr の FinePix S2 Proは昨年試し撮りしたら確かにフィルムに近い発色ですっかり気に入ったんですが、手持ちのレンズで広角は 35mm しかありません。
35mm では 1.5x でフルサイズの 52.5mm に相当、これでもいいんですが北信濃や越後の松之山大地の風景を撮るには広角レンズが必要です。FinePix S2 Pro はNIKON F マウントレンズが使えるのでヤフオクで探したら格安のが見つかりました。


Ai Nikkor 28mm です。しっかりキャップも付属。


後玉のキャップもあるのは嬉しいです。


レンズは綺麗です。28mmx1.5 で42mm に相当、本当は 20mm だともっといいんですが。


さっそく Finepix に装着。


操作が不慣れでファインダーの映像がぼやけていたのは電池が入っていなかったからでした。問題なく使えます。

今までの 35mm は私の Nikon FE に付けることにしました。


FE は Ai も 非 Ai も使えるので便利です。Ai レンズの場合はこうします。


非 Ai の場合は小さなボタンを押して爪を起します。

以前それを知らずに爪を起さずに非 Ai レンズを無理に取り付けて危なく壊すところでした。

ここで Jr がNIKON F を持ってきました。「お前、F 持ってたんか!」


親子してカメラコレクターになっちゃいました。
二人でフィルムカメラとデジカメと放送/業務用カメラ、8ミリカメラと16ミリカメラで一体何台あるんだ!

そうそう、思い出しました。昨年秋に Ikegami HL-79E 3号機の試し撮りをしたテープはどうしたっけ。
まだ BVU-150 に入ったままでした。

これ、ワークステーションに取り込んだっけ?

モニターで確認したらまあまあの内容が撮れていました。編集して YouTube にアップしよ。
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今日は寒さがゆるんだので作業台作り開始

2021-01-04 14:50:21 | Weblog
汲み置きの湧き水が残り少なくなったのでまずは水汲みです。
隣りの信濃町、通称もろこし街道の入り口付近です。


黒姫の湧き水が豊かに流れ出ています。


帰りに夏場のウォーキングコースのスタート地点に寄ってみました。黒姫も妙高も霞んでいました。冬は歩く気になりません。信濃町は真冬に気温がマイナス20℃まで下がることもあります。北海道並みです。


これはわが町で最も景色がいい所です。東に志賀高原の山並みが、、今日はよく見えませんね。


自宅の雪はこんな具合です。たいしたことはありません。


午後になったら気温が上がってきたので思い切って作業台の材料を切断することにしました。


おっと、忘れてた。作業台完成までビデオカメラで記録するんだった。


アングルを重ねて切断するのは刃がケッチンを食らって危険です。切断中は絶対顔を刃の上に出しちゃいけません。保護眼鏡は必須。でも重ねて切れば寸法の絶対値はともかく相対的に同じ寸法になるので溶接で組むとき有利。


カーポートの雪が解けて垂れているので溶接はできません。天気と相談して気長に進めましょう。
鋼材を溶接して形にしていくのは楽しい作業です。
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72歳の誕生日に ZENZA BRONICA S2

2021-01-03 15:12:49 | Weblog
そろそろ本気で撮ろうと ZENZA BRONICA S2 を収納してあるバッグの中身を確認です。


三脚は GITZO と Manfrotto を持っていますが Manfrotto の方がフィットするようです。


しっかりしているし角度調整もやりやすいですね。発想の転換でビデオ三脚ってのもありです。


フィルムはフジのリバーサルが入っています。フィルムパックのあれを "1" まで回せば撮影可能です。

フィルムを裏返しにセットした、なんてことはないと思います。

自作の引き蓋は正規の物と形は違いますが


問題なく使えます。


レリーズももっともらしいのを用意してあります。


シャッターが正常に動作するのは夕べ確認しました。
露出計は電池対策をして Finepix で確認した反射式と別途入射式があれば状況に応じて使い分けができます。


アマチュア写真家はとかく講釈ばかりで見え透いた写真しか撮れないと常々感じています。
コンテストに入選した写真を見てもどこかで見たようなのばっかりですし、タイトルの付け方が説明になっちゃってるのはいただけません。
私の場合は映像に長く取り組んできたので写真一筋の人とは恐らく視点が違います。「決定的瞬間」ではなく時系列で捉えるし、写真はそのときの状況を伝える媒体という考えです。

と、偉そうなことを書きましたがどんな写真が撮れますことやら。
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今年は銀鉛写真も撮りたいなあ

2021-01-02 15:54:38 | Weblog
暮れに16㍉カメラを出して馴らし運転していつでもスタンバイOK。3台のうち Arriflex 16S はトライ-X (露光指数 デイライト 200) を屋外で使うことを考えて ND フィルターも用意してあります。
何を撮るか、どんなショートフィルムを制作するかは未定ですがロケを考えただけでワクワクします。
今年の計画をあれこれ考えていますがビデオと16㍉の他に銀鉛写真もやりたいですねえ。

ということで、フィルムカメラを引っ張り出してみました。
まずは ZENZA BRONICA 確か S2 だったと思います。これは写真館に勤めていた従兄弟からのもらい物です。


摺りガラスのピントグラスに写る風景は独特の立体感があります。


従兄弟が気を利かせて 120 リバーサルフィルムを2本付けて送ってくれたので1本試し撮りしましたが、露出計の不具合で昼間の風景が夜景になっちゃいました。
露出計はその後ショットキーバリアダイオードを組み込んで電池の問題を解決したので今度は大丈夫なはずです。それとこのカメラの特徴の引き蓋が欠品していたので自作したりシャッター幕の不具合が出て直しました。

レンズはやや広角(?)の 7.5cm なので風景を撮るには好都合です。追記:7.5cm は標準レンズでした。


NIKON の一眼レフも2台このバッグに入っています。


こうして並べても昔のカメラはいいですねえ。


レンズを付けてあるのは FE。


もう一台は FM。


FE はフィルムが入っています。


モノクロ用フィルターも付けてあります。

フィルムはもう期限切れですが自分で現像もやってみたいのでテスト用にします。引き伸ばしは遠い昔やりました。一度は一晩じゅう中腰で夢中で作業して腰が動かなくなりました。

まだあります。現場監督が2台。操作はシャッターを押すだけですが 28mm レンズなので面白い写真が撮れます。私は望遠で引っ張ったり背景をボカす写真は嫌い!

右の "WB" は何度か実際に撮りましたがフィルムが途中で送られなくなったのでいつか調べる必要があります。
左の "ECO" は電池が入っていていつでも使えます。

まだありました。OLYMPUS PEN が2台。EE と EE-2 です。

これも手軽に撮るには最高。ハーフですがきれいに撮れます。近頃のカメラは「高画質」=「高解像度」になっちゃいましたがそれは違います。(私の持論)

Jr も OLYMPUS PEN を2台持っていて1台は内部の配線が切れたのを苦労して修理。モルトはどれも自力で張替えました。
どのカメラも実に個性的で何を撮るかで選ぶことができます。撮りたい対象はいくらでもあるのでこれからが楽しみです。
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元旦から趣味の金属工作

2021-01-01 16:46:15 | Weblog
大晦日の紅白? そんなもの何の関心もないのでもちろん見ません。またしても雪掻きの影響であっちこっち痛むのでまた変なものを作って早く寝ました。

今日はその続きです。これは改めて作業を再現したものです。

16mm のアルミパイプの余りがあったので

絞り加工をするのにパイプカッターが使えるのは前に経験済みです。


前は回転刃のままカット寸前まで絞りましたが今回は刃を外して適当なワッシャを探して


取り付けます。


これで締めながら回して絞ります。


絞りが出来たら長さを決めてカット、どうでもいいんですが滑り止めに熱収縮チューブをかぶせて穴を開けてタップを立ててネジ箱に入っていた金具を取り付けて完成です。


これを何に使うかというと Arriflex 16S のモーター軸を受けるゴムのカップリングに被せるんです。

パイプを絞ったのは内径をカップリングの外径より若干小さくして締めるためです。

このカメラは恐らく40年以上前の物ですからカップリングは劣化して硬くなっているしハメ合いが緩めです。手元に来て最初に動かしたときスリップ気味でした。
部品で入手するのは不可能でしょうから前にも色々考えて似たような物を作って、普段はモーターを外して換わりにカップリングに被せていたのですが、昨日テストする際不具合があったので作り替えることにしました。

今度は大丈夫です。前のはロック部が薄くてハウジングの径がほんのわずかですが小さくなってモーターが入れにくくなっていたんです。


モーターの軸はタイコになっていてカップリングに挿入する仕掛けです。


このパイプをカップリングに被せておけば少なくとも伸びちゃうのは防げるだろうと希望的観測です。
世界中でこんなことをする人間は誰も居ないでしょうね。
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